九州旅行記(3日目)
6時起床。おはようございます。
今日のやる事は1つ。 いざ阿蘇山へ。
さっそく青春18きっぷを使う。
電車の待ち時間で
熊本駅内のカフェでモーニング。贅沢。
来年のこの時間は研究室で死んでるんだろうな、と思うと
1.2割マシで美味しい。
8:15 熊本駅出発。
途中、寝てしまい肥後大津駅で寝過ごしそうになるが、
優しい人に起こしてもらい、なんとか乗り換え成功。
(人間って優しいっすね...)
乗り換え後、さらに二度寝 (学習してない)。
9:46 阿蘇駅到着。移動中、ほとんどの時間を睡眠に充てたので無計画のまま阿蘇山へと放たれた。
さて、どうしたら良いものか。
そうだ、ヘリコプターに乗ろう。
公式HPの料金表には 2〜3人の利用と書いてある。
でもどうしても乗りたい。
電話で問い合わせてみると
2人分の料金(4,500円×2人)を支払うと
1人でも可能だそうだ。
めっちゃ高い。けど乗ろう。
ヘリは二箇所(山頂付近と動物園)から飛ぶらしい。
山頂付近の方が若干安いのと、
動物園で楽しんでいる少年少女からの視線が怖いので
阿蘇山の山頂行きのバスへ。
次のバスがくるまで時間があるので
阿蘇駅内『御食事処坊中亭』で昼食を取る。
調べると駅から離れたところに美味しそうな あか牛の店が多い。
阿蘇で遊ぶにはレンタカー必須だと悟った。
それでも食べた あか牛は美味しかった。
食べ終わったので阿蘇駅周辺を探索。
12:30 バスが来たので乗車。
しばらくすると雑木林が焼け野原(?)に変わり、
いち面真っ黒である。
30分ほどで、山頂から1つ前のバス停に到着。
到着するとヘリが飛び立つ瞬間だった。
テンションが上がる。
すぐに乗車手続きを済ませる。
※「相乗り」というシステムがあるらしく
他の人と3人で乗ることになったので
予定していた1万円弱ではなく、五千円で済んだ。
(にしても3分 五千円のレート帯の乗り物、豪遊すぎる)
15分くらい経って自分の番が来る。
wkwk。
さあ。ていくおふ!!!!!!!!!!
着陸。ほんとに楽しかった。
ヘリって最高だ!!!!!!!!!!!!!
人間の作った乗り物のなかで、1番完璧な乗り物だと思う!
残っている浮遊感を楽しんでいると、
自分の親世代の女性に話しかけられる。
(バスに乗っている時から、周りがほとんど外国人だらけだったので安心する)
ヘリに乗った感想を聞かれたので、良かった!と即答。
その人は、瀬戸大橋でもヘリに乗ったことがあり、ここ阿蘇山は値段がリーズナブルだと言っていた。
(瀬戸大橋でも今度乗ろうかな)
ヘリに乗る順番が来たので、その人と別れる。
山頂に行くか迷ったが、時間がなかったので断念。
帰りのバスを待っていると、台湾人の方が
「そっちは行きのバス停だよ」と教えてくれる。
助かった。
さらに待ってる間、記念撮影を撮ってあげると言われた。
その後、Jumping!!Jumping!!!
と台湾人のカメラマンに要求される。
が、ふだん撮られ慣れていない圧倒的““陰””により
かなりひどい写真になったので供養。
こちらも中学英語で対応する。
「m…めい あい ていく さむ ピクチャー?」
(こちらも撮ろうか?)
と聞いてみたが
No...と遠慮された。なんやねん!
その後はGoogle翻訳で辿々しく会話していた。
その台湾人はかなり日本を知っているようだった。
しばらく日本の観光地について話す。
さて、話題困る。台湾....??
すぐに浮かぶ話題の手札はこの2枚。
①ごはんが美味しい
②中国からの独立問題
(リベラルアーツないのが悔やまれる)
①は漠然としか知らないし、
②危うく国際問題に発展しかねないので
実質何も浮かばない。外人との雑談ってむずかしい。
いや日本人との雑談もむずかしいのに。
そんなこんなで話していると
Google翻訳が面倒になったらしく
「Can you speak English?」
と、聞かれる。
「A.…a …little...」
と返答してしばらく会話する。
すると、
「Your English is poor.」
「You should learn English more.」
(一言一句正しいかは微妙だがこんなニュアンスだった)
ぐぬぬ
バカにした雰囲気ではなく真剣に言っていたので
おそらく頑張れ的な意味。
いま学生で来年度から研究が始まる、と言った手前、
世界レベルでやるには英語は必須だと伝えたかったのだろう。
にしても poor は直接的すぎだ。
旅先でも英語から逃れられないのか。
そうこう話しているうちに
自分の親世代の女性がヘリから降りてきたらしく
バス停に来る。
おそらく感想を語りたがってこちらを伺うが
台湾人に話しかけられている自分を見て遠慮された。
非常に気まずい。
(その後、日本人のその人とも少し話したが)
バスが来たので解散して乗車。救い。
バスから降りて
TOEICの申し込み期限が近づいていることに気づく。
英語ができないことを煽られた事に、
イラつきよりも無力感が勝ったので
下山した最寄りのローソンでTOEICを申し込む。
英弱を脱却する覚悟を決めた。
(後日談だが、これおかげで旅費が足りなくなった)
15:16 阿蘇駅 発。
ここからは博多を目指す。
阿蘇山から熊本へ向かう途中、“スイッチバック”がある。
坂の勾配が急な場所を通る線路では、電車の向きを変えながらジグザグに進む方法をとる。
(箱根の山が有名らしい)
ループ型などいくつか種類があるが、今回は逆Z方向に進む。
熊本-阿蘇間を1.5往復しているので、3回経験していることになるが、
1回目は、昨日のお婆さんとの会話、
2回目は、うとうとして寝そうだった
ので、今回が初の経験となる。
進行方向が逆になる感覚は新鮮だった。
夕方、雨が降ってきた。
阿蘇山に登っている昼間晴れていてくれて助かった。
19:24 博多駅に到着。
ちょっと疲れていたが、さっそく夕食探す。
せっかく博多に来たんだから博多ラーメンを食べようぜ(カブトボーグより)。
『博多一双』に行くと行列が。これは美味いに違いない。
雨の中、30分ほど並んで座る。
帰る際、行列の長さが自分の並んでいた2倍くらいになっていたのでタイミングが良かったんだなと思った。
22時、ホテル着。
荷物をホテルに置いてから天神通りも行きたい、と考えていた。しかし、ホテルに行く途中、ピンク色のネオンが光る街を通過してきた。
可愛い人やイケメン(?)が、実際全く興味ないであろうが、キャッチしようと話しかけてくる。上手い断り方ができないため、自己肯定感が下がる。
正直二度目は通りたくない。餃子の店などいくつかチェックを入れていたが、そのまま寝ることにした。
おやすみ博多。
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