日常的に使うものを、考える。
フジイファームさんが8月3日にとかちプラザにお呼びした、木村-黒田純子先生の講演会。
講演会のテーマは、『自閉症やADHDなど発達障害急増の原因としての環境化学物質』だったんだけどね、発達障害に関係していなくても、とってもためになる内容が盛りだくさんだった。
このままじゃ、十勝の人たちの未来が危ない。
たくさんの人たちに聞いてほしい。
そんな願いが込められて、フジイファームさんが自腹で開催された講演会だったから、私もねフジイファームさんの熱い思いに賛同して
必死になって宣伝を手伝ったんだけど、実際開催してみると定員300人のホールに来たのは、10人ほど。
こんなにも長年環境化学物質を研究している生物学者の先生を十勝にお呼びするのに、意識低いなぁ。が正直な感想。
とはいえ、わたしもフジイファームさんが開催すると知って、はじめて知った、木村-黒田純子先生。
有害化学物質、環境ホルモン、発達障害。
発達障害はね、私はアスペルガーで当事者だから気になった。
環境ホルモン、有害化学物質。
なんだか名前は聞いたことがあるけれども、なんか堅い感じがして
どんなものが有害化学物質で、どういう風に環境ホルモンが自分の体に影響すのかなんて、さっぱりわからない。
でもね、先生のこと勉強しないと、いろいろな人におすすめできないと思って、純子先生の本を買って読んでみると、1つ1つの項目に対しての深堀り具合がえぐかった。
本物の先生だった。
フジイファームさんの目の付け所と行動力は、本当に素晴らしい。
なんでみんなフジイファームさんの良さがわからないんだろう。なんで支えてあげないのだろう。と、ちょっと残念な気持ちになりつつ、純子先生にフェイスブックからアポをとったら、すぐに返事が来てうれしくなっちゃった。
そして、当日会場でも、とってもフランクで親切で、可愛らしい先生で、もっと大好きになってしまった。
そうそう。話は長くなっちゃったんだけど
そんなこんなで、有害化学物質や環境ホルモンは、講演会に参加するまでは
農薬を使う野菜は、食べたくない。
プラスチック製品は、買わない。
って思っていた行動面。
実際に有害化学物質が、どのような場所に潜んでいるのか。
環境ホルモンは、どんな場所にあり、どんな作用をするのか。
知ったらさ、普通に当たり前に生活しているだけで、たくさんの有害化学物質や環境ホルモンに暴露していることがわかった。
農薬のついた野菜をたべなければいい!っていうのは、いいかもしれないけれど、私は農薬のついた野菜も買ってしまうし、農家さんを応援したいから、大きくは言えない。
だってね、紙おむつから高度にネオニコが検出されているんだもん。
それなら、どこにどんな有害化学物質があるのか、自分で理解して選択していったほうが賢いなとおもった。
それを知れる講演会。
本当に、こんな機会を設けてくれたフジイファームさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
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