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2024.12.24 ウインスノーライト・サンタクロースS 回顧

年内最後のレースでしたが、まさかこんな結末になるとわ・・・

前回、近江特別は出遅れながらも中間で捲りハナを取り、
そのまま押し切りましたが、今回もメンバー的に見ても
楽にその位置を取れる算段でしたが、
逃げて実績のあるハヤートのラリュエルとやりあう形になり
共倒れとなってしまいました。

パドックも悪くなく、むしろ煩さは緩和されている
ぐらいに見えており、スタートもほどほどで、
ここまではよかったのですが・・・

時計のかかる今の阪神で、かつ内回りで1,000mで58.6秒は
さすがにはやすぎぃ!
若干かかっていたのかもしれませんが、
ハナを譲らないハヤート・・・
いつだって、ワタシの馬にかかわるジョーカー・ハヤート・・・

(社台情報によると、ハナを行って欲しい陣営のリクエストがあり、
うまくスタートを切れたが、かかったスノーライトに競りかけられ
息を入れるタイミングが無かった、とのこと。
情報ありがとうございます。)

結果論だけでいうと、今回の長岡くんの騎乗は褒められる
ものではありませんが、スノーライトの気性や、
ラリュエル陣営との展開のアヤもあり、一番よくない
事象が組み合わさってしまった結果だとは思います。
タラればになりますが控えていたら、
ブービーより上の着順になった可能性は高いと思いますが
勝てていたかは何ともです。これは難しいところです。

ねっつ掲示板やXのエゴサをしても、当然といいますか
罵声と乗り替わりの声が大きくなってしまっているのが
悲しいです。
いつかは壁にぶち当たり惨敗したら、他の騎手以上に
叩かれてしまう立場の騎手なのも覚悟していましたが、
こういう形で負けてしまうとその声はより大きく響き、
今年すっかり「長岡過激派」になったワタシとしても胸が痛いです。

これで乗り替わられた場合、松山だ、外人だってなったとして、
いきなり挽回できる騎乗ができるのか?とも思います。
能力はありますが、癖がある馬なのでテン乗りのリスクは
普通の馬より高いと感じます。
かといって、そういう馬なのをわかってずっと乗っているのに
この結果かよ!ってのもわかります。
(こういう馬にテン乗りで一発回答できるジョッキーって
誰なんですかね?ルメール?)

ただ、前回の結果や、今までの結果も決してスノーライトだけの
能力でやれたとも思えないです。
仮に乗り替わってしまっても、
自分ではどうにもならないことなので受け入れるしかありませんが、
今までずっと騎乗してきて、調教もつけていてくれている
このコンビで大きい所を目指していきたい気持ちは変わらずなので、
何とか次で名誉挽回となってほしいです。
もっと上を目指していける馬だと思いますしね。

次走は、そのまま目指すなら1/28の京都・八坂S(2,200m)、
2/10 京都・飛鳥S(2,000m)あたりでしょうか。
バッコリ負けちまったので、いったん放牧とかもありそうなので
なんともですが、まずは怪我とか無ければいいなぁと思います。

ウインの更新が来ました。

長岡くん
「ゲートに入るとスイッチが入ってしまう馬だが、
今回はスタートが決まってハナか番手を狙っていった。
1コーナーで外のモンテディオに寄られ、力んでしまった。
最終的に番手を選びましたが、ペースは落ち着かず、
ラリュエルも全くペースも落とさなかったので、
結果的について行き過ぎてしまった。」

杉山先生
「積極策で行ったが、結果的に抑えが利かなかった。
今までより力をつけている分、コントロールが難しくなった。
元々脆さもある馬で、前半から主張すると今後も同型馬の
煽りを食うことになるので、今後は出たなりの競馬を試すのか
色々検討はしたい。」

片山さん
「今回は明らかなオーバーペースで参考外だが、
課題が残るレースとなった。
クラスが上がると今までのように力づくの競馬では
通用しなくなるので、今後は少なからず器用さは必要かと思う。
クラス突破の力はあると思うので、今日のレースを教訓に
今後に繋げて欲しい。」

今後はスノーライトの精神的な成長がもう1,2段階必要という
ことでしょうね。長岡くんも今回の騎乗をもとにさらにレベルアップ
して欲しいです。人馬共に、成長を見守りたい所存であります。

ほな、また・・・


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