第2級海上特殊無線技士取得【養成課程は金と時間の無駄】
残念ながら、今のご時世では、タイトルの通りです。
便利な世の中になったもんです。
第2級海上特殊無線技士を取得するのに必要なコスト
お金:約9,000円
受験料5,600円+手数料306円
参考書650円
免状申請手数料1,750円+返信用封筒切手代
時間:約5時間
参考書1週目:170問/1分=170分
参考書2週目:80問/30秒=40分
参考書3週目:30問/30秒=15分
当日:復習・確認=60分
ちなみに養成課程では標準13時間以上。短縮コースでも7時間。
以上のコストをかければ合格できます。たぶん。
具体的な話
1.とりあえず試験に申し込みます
海特2はCBT方式の受験が可能です。
従来の紙を用いた試験ではなく、パソコン上に表示される問題を答えていくものです。
随時申し込み可能で、最短申し込みから2週間後に受験できます。
試験会場もたくさんあるので、家から近い会場を選べますし、時間も好きな時間を選べます。
非常に便利です。
2.申し込んだら参考書を買う
参考書を書店に買いに行ったり、ネットで注文する必要はありません。
スマホをもっているなら、参考書もアプリで済ませましょう。
androidでもiphoneでも同じアプリがあります。
有料コンテンツで海特2の問題を購入しましょう。
700円くらいですが、結構いい感じです。
3.試験日までに暗記しよう
免状をもらうだけなら、本気で勉強する必要はありません。
隙間時間(通勤電車、昼休憩、たばこ休憩、くだらない会議)に少しずつ解いていきましょう。
1週目は勉強する必要はありません。
分からない問題、答えに迷う問題はアプリの機能にブックマークがあるので、ブックマークしていきましょう。間違えても勉強せず、ただひたすらサクサク問題を解きます。
2週目は間違えた問題のみをもう一度解きましょう。
この時は理屈を少し勉強してもいいかもしれませんが、アプリに簡単な解説が出るので、それで十分だと思います。
3週目は、さらに2週目で間違えた問題を答えましょう。
試験までの2週間の間に全問正解になるまで続けましょう。
トータル4時間もあれば十分ではないでしょうか。
1日18分くらい使えば達成できます。休日もあるので、余裕で終わると思います。
試験当日
余裕があればブックマークした不安な問題を解きなおしてもいいでしょう。
60分もあれば解き終わると思います。
満点をとる必要はないので気楽なもんです。
試験
制限時間は60分。解き終わったら随時退室可能です。
法規、工学ともに12問中8問以上正解で合格です。
4問も間違えていいので、不安な問題が1、2問あったところで気にする必要はありません。
問題文の読み間違いとか、正しいものを選ばなければいけないのに、間違っているのを選んでしまったとか、勿体ないミスがないようにするほうが重要です。
とっとと解いて、とっとと帰りましょう。
合格
その場ですぐに採点結果が表示されます。
法規と工学の合算得点しかわからないので、得点によってはその場で合格かどうか不明な場合もあります。
100点以上であれば合格間違いなしです。
(1問5点ー法規12問、工学12問 各8問以上正答で合格)
結論
よほど自分で勉強(とういのもおこがましいほどのただの暗記を)するのが苦手で、金に糸目を付けぬ精神なのであれば、養成課程を受講してもいいかもしれませんが、9割の人は無用かと思います。
実際、毎日コツコツ覚えなくても、試験前日に焦って勉強しても、記憶力に自身がある人、既にほかの無線免許を持っている人であれば余裕の合格でしょう。
ただし、同じようにようにやって合格できなかったと言われても、謝罪はできますが、費用や慰謝料をお支払いすることはできませんので、悪しからず。
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