ALGSのスプリットの見方
2024年1月21日から、Apex Legends Global Seriesの本戦が始まった。細かい仕組みに関しては公式サイトに譲るので、大まかな説明をしていく。
トーナメントの基本ルール
まず、この手のトーナメントにおいては、通常のマッチと異なる点が3点ある。
ヒートシールドがない。このため、リング外ダメージを防ぐ手段がない
チャンピオン部隊の概念がない
空中でのエモートがない
スプリットの基本の流れ
スプリットでは、30のチームを順位に従ってウェーバーした、10チーム3組を、A・B・Cと名付ける。そのうえで、A-B・A-C・B-Cの組み合わせを、それぞれ2回ずつ、6回のマッチを行う。
6回のマッチを終えた後、上位20チームで1回のマッチ、地域決勝を行う。
マッチについて
各マッチは、6個のゲームにより構成される。まず、各ゲームごとに以下のようなマッチポイントが付与される。
順位によるポイント
1位 - 12点
2位 - 9点
3位 - 7点
4位 - 5点
5位 - 4点
6・7位 - 3点
8-10位 - 2点
11-15位 - 1点
16-20位 - 0点
キルによるポイント
1キルにつき1点
なので、1キル14位であれば2点となる。
6ゲーム終えた後、マッチの順位に基づき以下の順位点が付与される。
1位 - 25点
2位 - 21点
3位 - 18点
4位以下 - (20-順位)点
同点の場合、
最も高いマッチポイントを1ゲームで得たチームが上位となる
それが同じである場合、2番目に高いマッチポイントのゲームで比較する
すべての比較を終えてそれでも同一になった場合、最も高い順位を1ゲームで得たチームが上位となる
それが同じである場合、2番目に高い順位のゲームで比較する
すべての比較を終えてもそれでも同一になった場合、最も高いキル数を1ゲームで行ったチームが上位となる
それが同じである場合、2番目に高いキル数のゲームで比較する。以下それを繰り返す
なお、順位点に関しては以下の特例がある。
1位チームが2位チームに対して50点以上差をつけた場合、順位点を追加で1得る
マッチの一連のゲームで50%以上勝利した場合、順位点を追加で1得る。50%を超えてさらに追加で勝利したならば、さらに追加の順位点を1得る
スプリットでは6ゲーム1マッチなので、3ゲーム勝利すると1点得る。その後、さらに1ゲーム追加で勝利するたびに追加の順位点を得る
スプリットの順位決定方法
スプリットの順位は、先ほどのマッチポイントの合計が多いチームが上位となる。マッチポイントが同じ場合、
総マッチ勝利数
総ゲーム勝利数
最高マッチポイント
最高ゲームポイント
の順で比較を行う。
地域決勝について
地域決勝は、以下のルールに従う。
ゲームを行う
ゲームの前にマッチポイントが50に到達していたチームがチャンピオンをとっていた場合、そのチームが1位となる。そのチームは以後ゲームをプレイしない
マッチポイントを付与する
6ゲームを完遂しており、かつ1位チームが決定している場合、マッチを終了し、2位以下の順位を決定する
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賞金について
スプリットでは、賞金が出る。その賞金は、チームごとに以下の通り。
1位 - 2万ドル
2位 - 1万5000ドル
3位 - 1万2000ドル
4位 - 9000ドル
5位 - 7000ドル
6位 - 6000ドル
7位 - 5000ドル
8・9位 - 4000ドル
10-15位 - 3000ドル
16-20位 - 2000ドル
21-30位 - 1500ドル
観戦にあたって
大会の模様は、YoutubeおよびTwitchにて配信がなされている。アジア太平洋北部については、RAGEというところが配信している。
なお、リアルタイムではなく約10分遅延で配信されている。これはゴースティング(放送を見ながら、状況をチームに伝えるチート行為)を防ぐための仕組みである。
また、各チームも同様に配信していることが多い。当然、チームの配信も同様に遅延配信になっている。配信プラットフォームはYoutubeだったり、Twitchだったりする。
コメントが可能な場合も多いが、マナーを守ったコメントをすること。暴言はしてはならない。
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