所詮、人は皆身勝手だと言う話

もうそろそろ、ネタが尽きてきた。
友達そんなに多…多いけど、読み物として楽しい人…も多いけど、私の能力の問題だった。書こう。

書いていると周りから「私も書いてよ」や「書いても良いよ」などと持ちかけてもらえるのでネタだけはたくさんある。ありがとう、友よ。
みんなの自己承認欲求を満たせるように頑張るね。

今日勝手にお話しするのは、と思ったけど、勝手にではなかった。「どう書かれるのか興味がある」という一人だ。
仮にM美としよう。仮だよ?仮だからね?

彼女を形容する言葉はない。
周りの評価も「わがまま」「気遣いの人」「大人」「子供」と全部バラバラだ。
私がM美に抱く印象は「私の知らないファッションをたくさん持って(知って)いる人」ということ。
「服を着るならこんなふうに」の環ちゃんみたいなイメージ。全身ピンクでやってきたときには、「林家ペーパー子かよ!」と突っ込んだが、それもまたおしゃれであった。
なんなの?私が全身ピンクにしたら間違いなく林家だよ。
そんなM美は決してオタクではない。だが一途だ。そして単純にファンだ。繋がりとか特に求めていないし、繋がったら七面倒くさいことをよく知っている人なので、本当にただただ純粋に「ファン」である(なのに何故か、こういう人は得てして、スタッフや本人から繋がりを求められることが多い。純粋であるが故の勝利かもしれない)。

昔、ファンってなんだろうなと考えていたことがあったが、出た答えは「輝いている人をもっと輝かせたい人」と自分の中で結論づけた。
M美はまさにそれだろう。
但し、M美は自分の中で「それは私の身勝手だと理解している」けれども。

そんな彼女がここ数年追い続け、輝かせたかった人がいた。敢えて過去形。
何故なら彼は自ら輝くことをやめたから。
恐らくこの先、表舞台には戻らないだろう。それをわかっていても、M美は「最後だ」と言われるその日まで、と懸命にその日を待って、待って、ひたすらに耐えて、ファンレターを書き続け、『光の世界に戻るその日まで待っていてほしい』と言われれば、光の世界の舞台をどうやったら用意が出来るか考え。
最後の一人となっても懸命に彼を待っていた。
恐らくそれが彼女の敗因だった。

彼女は唐突に彼から「もう待たないでほしい」と最後通告を出される。本当に急。昨日までニコニコしてた人が今日はもうお前嫌いっていうレベル。無理じゃん。スターからの死亡宣告。出禁よりつらい。

だがM美は今日も「あなたに会える日を心待ちにしている」と世界にメッセージを放つ。
無論、彼もそれをどこからか見ている。
何故待つのか?
M美の心を代弁すれば「個人的に待つなと言われただけで、公式発表じゃないから」だろうな。

待たないで、と言われても待ち続けるM美も、待てと言いながら、さっくりと世界を諦めたら「待つな」というスターも。
どっちも身勝手ですよね。

って、外から見てる私が一番身勝手な感想を抱いている。
相変わらずオチはない。


2020/07/16 14:49追記
M美が言っていた明言をここに残しておくのを忘れていたので。
「告白したわけじゃないのに、ごめん、君とは付き合えないと振られたような気持ちだ」
言い得て妙。

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