見出し画像

アロマもハーブも作用する部位が決まっている

アロマオイルやメディカルハーブなどの薬草は
体のどの部位に作用するのか決まっています。
例えばセージのハーブティーは胸腺、卵巣、海馬、視床下部に効果をもたらします。
興味深いことにセージのアロマオイルは上記に加え、肺と鼻翼に強い効果を発揮します。
つまり、セージのハーブティーは胸腺=免疫。卵巣・視床下部=女性ホルモン。海馬=記憶力・思考力。
セージのアロマオイルは上記に加えて、呼吸器、副鼻腔の疾患に効果をもたらすのです。

いくつかの生薬を調合した漢方薬も体のどの部位に作用するかが決まっています。
例えば風邪の引きはじめに効果のある「カッコントウ」は
胸椎1番の横線上に作用します。
胸椎1番は頭を前に下げた時
首の後ろにポコっと出ている骨の事です。
その骨の床と並行する水平線上に作用します。
その線上には肩こりを起こす上僧帽筋があります。
なのでカッコントウは肩こりにも効くのです。
風邪やインフルエンザは喉から感染し
進行すると気管支に下がっていきます。
カッコントウは胸椎1番の高さにしか効果が無いので
進行した風邪には効かないのです。
この様な事は製薬会社も医者も知らないのですが
大昔から経験的に風邪の引き始めや肩こりには
カッコントウが良いと謳われているのです。

ハーブの作用部位を調べた
何百種類の研究データの中で
最も興味深いものは
アンゼリカです。
アンゼリカは心臓の高さで強い反応を示します。
また大きな動脈にも強い反応を示しました。
更に特殊な方法で分析したところ
アンゼリカは血管に居着き血液循環障害の原因となっている
クラミディアやウィルスを駆逐し
循環障害を改善する作用がある事がわかりました。
これがアンゼリカは月経不順に効果があると言われる所以でありましょう。
そしてアンゼリカが脳下垂体にも作用している反応を捉えました。
それも下垂体前葉には促進する反応。
下垂体後葉には反応しませんでした。
アンゼリカは不妊治療に効果的と言われますが
下垂体前葉から分泌されるホルモンは
妊娠しやすくさせるホルモンです。
後葉は子宮を収縮させるホルモンがでるのです。
刺激すると流産の危険が高まります。
偶然かもしれませんがアンゼリカは下垂体後葉には作用しません。

他に興味深い結果として
ジャーマンカモミールとローマンカモミールは作用部位が大きく異なることがわかりました。
ジャーマンは肺と印堂というツボに反応します。
印堂は精神疾患と関係します。
つまり、自律神経を整えるのです。
ローマンは肺、肝臓、膵臓、腎臓などの中身の詰まった内臓器に反応しそれらの調子を整え体を元気にしてくれます。

他にも興味深い研究結果がありますので
追々発表して行きます。

それではまた。



いいなと思ったら応援しよう!