好きな表現の歌詞たちシリーズ①
好きな歌詞の表現の仕方と自分なりの解釈を書き留めてみよう!と思い立ちました。
というのも、昔から聴いてる曲であったとしてもその時の感情とか置かれてる状況とか年齢とかが変わっていくことで、同じ曲であってもの捉え方も少しづつ変わったりしてて、そういう考えもあったんだって新しく気づくこともあったりしますよね。
後からこの時の自分はこんな解釈で聴いてたんだなって見返せたら面白いかなと思ったので、今の自分の好きと解釈を書いてみようと思います!
※あくまで私の考えです
①
冗談の雨を降らされて穴の空いた傘をさす
イルトエマ/WOMCADOLE
大好きなバンドの曲。曲全体としてはもう2度と会えない人にどうにかして会いたいと願っている曲だと認識。会えない理由は、本当に会えないような状態になってしまったのかもしれないし、会う資格がなくなってしまったのかもしれないし、それはどっちもあり得るな〜と個人的には思ってる。
この歌詞自体は冗談の雨っていうのは自分では受け入れられない信じられないような出来事のことを指してて、穴の空いた傘をさすっていうのはそれから逃れようとしているけれど、それは意味のない事でその出来事を結局受け止めきれないことを表してるのかなって。
私がこの表現好きだなって思うのはこういう状況(受け入れ難いことを受け入れようとしているけど、受け止めきれない)って今まで生きてきてて何回もあると思うんだけど、それをこの文章で表せるのがすごいなって。情景としても雨の中穴の空いた傘をさしてるのを思い浮かべたら結局ずぶ濡れになってるのが分かるし、パッとその状況と表したい事を照らし合わせられる表現ができてるのがとにかくすごいし、唯一無二だし、つまりとにかく好きだということです。
②
炭酸の抜けたコーラは懐かしい匂いのままぬるくなった
バニラスカイ/w.o.d.
これ!大好き!!!!なにこの表現おしゃれ!って感情が爆発!笑(テンションどうした笑)
曲全体としてはもう戻ることのできない昔のことを思い出しながら、あの時は気づかなかったけど、今振り返るとあなたと過ごした時間はいいものだったなって想いを馳せてる曲だと思う。
この歌詞自体は、炭酸の抜けたで時間が経ってしまったことを表現してて、懐かしい匂いのままぬるくなったは、思い出は残ったまま状態は変わってしまったってことを表してるのかなって。なんて素敵なおしゃれな言葉の表現なんだと思ってしまう。大好きです。
自分の解釈を言葉にするのって難しい、、って書いてみて思ったけど、好きな歌詞紹介できるのが嬉しくて楽しかったです。
思ったより長くなってしまったので今回は2曲で終了!第二弾もまた書きたいですね