カンザス州立大訪問記(1/10)カンザス州マンハッタン市
今回の出張はリーダーシップ教育・研究に特化したセンターのあるカンザス州立大の授業と研究体制を見せてもらうためで,ILAのロンドン大会(2011年)以来の友人である Kerry Priest(立教のGL302の教員として来日したことあり)が,最近助教から昇進して准教授になったところでもあります. カンザス(キャンザス)州は米国本土の東西でちょうど真ん中,南北ではやや南.グレートプレーンズと言われる大平原の一部で小麦と酪農の農業州です.最大の都市はウィチタで人口35万人ほどだそうなので,州内に大都市はもちろん中都市もないと言っていいでしょう.これから訪問するカンザス州立大のあるマンハッタン市は人口なんと5万5千ほどで,大学の学部学生が2万人ですから市に与える影響は重大ですね.きのうまでの週末は次の週末のSt. Patrick’s Dayの前週祭?でFake St.Patrick’s Dayだからエンジョイしようといった看板が市内に見られました.毎年学生が飲み過ぎて中毒死したり車の事故で死んだりもしているし,spring breakまでまだ授業が一週間あるし,大学としてはこのFakeをあまり歓迎できないのですが,郡部から市内に出かけてきて飲む人も多く経済への影響が大きいそうです.私の泊まっているホテルにも,泊まりがけで遊びに来ている若い人が大勢いました. 到着した金曜は今シーズン好調のカンザス州立大K-stateバスケットチームのホームでの試合があり,金曜土曜と連続してホテルに若い人のグループが大勢泊まっていました.マンハッタンでは,野球ファンは少数派でひっそりMLBカンザスシティ・ロイヤルズ応援ですが,町全体としては,第一にはK-Stateのカレッジフットボール,第二に同じくバスケットだそうです. (次回に続く)