出会いたい奴は気を遣え
前回の「頭を使え」と似てるけどちょっと違う「気遣い」の話。
頭を使うってのは例えば現国のテストでよくある「作者の意図を答えなさい」といった問題に近いものがあります。
記述から書き手の意図まで遡る読解力は日記などのテキストコミュニケーションには必須です。
ただ、テストではないので書き手の意図に正解があるわけではありません。(正解はなくても明らかな間違いはあるので気をつけましょう)
なので正しく意図を汲み取る必要はありませんが、自分がどう読み取ったかをリアクションを通じて伝えることは大事です。
そうすると「こういう書き方をしたら誤解をされるかもな」というところでの言葉の選び方や文章力も必要になるし、ユーモアを交えて笑いを誘うとか、例えを使って分かりやすくするとか、コミュニケーションを円滑にするために頭を働かせる必要があるわけです。
どちらかというとテクニック寄りの話かと思います。
相手の意図と自分の狙いがうまく噛み合ったときはぐっと親近感が湧きます。
この人わかってるね、と思わせたら相手はあなたともっと言葉を交わしたいと思うはずです。
一方、気を遣うってのは、もっと感覚的な礼儀に近いものです。
相手を傷つけない、否定しない、嫌がることをしない言わない。
自分の話ばかりしない、相手の話をちゃんと聞く、言葉使いは丁寧に。
文句を言わない、悪口を書かない、不満を表に出さない。
相手を見下さない、興味を持つ、馴れ馴れしさと親しみやすさを履き違えない。
相手の立場に立って考える、思いやりを持つ。
初対面の人に対して誰もが当たり前にやっていることだと思います。
このリアルで当たり前のことをなぜかネット上ではすっ飛ばす人が多くいます。
匿名掲示板とかであればいいんですよ。
ネット上で完結してる空間であれば細かいことは気にしなくても問題ありません。
でも、先々で会いたいと思ってるんですよね?
ネットからリアルへ移行するのにリアルの気遣いをすっ飛ばしてちゃダメでしょう。
その辺りに気が遣えないとやはり会いたいとは中々思ってもらえないんじゃないかな。
言葉使いや取り上げる話題についても「この辺までは大丈夫だろう」って感覚がずれてると距離を縮めるのが難しいので、当たり障りのないところから始めて試行回数を増やしていくのが得策だろうと思います。
ついでですが、絵文字の多用はやめた方がいいです。
特にハートとか。シンプルにきもい。
そういうのは仲良くなってからやればいいんです。
知らない人からのむき出しの好意は警戒されるだけです。
礼儀というところで挨拶やお礼を重視する人も多いです。
確かにそれは大事なんですが、毎回挨拶から始まるのもテンプレ対応感が強く出ますし、お礼を言われるような話はしてないのに感謝されてもなんかちょっと違うんだよなーと思ってしまいます。
きちんと意図を汲み取って返しましょうね。
嫌味を言われてるのに「アドバイスありがとうございます!」みたいになってるのよく見ます。
逆に親身なアドバイスに「あなたにそんなこと言われる筋合いはない」みたいなのもありますね。
言葉のチョイスや話題の深掘り、知識の有る無しなんかより、こういう意図が伝わってないやり取りが一番「頭悪いな」と思います。
ああ、気遣いの話なのに頭の話になってしまいました。
バカは気を遣えないのか、気を遣えないからバカに見えるのか、正解はどちらかわかりませんが頭を使う前に気を遣う必要があるのは明白です。
ということを踏まえて、私が風俗嬢と仲良くなるために気を遣ったところを解説します。
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