『プロジェクトストーリー』品格のあるサロンのようなホームページ
クライアントの事業課題を解決に導いた数々のストーリー。ご依頼いただいた経緯やご要望に対して真剣に向き合い、課題解決のため、事前調査や企画設計を徹底的に行ってきました。今回は、まき歯科様のプロジェクトをご紹介いたします。
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01. 品格のあるサロンのようなホームページ
医院のイメージを上品なデザインで表現
client｜まき歯科
まき歯科様は、1933年に東京・代官山で創業した審美歯科を得意とする歯科クリニックです。歯の美しさと個人の想いを大切にしたオーダーメードの治療や、心のこもったやさしい治療を提供しており、院長先生は多くの患者様とよい信頼関係を築いています。
リニューアル公開したホームページは、「一般的な歯科医院ではなく、品格のあるサロンのような歯科サイト」をコンセプトに制作しました。院長先生の治療方針と、自然光がたくさん入り込む心地のよいクリニックを、やわらかさや美しさをイメージさせるデザインで表現。また患者様の予約のしやすさを追求して、ページ数を極力抑え、導線を工夫することでユーザビリティの高いホームページに仕上げました。
02. ご依頼の経緯
過去の別案件でお世話になったデザイナー様からのご紹介で、担当ディレクターに直接お問い合わせをいただきました。
院長先生との初回お打ち合わせで、ホームページの方向性などについて軽く意見を交わし、その場で当社が制作することに決定。後日、ヒアリング内容をもとに構成案を提出して、予算内でいかに魅力的なホームページが作れるかを説明し、ご納得いただいたうえで、本格的なデザイン制作に入りました。
03. 課題・改善提案
患者様目線で予約のしやすさを最優先
医院の魅力も余すことなく反映
リニューアルにあたってのおもな要件は、予約に至るまでのユーザビリティ改善とスマホサイトの改善、既存サイトのリブランディングの3つでした。それぞれ以下のような改善策を提案して、制作に臨みました。
① ユーザビリティの改善
患者様の定着率が高いため、既存の患者様が予約しやすいホームページにしたいというのがリニューアルの一番の目的でした。ご要望を受けて、来院予約時のストレスを極力減らし、スムーズに予約完了できるような構成案を作成。トップページの目立つ位置に予約ボタンや電話番号、診療時間などを載せ、患者様が思い立ったときにすぐに予約できるように改善することを提案しました。
② スマホサイトの改善
スマートフォンからの予約が圧倒的に多いことから、スマホサイトの見直しは必須課題として挙げられていました。改善策として、導線やレイアウトを見直してユーザビリティを高めることや、昨今の潮流に乗ったデザインに刷新することなどを提案しました。
③ リブランディング
まき歯科様は、代官山という感度の高い人が多く集う場所で開院していることもあり、エリアの特色を反映して、院内には洗練された品格が感じられます。また、光の降り注ぐ透明感のある院内で、心配りの行き届いた治療を受けられることも特長です。こうした魅力をそのままホームページに映し出してブランディングにつなげるため、デザイン戦略に基づいた院内写真などを用意して、デザインに活かすことを提案しました。
04. 企画設計
高品質で普遍性のあるサイトを設計
見えないクリエーションにも配慮
ディレクター自身の目標として「最上級品質の歯科サイト」「普遍性があっていつまでも残るサイト」を作ることを掲げて、制作を進めていきました。
細部の作り込みはディレクターに一任されたため、構造設計からテキストの言い回し、文字数や改行位置などに至るまで徹底的にこだわって制作。デザインについても妥協せず、デザイナーと何度も打ち合わせて、納得のいくものを作り上げました。
また、デザインに組み込む院内写真や治療中の写真などは、ディレクター自らが出向いて撮影。医院のよさを知り尽くした院長先生にベストな位置や角度を確認しつつ、より美しく魅力的に撮ることに注力しました。
05. デザイン・開発
サロンのような美しさや心地よさをデザインで演出
光が降り注ぐ明るい院内は写真と差し色で表現
デザインコンセプトは「サロンのような歯科サイト」。院長先生が、清潔感のある院内で一人ひとりの患者様に向き合い、オーダーメードの治療を提供されていることを踏まえて、「美しさ」と個人に寄り添う「心地よさ」を感じられるデザインに仕上げました。
洗練されたサロンのような美しさを表現するために、装飾はなるべくそぎ落とし、黒色のフォントでスッキリと統一。写真を引き立てるデザインで、まき歯科様の魅力がダイレクトに伝わるように配慮しました。また、白色をベースにキラキラと輝くような差し色を入れることで、光のたくさん入る心地よい歯科クリニックを表現しました。このほか、院長先生が醸し出すお人柄や、安心感といった細かく言語化できない部分も、なるべくビジュアル化できるように気を配りました。
06. 最後に
今回のリニューアルでは、集患対策よりも、既存の患者様のために予約しやすいホームページを作ることが最優先目的だったため、いかにスムーズに予約できるかを重視して制作しました。最終的には、パソコンからもスマートフォンからも予約しやすく、医院の魅力を最大限に反映させたホームページに仕上がったことで、院長先生も高く評価されています。
これからも普遍的な価値のある医院のホームページを存続させるために、いつでも頼れるパートナーとして長くサポートしていきます。
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