BigscreenBeyondを使ってみて
はじめに
こんにちは。VRChatのこくsayです。
今回はBigscreenBeyond(以下BSB) を使ってみての感想です
買うか迷われている方は参考にされてください。
※ あくまで個人の感想です。また、このあと詳しく書きますが、VR睡眠がしやすそうという動機で買っているので人によっては全く参考にならないかもしれません…
比較HMD/PC環境
私が所持している下記のHMDとの比較で評価をしています。
比較HMD
Quest2
Quest3
Valve Index
VIVE Pro Eye
PC環境
GPU: RTX3060 ->RTX4080Super (※3060ではきつかったので4080Sに乗り換えています。後述します。)
CPU: i5-13600KF
メモリ: 32GB
結論
個人的には購入して正解だったと思います。
ただし、これは私の求めていたHMDの条件に合っていたからで、indexのように万人におすすめではないと思いました。
特に、バニラのまま(購入してそのまま。ストラップ等の変更をしていない状態)だと個人的に物足りなく感じました。
そのため、VR睡眠のしやすさやHMDのつけ心地の優先度が高く、BSB本体以外で多少の出費をすることになっても問題ない方向きだと思います。
考慮していない項目
BSBの体験記事で下記の項目の良し悪しが語られていることが多いですが、私は気にしないのでこの記事では考慮しません。
以下の項目が気になる方は、他の記事を参考にしてください。
視野角
解像度
発色
マイク
レンズのグレア
購入動機/求めていたHMDの条件
VR睡眠がしやすそうなHMDがほしいというのが購入した一番の理由です。
ずっとIndexやQuest3でVR睡眠をしていましたが、仰向けで寝るのがつらくて困っていました。
そんな時、軽く小さいBSBが最適かも?と思い購入しました。
良かった点
1. 小さい!軽い!
Quest2が500gに対してBSBは127g。圧倒的な軽さです。
小さいことはもちろん購入前から知っていましたが、それでも実物を見た時はびっくりしました。それぐらい小さく軽いです。
2. ストラップ変更で最強のVR睡眠HMDに!
私が購入を満足している理由の8割はここにあります。
最強のVR睡眠HMDが欲しければBSBをオススメします!!
VR睡眠といえば.…
「HPのかわりにMPが回復する」と言われているように、私も寝にくいのが当たり前だと思っていましたしそう考えている人が多いのではないでしょうか?(一部HPを消費しないVR仙人もいらっしゃるみたいですが.…)
BSBはその常識を壊してくれました。
BSBのストラップをBOBOVR(Quest2用)のストラップと組み合わせることで最強のVR睡眠HMDになりました。
(noja工房様のカスタマイズパーツを使用します。)
HMDが重くて仰向けで寝るのが辛い
Quest2,Quest3の初期ストラップのようなゴムベルトだと装着時の安定感が物足りない。また、後頭部だけで締め付けの調整を行うため調整がシビア。
Indexは装着感は文句なしだが、後頭部と横(スピーカー)が出っ張っていて寝にくい
これらのデメリットを全て打ち消してくれたのが上で紹介したカスタマイズです。
- 軽いため仰向けでも寝られる。
- 前頭部BOBOVRのストラップで安定感◯。
- 後頭部のベルトは程よい締め付けにして、基本的にはBOBOストラップとカスタマイズパーツとの角度で締め付け度を微調整可能。
悪かった点
スイートスポットがかなり狭い
HMDがずれるとすぐ画面がぼやけてしまいますし、他HMDと比較して明らかにピントが合う範囲が狭いです。
最初の頃はかなりストレスを感じましたがストラップの変更による安定感の向上と慣れで多少感じにくくなりました。
あとIPDが合っていないのも原因の一つのようなので、いいタイミングで交換をしたいと考えています。
目の周りが暑い/鼻の隙間からリアル世界が見えない
ピッタリくっつくフェイスパッドは時間が経つにつれて暑苦しくなってきます。また、他のHMDのように鼻の部分の隙間からリアル世界が見えないのは地味に不便でした。
そのため、フェイスパッドの鼻下部分をカッターで切り落とすことで多少は暑さがマシになり、利便性も上がりました。
しかし、一個しか無く追加購入もできない(2024/10/25現在)フェイスパッドを切るのはかなりリスキーなのであまりオススメはしません。
(やる場合も自己責任でお願いします。)
要求スペックが比較的高め
これは私の環境の問題ですがGPUの要求スペックが比較的高めでGPUを変更する必要がありました。
私はRTX 3060(12GB)を使用していました。
元々Indexを使用していた時、私のホームワールドではFPS70程は出ていました。しかし、BSB購入後描画の設定を諸々調整し許容できる範囲まで画質を落としましたがFPSは20~30代まで下がりました。
HMD自体の解像度の問題だと思うので仕方のないことだと思いますが、VRChatterはRTX3060の使用率が高いと思うので購入する方は気をつけてください。満足に使うためにはGPUごと変える必要が出てくるかもしれません。
また、BSBのdiscord鯖で、使用しているグラボのアンケートがありましたが4090が圧倒的(2位と三倍差)で3080,3090,3080ti.…の順位でした。
BSB使用者の大半がミドル上位~ハイエンドのGPUを使用していることが推測されます。
購入を決めた方へ(気をつける点)
BSBの購入を決めた方に向けてです。
スピーカーが内蔵されていないため、Bluetoothイヤホンや、USB-Cのオーディオアダプターを購入する必要があります。
以下は、有線のイヤホンを使う方に向けて注意です。
Type-Cのオーディオ変換アダプターには
アナログ接続タイプ
デジタル接続タイプ
が存在しますが、BSBで使用する場合は
デジタル接続タイプ もしくは アナログ・デジタル両対応
の物を買いましょう!
参考: https://www.itmedia.co.jp/mobile/amp/2111/29/news060.html
これを知らず購入した物がアナログ対応だったので、BSBにつなげても音声が出ませんでした.…
こちら を買いなおしました。
さいごに
2週間限定で2万円引きのセールやってるらしいですよ!!!
11/8(金)までのようなので興味ある方はぜひ!
(ステマジャナイヨ…)
(おまけ) 僕の考えた最強のVR睡眠用HMD
自慢したいので置いときます。
BigScreenBeyond
BigscreenBeyondを除いてカスタムにかかったのは約23000円ほどでした
後頭部のベルトはBSB付属の頭頂部を支える方のゴムベルトです。
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