『入門Webディレクション』 知っておくべき基礎知識 ドメインとサーバー編
ドメインとは何か? サーバーとは何か?基本的な部分になりますがWeb制作に関わる上で、それぞれどういった役割かを理解し、基礎知識を頭に入れておくことが重要です。
移管作業が発生した場合でも役割を理解していれば状況を的確に判断し、進めることができます。
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01. そもそもドメインとは?
まず、ドメインとはよく「インターネット上のサイトの住所」と言われます。これはその通りで、「m-hand.co.jp」が弊社コーポレートサイトのドメインとなります。
ここでドメインと深く関わってくるのがIPアドレスです。ドメインの理解を深めていただくためにはこちらの解説も必要になってきます。
例えば、「219.94.129.82がエムハンドのサイトです」と言っても間違いありませんが、「m-hand.co.jpがエムハンドのサイトです」という方がわかりやすいと思います。
つまり、わかりやすい「ドメイン」という文字列で人は管理・閲覧・作業を行い、機械的処理は「IPアドレス」という数字で行っているということです。
このドメインとIPアドレスを紐付けるためにDNSというシステムがあり、需要増からサブドメイン、マルチドメインといった風に広がっていきます。
02. サーバーについて
サーバーについて語るには、IPアドレスでどういった処理が行われているかをまずは考える必要があります。特に人が何かしら処理をするといったことはなく、機械的に処理が走っています。
具体的に言えば、取得したIPアドレスへリクエスト送信を行い、その処理結果をサーバーからもらい、サイトが表示されます。ウェブサイトを見たいというリクエストが来たので、ウェブサイトはこうこうこういうものですよ、とサーバーが返してくれているわけです。その結果を得て、ブラウザがサイトを表示させています。
つまり、サーバーはリクエストに応じて処理を行っているだけとなります。世界中にサーバーがあるのでそれが数字で管理されており、その数字がIPアドレスと呼ばれています。少し雑に言えば「219.94.129.82」という数字の羅列はサーバーの管理番号ということになります。
03. まとめ
サイトを閲覧するということを考えると、管理しやすいからドメインというものがあり、ドメインに紐付いたIPアドレスが機械的に処理されます。
そのIPアドレスに基づいたサーバーへリクエストが送られ、サーバーがリクエストを処理しデータを回答、ブラウザがデータを処理しサイトが表示されているという流れです。
この流れがわかることで、サイト閲覧ということに対して全体のイメージを持つことができ、サイト表示がされなかったといった場合にも、どの段階で不具合が起こっているのかの原因究明に多角的な視点でアプローチすることができます。
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