リモート時代に生き残りをかけたWeb制作会社「M-HAND」のビジョン・ミッション・バリュー
エムハンドの山手です。
今回はエムハンドのビジョン・ミッション・バリューに込めた意図や想いについて書きます。これからビジョン・ミッション・バリューを作成する方や、エムハンドにちょっとだけ興味がある方に参考になればと思います。
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1. ビジョン
「ビジョン」とは、企業が存在する上で一番コアな考えだと思います。サービス、雇用、社会貢献など全てビジョンとリンクさせる必要があります。
エムハンドのビジョンは創業以来、「共存共栄」です。Webビジネスを通じて共に繁栄できる関係を目指してきました。「共存共栄」自体は、ありふれた抽象的な言葉ですが、ビジョンに掲げる言葉は、シンプルであるべきだと考えてます。
19年間会社を経営していると、時代の変化や会社の成長の過程で、判断に迷うことも多くありましたが、私は迷った時は「それは共存共栄になりますか?」とビジョン先生に聞いてます。
2. ミッション
「ミッション」とは、企業が果たすべき使命(HOW)だと思います。
エムハンドでは、案件ごとに向き合う姿勢として「Your Challenge is Our Challenge ~あなたの挑戦は、私たちの挑戦だ~」をミッションとし、クライアントと同じ目線で案件に向き合ってます。
クライアントが、ホームページのリニューアルや新規開設を依頼するとき、そこには何らかの「チャレンジ」が含まれています。「ブランディングによって企業価値を高めたい」「問い合わせを増やしたい」「売り上げを上げたい」といった近い未来の目標達成に向け、限りある予算を割いて先行投資しています。
我々はホームページの制作会社として、クライアントの意思決定を尊重し、チャレンジの目的や意図を正確に汲み取らなければなりません。一つひとつの案件を自分のチャレンジと捉えて、全力で取り組んでいくこと表現しています。
3. バリュー
「バリュー」とは、価値観や判断基準のこと。エムハンドでは、社員が行動する際の指針として、次の5つのバリューを掲げています。
この5つを策定した理由は、仕事の完成度を高めるために作りました。
弊社は長らく分業制を敷いて、平均85点のホームページをコンスタントに制作することを目標にしてきました。「ディレクターの領域はここまで」「ここからはデザイナーの領域」と、いわば駅伝のようにタスキをつなげていく体制で成果を出してきたのです。
しかし、100点に近いクオリティを実現するには駅伝型の体制では限界があります。「担当分野以外は関知しない」というスタンスでは、会社として最善を尽くすことはできません。そこで、社員が一丸となってゴールを目指す、ラグビー型の仕事の流れを作るために、5つのバリューを策定しました。
ラグビー型の組織では、チャンスがくれば皆で攻め上り、ピンチになれば皆で下がって守ります。それぞれのポジションは決まっていても、皆が攻守を担い、1つのゴール(トライ)に向かって動いていけるのが最大の特長です。
弊社の5つのバリューには、ラグビー型の組織を作り、チームで90点、95点、100点と、より完成度の高いホームページを生み出していける制作体制を築きたいという、強いメッセージを込めてます。
4. スローガン
「エムハンドは私だ。」このキャッチーな一言が、弊社のスローガンです。ふだんの業務のなかで、常に意識してもらいたい言葉として掲げています。
仕事ではいろいろな壁に突き当たります。ときには、単純作業の繰り返しで、何度修正しても終わらず、モチベーションを維持するのが難しいなどと感じることもあります。しかし、社員一人一人の細かい配慮と努力の積み重ねがあるからこそ、素晴らしいホームページが完成します。
誰か一人でも気を抜いて大きなミスを起こし、クレームへと発展すれば、仲間の頑張りが台無しになることもあります。一方で、社員全員が会社の看板を背負っていることを意識して、努力を続ければ、クライアントに評価され、会社が成長して、必ずその社員の評価として返ってきます。このような好循環を生むスローガンが「エムハンドは私だ。」です。
まとめ
弊社では「ビジョン」「ミッション」「バリュー」「スローガン」を策定し、動画などにまとめて発信しています。日々の業務をおこなう中で、これらの考えを社内に浸透させ、しっかりと根づかせるには時間がかかります。ただ、リモートの時代、これらの理念がないと組織としての集合体は維持できず、チームが同じ目線になれないと思います。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ・・で、今日もがんばります。
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