ゴルフをしていて、思うこと③
もうちょっとだけ続くのじゃ。
最後は「ルールとマナー」について。
これが奥が深いというか、面倒くさいというか。
大事なことではあるのですけどね。
●ルール
やきうやサッカーと違い、相手と戦うルールではなく、
自分1人でプレーを進めていくための
ルールが原則としてあるという感じですね。
特に抜粋するのであれば、
・打つ順番を守る
基本的に、「カップに遠い人から打つ」のがゴルフです。
1打目は、前のホールでスコアがよかった人から打ちますが、
近い人は待ち、遠い人から打っていきます。
グリーン上の場合は、順番が変わる(先に打つ)という
のもありますが、原則この順番を守って打つものです。
・ミスした場合に罰打・ペナルティを加える
コースから外れてボールが飛んだ際の「OB」や、
池ポチャなど、自分のボールがロストした際に
科される打数をルールを守って、正しくカウントするのが
ゴルフの原則です。
ゴルフは打数が少ない程優秀なので、罰打は
正味数えたくないところではありますが、ね。
最低限、この2つですかね?
細かいルールはもっと沢山ありますが、
直接殴りあう相手がいる競技じゃなく、
自分に向き合ってするスポーツなので、
極論なんでもやれないことは無いのですが、
スコアを出す意味がなくなるので、
そこは紳士のスポーツらしくしたいですね。
●マナー
もうこっちにつめっ、詰め込めるだけ、
詰め込もうぜって感じです・・・。
時間軸で書き出していきます
(その時点で、ヤバいわよね)。
●朝~ゴルフ場にチェックインするまで
・遅刻厳禁です
(これは、ルールかもしれませんね)。
ゴルフ場を予約する場合、
「スタート時間(枠)」を予約することになります。
その枠ごとに各組スタートしていくので、
その時間に遅れると、コースを回れません。
別のスタート時間には別の組が予約しているので、
後から追い抜いて合流もできません(多分)。
野球のように、
プレイボールに間に合えば何時でもゲートから
入ることができる、何なら試合開始してからも
入場できるわけじゃないのです。
なので、遅くてもスタート30分前には
ゴルフ場に付いていることがベターです。
着替えや、準備運動、パターも練習できたりするので
早く来たなりにやれることは沢山ありますので。
・腑抜けた格好はNG
最近はそこまで厳しいゴルフ場も減っていますが、
チェックイン・アウトするまでに
ドレスコートが必要な場合があります。
ゴルフをプレーする格好でそのままチェックインをできる
コースも増えていますが、「基本は」必要です。
Tシャツ・ジーパン・サンダルなどのパチンコ屋に行くような恰好はNGです。
●コースに出てから
ここからが本当の地獄だ・・・
・他の人が球を打つときは静かに待ってあげる。
・他の人が打った球を追ってあげる
(どこに落ちたか見てあげる)。
・自分が打った球も見失わないようにする。
・隣のコースや、人がいるところに球が
飛んでしまった場合、打ちだし後すぐに
「ファー(fore)」と叫んで注意喚起する。
・前の組がまだコースにいる、
打ち込んでしまう可能性がある場合は、待つ。
・芝をダフって掘ってしまったら、目土しておく。
・ショットが安定しない場合は、
クラブを複数本持って、万事に備える。
・カートを動かしておく。
・基本的に、打った後は速やかに移動する。
・グリーンに着弾した跡(ピッチマーク)は補修する。
・グリーン上は走らない。
・他の人のパットを打って、通るであろう
線上のグリーンは踏まない。
・ゴルフが上手じゃない人にも優しくフォローする。
・スコアが悪くとも、ネガティブにならず、
雰囲気を悪くせず、楽しくみんなでコースを回り切る。
etc…
細かいマナーはもっとありますが、
この辺は割と当たり前な気がします。
自分1人でなく、2人以上でコースを回りますし、
前後に他の組の人もゴルフをしているので
迷惑をかけないようにするのが大前提です。
いきなり覚えるのは難しいので、
知っている人と一緒に回りながら、
数をこなして覚えていくのが理想です。
しかしながら、
初めのうちは自分のプレーで
頭がフットーしそうになるので、
そうもいかないのが辛い所さん。
かつ、マナーに厳しい人もいるので、
そういうのも相成って、やーめたって
なってしまうのもわかります。
ただ、一つのことを何人かで一緒に
数時間もするなんて、
大人になるとあんまりないと思います
(チェックインから、解散まで大体6時間くらい)。
そういう意味では、コミュニケーションを
取れる場であったりします。
ゴルフをきっかけに仲良くなれ、
仕事に繋がったこともあります。
そもそも、自分がゴルフを始めたきっかけは、
会社の怖い上司からゴルフの打ちっぱなしに
誘われ、付き合いではありますが、
「これはコミュニケーションツールになりそう」と
思ったのが始めたキッカケでした。
一緒に打ちっぱなしにいき、
コースも回るようになり、
一緒に仕事をするときも、
「ゴルフ」という共通言語のお陰で
仕事以外の話もでき、
次第に仲良くなれました。
それからは、明らかに風当たりは良くなりました。
また、みんなで一緒に楽しく回れるように、
自分から声かけをしたり、
話をしたりしながらコースを
回るように心がけています。
また「接待ゴルフ」と言えるのかはわかりませんが、
お客さんとゴルフをする機会こそ
そういう気遣いが大事かなと思います。
あんまり話しかけない方が良いかなって人も
いますが、盛り上げた方がよさそうな
雰囲気の場合もあります。
そんな時、気分がアガッてくると、
スコアもよくなったりします。
何より、楽しいですしね。
「ごつほさんと楽しく回れたおかげで、
ベストスコアが出ました」
と言って貰えた時は(お世辞かもしれませんが)
嬉しかったです。
自分自身もいい球が打てたと思えた時に
「ナイスショット!」と言ってもらえると、
嬉しいですし、されて良かったことは
してあげたいなと思います。
「ある程度楽しく、快適にゴルフをできる
ようになるまでのハードルは、
お金・時間・モチベーション等においても高い。
ただ、相手も、自分自身も楽しくプレー出来れば
良いコミュニケーションにもなり、
親睦を深められるツールで、
ナイスショットが打てた時の成功体験は、
大人になってもできる部活動」
これが、
「ゴルフをしていて、思うこと」
ですね・・・。
まあ、楽しくできればOKです。
ほな、また・・・