OM SYSTEM OM-1 不具合相談・質問・機能要望リスト2
不具合相談
●バグらしき挙動を見つけました。
検証お願いします。
発生手順は下記の通り。
EVF色調整に入る。
->infoボタンを押してカラー調整に入る。
->A0、M1 に設定する。(Mを1以上にする)
->OKでメニューに戻る。
->再びEVF調整画面に入る。
->infoボタンを押してカラー調整に入る。
->マゼンダを1STEP動かす(ダイヤルでも十字キーでも)とG6やG7にふっ飛ばされる。
●以前のメールでご報告したフリーズバグの挙動について、追加情報です。
最終的にフリーズしなかったシーンでの動作不具合です。
画面が乱れてフリーズしたかと思いきや、バッファ表示部分は正常に見えていたため、バッファクリアになるまで眺めてみたところ、書き込みが継続され、書き込みが終わると画面が正常に復帰しました。
そのまま撮影を続投したのですが、スロット1にRAW、スロット2にJPG、という設定で振り分け書き込みで撮影していたのにも関わらず、どこかのタイミングで、スロット1にRAW+JPGが保存され、スロット2にはJPGが保存されている、という現象が発生していました。
カメラの設定は、撮影が終わってからも確認しましたがスロット1はRAWのみでした。
おそらく、画面が乱れたバグが発生したタイミングで、この挙動が発生したと推測しています。(時計を見ていなかったので確証はありません)
補足になりますが、私は従来よりEVFの高速モードは使っていません。
全て標準で撮影しています。
https://twitter.com/mharuka1/status/1521712032357445634
https://twitter.com/mharuka1/status/1521725138273992704
https://twitter.com/mharuka1/status/1521728667931779072
https://twitter.com/mharuka1/status/1521725604068225024
要望 AF操作性
●動画撮影中にAFターゲットサイズを変更したいです。
録画をスタートして、状況が変わって違うターゲットに変更したい場合があります。
動画なので止めることは出来ないです。
●動画撮影中にAF追従感度を変更したいです。
撮影が始まってから、AF追従感度がマッチしていないと気づくことがあります。
撮影中に変更したいです。
要望 手振れ補正の操作性
●動画撮影中に手ぶれ補正の効き具合を変更したい。
殆ど三脚据え置きだが、長時間の録画中、途中でパン棒を振って出演者を追いかける、というようなシーンがあります。
また、手持ち動画撮影中に、FIXのように構えて撮影しているシーンから、途中でカメラを振るような、自然な手振れの動きを映像内に取り込みたいシーンがあります。
ボタンを押すたびに、手振れ補正の強度が順番に変わるような、あるいは強弱を入れ替えられる機能が欲しいです。
他社のカメラでは同様の機能が備わっており非常に便利です。
要望 動画撮影アシスト機能
●動画モードで、ウェーブフォーム表示機能(0-1023の波形表示)を追加してほしいです。
ゼブラやヒストグラムよりも、動画撮影時の露出に参考になる情報が得られるためです。
要望 ホワイトバランス
●ホワイトバランス電球色残しONとOFFの中間くらいのオートホワイトバランス設定が欲しいです。
デフォルトの電球色残しONはオレンジが極端に強すぎて人肌が汚く、電球色残しOFFでは全く電球色が残らず完全補正と、両極端な選択肢しかアリません。
電球色だったのかな?となんとなく伝わる程度の「電球色残し弱」の設定か、中間設定をデフォルトにできないでしょうか?
他社のカメラでは調度中間くらいの仕上がりでとても心地よく撮れます。
●カスタムホワイトバランスで、6500Kを選ばせて欲しいです。
6400Kのつぎ、200Kステップで6600Kに飛ぶので、パソコンモニタの6500KとマッチさせたWB条件で撮影が出来ません。
●ホワイトバランスのSTEPが荒すぎます。
色にこだわるので、50ケルビンSTEPで選びたいです。
STEP数を50K、100K、200K、という感じで選択できると良いです。
要望 インターバル撮影
●インターバル撮影の撮影開始時間を最短1秒ではなく0秒にしたいです。
流星撮影の時に、1秒の無撮影時間が発生すると流星を撮り逃します。
0秒が厳密には無理ということで見送っているのであれば、1秒の下に「最短」という設定を作ってもらえるとありがたいです。
●ライブコンポジットのインターバル撮影
都会で星空を撮るのに便利なライブコンポジットですが、インターバル撮影と併用が出来ないのが不便です。
バルブでは都会の空は明るすぎて、星空撮影が楽しめません。
ライブコンポジットだけが、都会で星空を楽しむことが出来るオアシスです。
ライブコンポジット撮影の最初の1カットの撮影時間を繰り返し自動撮影するようなことができれば、ベランダで朝までコンポジット撮影を放置出来ます。
撮影時間は、撮影秒数や積算枚数の事前指定でも良いです。
コンポジットインターバル撮影ができたら、絶対に星空撮影が捗ると思います。
要望 OM Workspace
●OMワークスペースでも、デジタルテレコンを使いたいです。
使う位置をRAWの中央だけでなく、自由に設定出来たらなお良いです。
通常でトリミングするより、デジタルテレコンの画質が綺麗なので。
あとから、デジタルテレコンで撮影しておけば良かったな、と思うシーンがあったりするためです。
●OMワークスペースの白飛び黒潰れ表示が使いにくいです。
白飛びしているところだけ、あるいは黒潰れしているところだけを反転表示される機能が便利な人もいるかもしれませんが、点滅サイクルが遅いくて確認に時間がかかります。
反転して僅かなピンポイントで白飛び黒潰れが発生している場合、絵の中のどこが白飛び黒潰れしているのかが分からず、やっぱり時間がかかります。
カメラ内の白飛び・黒潰れ表示(infoボタンでカスタム表示できるやつ)は、赤と青で表示できて視認性が良いですし、一般的なゼブラ表示のほうが目に刺激がなくて良い可能性もあります。
OMワークスペースの白飛び黒潰れ表示を、別のパターンで表示できるように改善検討お願いします。
https://twitter.com/mharuka1/status/1521735818674851840
●USB RAW現像の高速化を希望します。
具体的には、データの読み書きを、UHS-IIスロットであるカメラ内のみで完結させる方法です。
E-M1 Mark III までは、SDカード内のファイルに対してRAW現像をかけられたと記憶しています。
OM-1では、パソコン内に保存されているRAWデータを、パソコン内に書き出す方法に固定されていました。
USBケーブルを介して、RAWデータがカメラに転送され、それがパソコンに再び戻る動作になりますが、パソコン側が低スペックだったり、USB接続環境が遅い場合に、時間がかかります。
せっかくUHS-IIのダブルスロットなのだから、スロット1のRAWファイルをスロット2にJPGで書き出すモードは搭載できませんか?
そのほうがパソコンスペックに依存せず、速いSDカードだけを手にすれば、とても速いと思います。
また、撮影現場ではRAWのバックアップ記録をしておき、帰宅後にカードトラブルがなければ一気にJPGを生成する、というような使い方もできそうです。
私はたまたま撮影時のカラー設定を全カット間違えていたので、撮影してきた全データをJPGへ再現像する作業が発生し、データがUSB-Cケーブルを往復している様子を見て、もっと時短したいと感じました。
https://twitter.com/mharuka1/status/1521730366817837056
https://twitter.com/mharuka1/status/1521734287271559168
要望 OI.Share
●OI.Share のリモコンモードで動画を撮影開始する場合、撮影中なのか、撮影停止中なのかを、OI.Share側で表示させて欲しいです。
カメラと同様に赤枠が表示されるとか、タイムコードやSDカード残量が表示されるとか、「録画中です」と文字が表示されるとか。
舞台撮影でOM-1でマルチカム撮影する際、カメラがお客さんを掻き分けなければ操作できない場所に設置する必要があり、C4K60pを手放しで遠隔録画スタートしたいシーンがあります。
OI.Shareは、ライブビューモードでは60pが撮影できなくて30pに強制変更され、リモコンモードでは録画がされているのかの確認が出来ないので、どちらのモードでも動画運用が出来ないです。
https://twitter.com/mharuka1/status/1523026396138082304
https://twitter.com/mharuka1/status/1523026690460454912
要望 顔認識選択の操作性
●顔認識の選択を、「ボタンを押しながらダイヤルを回す」、ではなく、「ボタンを押すことで順次選択」という操作を受け付けられるようにならないでしょうか。
同時に顔認識している場合、少ないときは二人、多いときでも5人程度です。
被写体人数が多い集合写真のときなどは、ボタンを押しながらダイヤル操作が素早く選べる場合もあります。
一方で、被写体が二人のときは、ボタンを押すだけで隣の人に選択が移るほうが、圧倒的に素早く選択操作が完了します。
舞台撮影で二人の人物が奥行方向に離れた位置で演技をしており、望遠で狙っていて両方同時に被写界深度に入れられないシーンでは、それぞれにピントを合わせたカットを別々に素早く、しかもそれぞれの演者の表情に合わせてピントをどちらに合わせるか選んで撮影する必要があります。
ボタンを押しながらダイヤルを回す操作は、シャッターボタンから指を離さなければならず、速射性に影響を与えます。
しかも、まぁまぁ構えている態勢が崩れやすくて、フレーミングを見失います。
顔選択が間に合わなくても、シャッターを切ったほうが良い場面で、今の操作系では間に合わないのです。
いまのシーンは奥の演者さんにピントがあったほうが良かった!というシーンが、目まぐるしい動きの中で間に合いません。
人間の顔だけでなく、猫などのAI被写体認識のターゲット変更も、これが絶対に使いやすいはずです。
複数人いても、ボタンを押すたびに順番に選択が循環していけば、連打するだけで選択を変えられますので、これは是非とも搭載していただきたいです。
シビアな撮影シーンで、圧倒的に使いやすくなるので、現在の操作系は残しつつ、ボタンを押して順次選択の機能追加を検討お願いします。
要望 ハイライト・シャドウのYRGB別コントロール
●現在搭載されているハイライト・シャドウコントロール機能は神機能だと思っており、大変便利に使わせていただいております。
一方で、より、カメラの中でクリエイティブに色づくりをしていくために、要望があります。
ハイライト・シャドウコントロールと同様のインターフェイスで良いので、Y(輝度)とRGBを、全て個別にコントロールできるアドバンスドカーブコントロールを入れられないでしょうか?
DaVinci Resolve で色づくりをしていると、カーブがRGB個別に調整できたり、輝度のトーンだけを独立調整できたり、輝度とRGBをリンクさせて調整させられたりと、色づくりの幅が広がります。
例えば、赤色のシャドウ部分だけをアンダーに落として赤黒くして深みを出すとか、青のハイライトだけを落として青空を飛びにくくするとか、カーブをYRGB別に調整できるようになると、カラークリエイターでは調整できないコントロールができるようになると思います。
インターフェイスは、YRGBのカーブグラフが別々に4つ1画面に並んで、タッチでYRGBどのグラフを操作するか選べて、ダイヤルとinfoの機能は今までと同様、みたいな感じで良いと思います。
YRGBを独立コントロールするシーンと、例えばYとRをリンクして同様に調整するシーンがあると思うので、そのあたりの組み合わせが出来ると色彩コントロールの幅が広がると思います。
以上