cocoaちゃんから通知が来た話~リアルタイムじゃない実況~

前回

そんなわけで検査当日、9/18金曜日事前に取っておいた有給のため仕事は休みでした。私の5連休……
「検査場までは公共交通機関のご利用は控えてください。何でいらっしゃいますか?」という畳みかけの質問をされた際、一大人として「自転車で」と答えるところを「チャリで」と答えたのもいい思い出です。
そして宣言通りにチャリで来た。
実際に検査をしていただいたのは区役所だったんですが、いつも役所行くときはバリバリ公共交通機関しか使ったことがなかったので、徒歩やチャリでは初。そして私は天才的迷子。又の名を「方向音痴」。
検査場には5分前に到着するように。それより前には来るなよ、絶対来るなよ!というお達しがあったので、遅刻するのも早すぎるのもダメ(検査前後、役所の建物内に入るのも禁止されています)。

だが遅刻は社会人として「ダメ、絶対」と思っていたので、10分前には着いているようにGoogleMap見て逆算して、家を45分前に出た。

15分で着いた。

この日、東京は久しぶりの快晴。前日まで最高気温は30度を超えていなかったのに、この日「だけ」33度。翌日からまた涼しくなりました。何の罠だよ。
自販機でポカリを2本買って30分の間に2本とも飲み切った(結局どこにも入れないので、近くの公園から、そばにある学校の体育の様子を30分見ていました。ポリスメンに会わなくてよかった)。

さて検査です。
役所で、とはいえ、建物の中には入れないので駐車場に特設されていた検査場。入口らしき周辺に3人のポリスメンではなく警備員が立っており、近づこうものなら「検査ですか?予約制ですが事前にお電話はいただいてますか」とまたも畳みかけられる。
「ああああああああ、予約、予約してますハイ」とめっちゃ挙動不審になる私。「予約表がメールで送られているかと思いますが見せてください」とのことで事前にいただいていたメールを見せると警備員がモーセの十戒のように左右に分かれ、道ができる。
そして防護服を着た受付に通される。リアルバイオハザード…!!!とか思っていたのは内緒。
ちなみに受付の方、警備の方、検査に来ている方とも必要最低限の触れ合いしかないようにすべて設計されていました。すごい。

で、検査。
インターネッツってとっても便利なものがあるので、どんな検査かなーと思って調べてたら唾液で検査なのもあるのね。これは痛くなくてとってもいいね!

普通に鼻に綿棒突っ込まれましたね。私の地域。
しかもインフルの時と比較にならないくらい「グリグリグリグリ」されましたね。痛いとか痛くないとかじゃなくて、鼻腔内を乾燥させる気満々の綿棒の使い手。マスクの下で、私は検査されている間ずっと「ほ、ほげ、ほほげ」と囁いていました。頬毛。

30秒程度グリグリされた後はただ帰ります。
建物の中に入ることは禁止されているし、特に役所に用事はないので、テニスをしている学生を横目にチャリにまたがり家路を急ぎました。

で、検査前にもらったプリントを読むと「通常2~5日程度で検査結果は出ますが、連休なので、17~18日に検査を受けた方は20日か23日になります」と。これは私は23日になるだろうなぁと思って、自宅待機中の夫にも情報を共有。お互いの会社へ連絡をし、あとは検査結果を待つばかり。

9/20日曜日。
陰性の電話。

いや、早くない!!!????

そんなわけで無事に陰性を勝ち取った私は、うきうきで連休中の上司へ連絡を入れてホッとしていると、隣で夫がぼそりと。

「22日から仕事……って言われた…俺の予定では23日まで休んで24日から復帰のつもりだったのに……働きたくない」

渾身の働きたくないが出ました。人間1週間休むと、渾身の一撃が出ますね。結局、夫婦二人とも22日まで休んで23日から仕事になりましたが、夫は出かける寸前まで、今日、本当に仕事かなと疑っていました。仕事です。

そんなわけで無事に陰性が出まして社会復帰がなりました。

ここから思ったことを。
「接触者」となった時点で、「陽性者」と同じ動きを取らなくてはならないことは理解しているつもりでしたが、実際になってみると全然理解していませんでした。ちょっとした微熱が出る(毎日検温実施して会社に報告していました)とハラハラします。
あと毎回「接触者」になるたびに同居人である夫も仕事を休まねばならない。ということが今我が家の恐怖になっています。主に収入的な意味で。

そして私のnoteにはいつだってオチがないのでこの辺でcocoaちゃん話を終わらせます。

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