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地方からでも大丈夫!デザイナーのフルリモートライフ

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はじめに

こんにちは! 株式会社エムハンドの広報チームです📢 弊社ではフルリモート勤務を推進しており、地方に住みながら働いている社員が多く在籍しています。(山と山の間に住んでいる方もいるんだとか…👀)今回は地方在住デザイナーである新入社員のNさんにインタビューを行い、地元で出社していた過去のお話から、採用時のこと、また実際にフルリモート勤務に変わった現在までのお話を伺いましたので、皆様にご紹介いたします。

<今回の主役🎤>
・デザイナー 🎨匿名N(フルリモート)
岡山県在住、ゼネラリストタイプのデザイナーさん。趣味は漫画やゲーム、お絵かき、国内旅行…と幅広く楽しんでいるとのこと。最近は動画編集や3D、アニメーションなど、様々なものに挑戦中! 好きな食べ物はチョコレートで、ロイズやリンツ派🍫 


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01.自己紹介

<質問>
簡単に自己紹介をお願いします。

🎨匿名N:
はじめまして、Nと申します! 芸術大学で漫画イラストを専攻した後、不動産賃貸営業の会社に1年半ほど勤めておりました。どうしても制作に携わりたいと思い、職業訓練を経て前職のWeb制作会社に転職し、地元岡山で数年Webデザイナーをしていました。

📢広報チーム:
よろしくお願いします! 

02.前職について

<質問>
前職ではWeb制作会社に勤めていたとのことですが、会社の規模はどれくらいだったのでしょうか?

🎨匿名N:
10人程度です。コーダー、ディレクター、デザイナー、エンジニア、総務など。人数が少ない会社だったので、アットホームな環境でした。ピザパーティーをしたりとか(笑)

📢広報チーム:
美味しそう楽しそうな職場ですね! 

<質問>
前職では、どのような流れでデザインをしていましたか? 今までの制作物や担当範囲について教えてください。

🎨匿名N:
ディレクターさんからワイヤーフレームをいただき、デザインを行っていました。Webデザインの場合は、コーダーさんからあがってきたサイトのクオリティを確認することもありましたね。印刷物からWebデザイン、ECサイトのバナー制作など、幅広くデザイン業務を行っていました。地元の企業だったので、その地域での仕事が多かったです。

📢広報チーム:
イラスト制作も行っていたと小耳に挟みました👂 どのような頻度で行っていたのですか?

🎨匿名N:
イラストの仕事はそんなに量は多くなくて、10件程度。年に2~3件程度の頻度です。Instagramのまんが広告のイラストを描くこともありました。

📢広報チーム:
思い出に残っている案件があったら教えてください!

🎨匿名N:
ポジティブな記憶として残っているのは「母子健康手帳」をデジタル化したものですね。

📢広報チーム:
母子健康手帳のデジタル化、羨ましい~!!! 

03.転職しようと思ったきっかけ

<質問>
転職しようと思ったきっかけを教えてください。

🎨匿名N:
通勤時間が長くて時間がもったいないと常に感じていて、フルリモートで働きたい…という想いがスタートでした。あとは、純粋にデザイン力を向上させていきたいと思ったからです。

📢広報チーム:
通勤時間は当時どれくらいでしたか?

🎨匿名N:
自転車と電車移動を合わせて、1時間半くらいかかっていました。

📢広報チーム:
俗に言う、通勤時間にストレスを感じ始める時間ですね…。私がまだお姉さん(?)だった頃、片道2時間通勤で心が折れた記憶があるので、お気持ちわかります👍 田舎に住んでいると、職場に出るまでが大変なんですよね。

🎨匿名N:
そうなんですよね~。歳をとると、段々つらくなってきました(笑)

📢広報チーム:
わかります(真顔)デザイン力を向上させたいと思った具体的なエピソードがあったら、教えてください。

🎨匿名N:
以前は先輩がいたものの、ここ数年は後輩との2人デザイナー体制だったので、誰かに教えてもらうという環境ではありませんでした。デザイン力を伸ばしたいと思っても、独学には限界があり…。サイト制作でやりたい表現があったとしても「そこまでやらなくてもいいんじゃない?」とコーダーさんとわかりあえないことも。

📢広報チーム:
oh…。ちなみにデザインの確認は、どなたがしていたのですか?

🎨匿名N:
ディレクターさんが行っていました。ただ、デザインを専門的に勉強されているわけではなかったので、意見が対立してしまったり、「本当にこれでいいのかな…」と思ってしまうこともあって。独学にも限界はあるので、環境を変えてデザイン力をあげたいと思うようになりました。

04.エムハンドに応募した経緯~採用まで

<質問>
エムハンドに応募しようと思った理由を教えてください。

🎨匿名N:
前職の頃からエムハンドのことは知っていて、制作の参考にしていました。たまたまXを見ていたら、岩松さんが求人募集のポストをしていて。「これは!」と思い、応募しました(笑)


▼当時のポスト


📢広報チーム:
岩松さんのXはどこで知りましたか?

🎨匿名N:
チェックバックの投稿からです! デザインに関する情報収集をサイトやSNSで行っていたので、その流れでたどり着きました。

📢広報チーム:
転職活動は本腰を入れてされていたのでしょうか?

🎨匿名N:
はい、エージェントに相談したり、転職活動に特化したサイトに登録をしていました。

📢広報チーム:
何社か受けられたのですか?

🎨匿名N:
転職エージェントさんから「たくさん応募しましょう」と言われていたので、勧められた企業を受けました。全部で50社くらいかも?

📢広報チーム:
えー! 50社も受けたんですか!? 大変だったんじゃないですか?

🎨匿名N:
今は転職サイトから一括で履歴書などの書類を送ることができるので、そんなに手間はかかりませんでした。

📢広報チーム:
便利な世の中になりましたね! ちなみに、当時エムハンド制作のサイトで気に入っていたものがあったら教えてください。

🎨匿名N:
コーポレートサイトとペリカンです!

📢広報チーム:
私も好きです~🤝(画面越しに握手)


▼コーポレートサイト

▼ペリカン


<質問>
採用面談はどうでしたか?

🎨匿名N:
ポートフォリオも履歴書も、事前にしっかり見ていただけていることに驚きました。何社か受けましたが「今から見るね~」といったスタイルの企業が多かったので。一次面接では著名なデザイナーさんやエムハンドの理解度についての質問があったのですが、不勉強なところが多くて答えられず…。正直ダメだと思いました。それでも二次面接の機会をいただいたので、「これはもうがんばるぞ!」と、挽回に努めました。

📢広報チーム:
面接の雰囲気はどうでしたか?

🎨匿名N:
一次、二次、ともに和やかな雰囲気でした。一方的な面接というよりは、会話をしてくださる感じです!

📢広報チーム:
一番印象に残っている質問はありますか?

🎨匿名N:
「エムハンドは、私だ」について、今の自分を表すならなんですか? と聞かれたのが印象的でした。

📢広報チーム:
先ほどの内容以外に、他の企業との面接の違いなどはありましたか?

🎨匿名N:
面接時間がとても長かったことに驚きました(笑)企業によっては、すぐ面接が終わってしまうパターンもありましたし。エムハンドの面接では、しっかりと時間をかけてコミュニケーションをするので、お互いの人となりがわかる機会になっていてよかったなと思っています。

<質問>
エムハンドに決めた理由はなんでしたか?

🎨匿名N:
憧れの企業に内定をいただいたうえに、条件も自分の理想と合致していたので、もう「是非、よろしくお願いします!」という気持ちで決めました!

📢広報チーム:
Nさんにとって、憧れる要因はなんでしたか?

🎨匿名N:
制作サイトのクオリティですね。具体例で言うと、コーポレートサイトでアニメーションの線画が動いている箇所があるのですが「どうやっているんだろう?」と気になりました。アニメーションに力を入れたサイトを制作したいと思っていたので、惹かれたことを覚えています。

📢広報チーム:
ちなみにNさんの「理想の条件」とはなんだったのでしょうか?

🎨匿名N:
フルリモートで在宅勤務ができることです。給与面についてどうなるのかが一番の不安でしたが、前職の経験を考慮した給与を提示してもらったので、安心して入社を決めることができました。

05.入社後のいま

<質問>
どんなところが今までの環境と違いますか?

🎨匿名N:
タスク管理ツールがないことが一番の衝撃でした。

📢広報チーム:
そうなんですね! 前職と現在を比べて、タスク管理方法の違いがあれば教えてください。

🎨匿名N:
前職ではふわっとしたスケジュールを渡され、自分でタスクの管理を行っていたこともあり、見通しが立ちませんでした。今は「スケジュールマネージャー」というシステムでコマ単位で作業が管理されているので、次はこの案件、明日はこの案件…と、やることが事前に決まっているので、私にはやりやすい環境です。

参考:弊社で使用しているスケジュールマネージャー(通称:カニカマ)

📢広報チーム:
人によっては自分でタスクを管理したい人もいるかと思いますが、Nさんはどうですか?

🎨匿名N:
今の方がやりやすいです。今までのデザイナーさん達の経験から目安の作業時間が決められていて、さらに新人期間は×1.5時間など成長フェーズに合わせた時間を設定してあるので、困ることはありませんでした。

<質問>
研修のカリキュラムについて教えてください。

🎨匿名N:
カリキュラムの内容は、実務に近い内容だと感じました。こうやって制作しているんだろうな…という一通りの流れが分かりやすかったです。

📢広報チーム:
具体的にはどのようなことをされているのでしょうか?

🎨匿名N:
今までFigmaを触ったことがなかったので、練習を兼ねて自社制作のサイトをFigmaで模写しました。それから、実業務の下層のデザインを行うことも。座学の動画もありましたし、会議に出席することも研修のひとつで案件の流れを学ばせてもらいました。

カリキュラム概要をチラ見せ
座学で使用している動画一覧

<質問>
デザイン部の雰囲気はどうですか?

🎨匿名N:
質問などもしやすく、穏やかな雰囲気だと思います。

📢広報チーム:
普段はどのようにコミュニケーションを取っていますか?

🎨匿名N:
基本的にはチャットでやり取りをしています! わからないことを質問したり、チェックバックなどはmeetですることも。毎日11時に朝礼、17時には終礼があります。他には勉強会やランチ会などが2週間に1回のペースで行われているので、仕事以外でも話す機会はあります。

<質問>
エムハンドには「クオリティ会議」があると思いますが、参加してみた感想を教えてください。

🎨匿名N:
ワイヤーフレーム会議やトップデザイン会議というものが前職にはなかったので、とても勉強になりました! 実際に通常業務に入る時にも「あ!あの時の案件だ!」と理解しやすくなりました。

📢広報チーム:
前職と比べると、会議の質や量は違いますか?

🎨匿名N:
はい、会議の回数は増えました。ただ、決められた時間のなかで意見を出し合うので、会議自体は短時間で質の高いものになっていると思います。

<質問>
リモートワークをしてみてどうですか?

🎨匿名N:
皆さんコミュニケーションが積極的なので、不便に感じることは今のところありません。一番大変だったのは、PCを置くスペースを確保するために部屋の掃除をすることでした(笑)

📢広報チーム:
あーわかります! 私も初めてのリモートワークだったので、場所を確保するために大掃除をしました(笑)モニターを2枚も支給してもらって嬉しかったのですが、まったく置く場所がなくて。ちなみに家のどのあたりにPCを置いていますか?

🎨匿名N:
私もモニター2枚と本体を支給してもらったのですが、自分の部屋に置いています。他の方はわかりませんが、私はWindowsです。

📢広報チーム:
デザイナーさんのマシンスペックってどれくらいなんですか?

🎨匿名N:
貸与PCのメモリは32GBでした。デザインツールを複数起動してもスムーズに動作させることができます!

📢広報チーム:
そうなんですね! ノンデザイナーの私に支給されたPCでPremiereProを使ってみたら、ずっとマシンが悲鳴をあげていたので羨ましいです(笑)

06. エムハンドで実現したい「私」。

<質問>
成長させたいスキルはありますか?

🎨匿名N:
デザインスキルが一番ですが、もっと言語化や考える力を身に付けたいと思っています。

📢広報チーム:
具体的にどうしていくか、決まっていますか?

🎨匿名N:
まずはインプットを増やすこと。それから細かい部分を見て分析するという意識を増やすことが重要なのかな、と思っています。

<質問>
今後エムハンドで実現したいことはなんですか?~エムハンドは、私だ~

🎨匿名N:
「エムハンドは、私だ。」では「挑戦し続けるのは、私だ。」と回答したのですが、これからも新しいことに挑戦し続けたいと思っています。

📢広報チーム:
具体的な目標は決まっていますか?

🎨匿名N:
一番の目標は、ギャラリーサイトに掲載されるようなサイトを制作することです。好きなギャラリーサイトは「S5-Style」さんなのですが、自分のデザインが載るように挑戦したいと思っています。とにかくモノづくりが好きなので、今は動画や3D、イラスト制作も独学で勉強を重ねています。今まで学んだこと、これから学ぶことを総合して、魅力的なサイトを作りたいです。

📢広報チーム:
「S5-Style」さん、私も大好きで、よく活用させていただいています🙇 最近リニューアルされて、さらにパワーアップしましたよね。エムハンドにもギャラリーサイトがあるので、こちらのサイトに掲載されることも目指してください!

🎨匿名N:
「MARP」ですよね! もちろん目指していきたいと思います!

▼参考記事


07. 地方デザイナーさんに向けて一言

<質問>
Nさんのような地方デザイナーの方に向けて、一言お願いいたします🎤

🎨匿名N:
地方だと案件の規模が小さいのは否めないと思います。地域の案件だけだったり、コンペがなかったり。今回転職してみて一番思ったことは、「1人で戦わなくていいんだ!」ということでした。地元の仕事に比べて案件の規模が大きくなるのはもちろんですが、デザイナーがたくさんいるので相談することもできるし、共創することも可能です。

📢広報チーム:
エムハンドのデザイナーは何人いますか?

🎨匿名N:
20人です。現在育休中のデザイナーさん3名もおります。前職と比べるとデザイナーの人数が多いので「みんなで大きな物に挑戦できる」環境なのが、すごい魅力的だと感じました。フリーランスになることも一時期考えたのですが、やっぱり大きな案件に挑戦したい気持ちがあったので転職を決めました。もし「何か大きな物に挑戦したい!」と思っている方がいたら、「みんなで大きな物に挑戦できる環境」に飛び込んでみることをおススメします!

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おわりに

ここまで、地方在住デザイナーのNさんのお話をご紹介いたしました。「みんなで大きな物に挑戦できる環境」に魅力を感じているという視点が、個人的には一番印象に残っています。また、地方あるあるの1つである「Figmaを使ったことがない」に関しても、研修や自己学習であらかた使えるようになったとのことなので、大きなハンデにはならないのだなと感じました。

ちなみにNさんは、入社3ヵ月後には実務でLPデザインの担当し、初のチェックバックも受けたのだとか👀 もし「今の環境を変えてみたい」「大きな挑戦をしてみたい」と考えている地方デザイナーさんがいらっしゃいましたら、今後の参考になれば幸いです🙏 最後までお読みいただきありがとうございました。


▼実際のチェックバックはこちら

これが▼
こうなって…完成版は以下のサイトをご覧ください👀

▼Nさんがデザインしたサイトはこちら


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