とにかく『英雄伝説 黎の軌跡』が面白いから体験版を遊んでほしい
表題で要点を全て語ってしまったが,とにかく体験版を遊んでほしい,の一言に尽きる。
イチオシポイント
プレイしていて感じた,この作品の体験の良いところを挙げる。
バトルがとにかく速い!
アクションバトルとコマンドバトルのスムーズな切り替えがもたらす体験はやはり気持ち良い。先制を取るために敵シンボルの背後を慎重に狙うことをせずとも,探索の勢いを保ったままボトルに移行できるので,まるで『イース』や『東亰ザナドゥ』を遊んでいるかのようなテンションで『軌跡』シリーズを楽しめる。
コマンドバトル内の動作の速さも気持ち良い。移動しながらのコマンド選択が可能になったことで,範囲攻撃の使い勝手の良さが向上した。スキルの発動フローもテンポ良くまとまっており,操作が中だるみしにくいのは驚いた。
定着した「ファルコムのあたりまえ」を覆す,突き抜けた救いのなさ
プレイ体験の快適化が目指された作品といえば『英雄伝説 閃の軌跡III』も記憶に新しいが,その『閃の軌跡III』といえば極まった救いの無いストーリーを思い出す人も多いだろう。
今回もその救いの無さは健在で,ストーリーこそ納得できる形で決着するが,道中の描写に「これはファルコム作品なのか……?」と疑うほどの衝撃的な展開が挟まる。余裕があればアトラス作品をいくつかクリアしてから臨むと,ある程度耐えられるかもしれない。
先に行っておくが「今作には大量破壊兵器が登場する」それ以上は言うまい……。
アトラス作品を遊んできた自分にとっては,このくらいの尖ったシナリオは大歓迎である。次回はどこまで尖るのか…………
好きな曲
3月9日(ファルコム創業記念日)に配信開始された『英雄伝説 黎の軌跡』オリジナルサウンドトラックから,特に好きな曲を挙げる。
Hard Desperation
章末ボス戦の曲。
ボス戦曲のテンションの上げ方では今回が随一であるように感じる。
Marginal Crisis
終盤のダンジョン曲。
ダンジョンの緊張感と相まって特に印象に残っている。
Make a Breakthrough!
終章のイベント曲。
『東亰ザナドゥ』プレイヤーにとって胸熱のシーンで流れる。お楽しみに!
名も無き悪夢の果て
オープニング曲。
ここ最近は「作品中最も重要なイベント戦で主題歌が流れる」ことが定着しているが,今回は……(乞うご期待!)
KURO -beyond the dawn-
エンディング曲。
今回はクリフハンガーじゃないよ!
最後に
続編『英雄伝説 黎の軌跡II』が発表され,テンションが上がっている!
発売が楽しみだ……!
追記
『英雄伝説 黎の軌跡』待望のPS5版が発表された!
これは嬉しい……!
PS4版からのアップグレードにも対応するため、今開催中のセールでPS4版を買っておき、7月28日以降に110円でアップグレードすると、定価より安くPS5版を入手可能だ。
もちろん、7月28日より早く『黎の軌跡』を遊べるぞ!(物は言いよう)
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