豊かな感受性が「カラフルな彩り」を付ける
「人生、書くということを意識すると本当に豊かになるなぁ」
これは、Enちゃんの言葉だ。
Enちゃんとは、
さとゆみビジネスライティングゼミの卒業生。
Enちゃんは、
司法試験を何年も受けた努力家だ。
就職した会社のエピソードも
ドラマでしか味わえないような世界を垣間見た。
ご自身のことを赤裸々に話されるEnちゃんに、
私は惹きつけられた。
Enちゃん自身が「書くこと」について
得た気づきを語っていたのも印象的だった。
「書くのが好きと思っていたことは、
自分を落ち着かせるため、
現実に自分を繋ぎ止めるために書いていた」
と、おっしゃっていた。
Enちゃんは、物事の感受性が
豊かだと感じた。
冒頭のEnちゃんの言葉に再び触れる。
「人生、書くということを意識すると
本当に豊かになるなぁ」
書く行為は
自分の心の声を聞く作業だと思う。
感動する映画を見た場合、
どんな部分に感動して、どう思ったのか??
自分の心の声を、
耳を澄ませて聞いてあげなければ
文章として書けない。
ささいな1シーンでも、書き起こせるまで
心の声を辛抱強く聞いてあげると
今まで考えつかなかった感情に出会える。
自分の思考を豊かにすることに
つながると思う。
人と違う経験をしてきたEnちゃんなら
多くの人とは違う色を
文章に付けることができると思う。
Enちゃんの感じたことをライティングによって
Enちゃんにしかできない
着色が見てみたいと思った。
Enちゃんの感じたまま
人生にも文章にもカラフルな彩りを加えてほしい。