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妊娠後期のこと
2025年を迎えてすぐ、妊娠後期に突入した。
日に日に大きくなるお腹、圧迫される胃、近すぎるトイレと途切れる睡眠。体調は控えめに言ってもいまいち。
昨年のうちに産休に入って本当によかった。休職して1ヶ月、早起きの必要がないことと自由にお昼寝ができることに心底救われています。
年が明けてしばらくは入院準備やベビーグッズのリスト作成に注力していて、これを仕事をしながらこなすのはなかなかの頑張りが必要だったと思う。法定の産休開始日は2/15、まだまだ働かれている妊婦さんも大勢いらっしゃるはず。本当に頭が下がる。
今週末に引越しを控えているため、グッズ類は目星だけつけて、未だ購入せず。抱っこ紐・ベビーカー・ハイローチェアはこれから店舗に見にいこうと思っているけれど、ちょっと想像していた以上に体調が悪い。
もっと前から検討するべきだったかと頭をよぎるものの、仕事してたから無理とすぐに結論づける。安定期に何をしていたかというと、仕事。つくづく妊娠と仕事は相性が悪い。
間に合うのかという焦りと、出産に向けた準備をするなかで沸いてくる疑問の数々、いずれ直面するであろう母乳や離乳食問題で気持ちはぐるぐるして、いよいよ不安が膨れあがっている。
先日、夫と一緒に住み始めて丸2年を迎えて、まもなく去るこのおうちの記憶がそのまま、夫とふたりの暮らしの思い出になるんだなあと考えてまた泣いた(参照:前回投稿。泣きすぎている)。
ぼろぼろ涙を流すわたしに、「寂しい?」「不安?」と投げかけてきた夫の2択は秀逸だったと思う。「寂しい」と答えたけれど、不安も相応にある。
29週時点でお子は逆子、見えてきた帝王切開は現実になるのか。その場合、3月中旬に生まれるとして、いよいよ保育園決まらない問題に直面することになるのか。また元気に働くことを今回改めて望んでいるけれど、ちゃんと復帰できるのか。できない場合の我が家の家計は、エトセトラ。エトセトラ。
夫との関係も今が一番いいかもしれないなあと思うとため息が出て、「今が一番幸せかもね」と言ったら、「そんなことないよね〜」とお腹に向かって話しかけていた。子煩悩はたぶん間違いなく、その点はまったく心配する必要がなさそうでなにより。
不安は尽きないけれど、健診の「順調に育ってます」ほど安心することもないのもまた事実。わたしもちゃんと親になりつつあるのだ、と思うことにしている。