グレンダイザーUへの道
今年放送開始予定のグレンダイザーUについて、第1弾PVや現状明らかになっている情報を元にいろいろと考えをこねくり回していたので、整理する意味もこめて記事にしてみました。
UFOロボ グレンダイザーの特殊性
UFOロボ グレンダイザー(1975)は、マジンガーZ(1972)から続く東映動画(現東映アニメーション)×ダイナミックプロのタッグによる、マジンガーシリーズの3作目とされている作品である。
しかし、その製作過程には紆余曲折があり、当初ダイナミックプロ側・・・というか原作者永井豪が構想していたのは、グレートマジンガー(1974)の直接的続編としての色合いが強いゴッドマジンガーという作品だったという。
詳しくは割愛するが、グレートマジンガー終盤で戦線に復帰したマジンガーZのパイロット兜甲児が再び主人公を務め、負傷により戦線を退いたグレートのパイロット剣鉄也が司令官的ポジションに着くという、マジンガーシリーズの集大成のような作品であったようだ。
しかし、その企画は一旦保留となり、抜本的な練り直しが図られた結果、直前の東映まんがまつりにて上映された宇宙円盤大戦争(1975)という短編を下敷きに、まったく趣の違う3作目が企画されることになる。
それが、UFOロボ グレンダイザーであった。※1
こうした事情もあって、本作を単純にマジンガーシリーズと呼んでいいものかという意見がいまだに根強く囁かれてもいる。
辛うじてマジンガーシリーズとの繋がりが見出せるとすれば、兜甲児がレギュラーとして登場するという点だろう。
このあたりは製作陣にとってもファンにとっても色々と遺恨を残す原因でもあるのだが、それについては後述しよう。
さて、そうして放送が始まったグレンダイザーだが、そこは当時のロボットアニメブームの本流、東映のロボットアニメだ。期待は裏切らない。
多くの惑星に侵略の手を伸ばし、植民地化しているというスケールの大きい敵ベガ星連合軍や、彼らに母星フリード星を追われて地球にたどり着いた亡国の王子である主人公デューク・フリードの設定、前2作とは雰囲気の違う美少女キャラ等々・・・
それら本作独自のセールスポイントを持って、マジンガーZの全92話に次ぐ、全74話という快挙を成し遂げている。
これだけでも十分に成功した作品と言っていいだろう。
しかし、私個人の見解と断っておくが、日本国内における本作の知名度は、マジンガーZ・グレートマジンガーなどと比べて一歩及んでいない印象がある。
90年代末からの昭和回顧ブームにおいて、TVでたびたび放送された懐かしのアニメ特集などでも、フィーチャーされるのは大体マジンガーZだけで、グレートですら、Zの映画や最終回で颯爽と登場する場面がピックアップされる程度の扱いだった。
まあ、それだけロボットアニメの先駆として強烈な印象を残したマジンガーZが偉大だという話なのだが、そうした歴然としたメディアでの露出の差が影響して、私のような80年代以降生まれがグレンダイザーの存在を知るには、スーパーロボット大戦等のゲームを遊んでいたか/いないかが大きく影響するほどに、ある種埋もれた作品になっていた気がするのだ。
加えて、サブスクのようなシステムがなく、旧作の視聴が困難だった時代ということも勿論あるのだが。※2
放送当時の平均視聴率も20%と高く、特に後半にかけては高年齢層ファンも多かったというグレンダイザーが、なぜそんな扱いに甘んじていたのだろうか。
以下に個人的な推測を立ててみた。
①合体ロボットの登場が影響した
グレンダイザーの放送開始から半年後、ロボットアニメ史においてエポックとなる作品が誕生した。超電磁ロボ コン・バトラーV(1976)である。
それ以前の、それこそダイナミックプロ原作のゲッターロボ(1974)は合体を売りにしたロボットアニメではあったが、作中の変形合体は玩具では再現不可能な、言わば二次元の嘘を多用した自由な発想のものであった。
しかし、コン・バトラーVはデザイン段階からスポンサーであるポピーが参加することによって、破綻なく5台のマシンがロボットに合体するという、システマチックな玩具を実現し、驚きと喝采を持って迎えられた。
一方、グレンダイザーもロボットと円盤(スペイザー)が合体するというセールスポイントを持っているのだが、5台のマシンがロボットに合体するインパクトの前では、子供相手には少々不利であったことは否めない。※3
結果、コン・バトラーVで実現した玩具で再現可能な合体システムは強い印象を残し、そのコンセプトは現在まで連綿と続くスーパー戦隊のロボットにまで影響を与え続けている。
余談だが、1997年から展開しているバンダイのハイブランドトイ超合金魂では、グレンダイザーより先にコン・バトラーVが商品化されているという事実も無視できないだろう。
さらに余談をひとつ。書き終えてしばらくしてはたと気付いたのだが、グレンダイザーと同日である1975年10月5日に放送を開始した同じく東映動画×ダイナミックプロ作品である鋼鉄ジーグというロボットアニメがあった。
タカラ(現タカラトミー)より発売された、球体関節と磁石を利用し、四肢に様々なパーツを付け替えることが出来る玩具は当時ポピーの超合金の売り上げを上回る大ヒットを記録した。
鋼鉄ジーグの視聴率は決して高いものではなかったが、ジーグの玩具は記録にも記憶にも残る傑作玩具であったようで、砂場で遊んだばかりに砂鉄が付いて磁石をダメにした話などは昭和40年代生まれのあるあるネタのひとつになっていることも上記の話題と併せて考慮せねばなるまい。
一説では、ポピーはこのジーグの成功に忸怩たる思いがあり、東映まんがまつり最終作、グレンダイザー・ゲッターロボG・グレートマジンガー決戦!大海獣(1976)にジーグの参戦を許さなかったという話がある。
②アニメ文化の過渡期に重なった
先に述べたように、グレンダイザーは独自の魅力を持った作品であり、単なる勧善懲悪で割り切れないエピソードや大河ドラマ的な終盤の構成など、児童層以外のファンの拡大が顕著だった。
しかし、そうした言わばドラマ重視のアニメ作品は、1977年の宇宙戦艦ヤマトの劇場映画化を皮切りに、70年代後半からのアニメブームの波となって矢継ぎ早に提供され、機動戦士ガンダム(1979)の登場を持ってロボットアニメは決定的な方針転換を迫られる。
所謂、「リアル」ロボット路線である。では何を持ってリアルか?は、また別の機会にしておこう。
子供番組に時折垣間見えるハードでシリアスな雰囲気を楽しんでいた年長ファンは、アニメブームの到来によって、より自分たち向けに作られた作品が増えたことを歓迎し、そちらにどっと流れてしまったのではないか。
その結果、後世の印象としてはロボットアニメの始祖たるマジンガーZこそ尊重されるものの、後発の作品はすべて似たり寄ったりのイメージを持たれてしまい、だんだんと印象が薄れていき、放送打ち切りからの映画化というシンデレラストーリーを持つガンダムのインパクトが強かった為に、一足跳びで
「時代を変えたガンダムはすごかった!」
という、大雑把な総括をされてしまう現象が起きたのではないだろうか。
実際に見返されることが少なく、記憶や印象に頼った作品論が多かった時代の悲劇なのかもしれない。
異論はあろうが、以上がグレンダイザーの日本国内での扱いに対するファンの一考察である。
しかし、そんな日本の状況と世界の状況はまったく違う。
世界的な知名度でいえば、実はロボットアニメ史においてグレンダイザーは群を抜いているのだ。
鳥のすり込み現象ではないが、人間ははじめて見たものに強い思い入れを持つものだ。
1970年代、テレビアニメという文化そのものがない国に、既に完成したノウハウを持って製作された日本のアニメーションが放映されればどうなるか。
それらは瞬く間に各国の子供たちを魅了し、後に日本製のアニメ=ジャパニメーションという造語が作られるほどの一大ムーブメントとなり、2024年現在では、二世代三世代のファン層を持つ一種のブランドとして、世界的なマーケットに育っている。
一説によるとフランスでは視聴率100%(どういう計算方法なのだ)を記録したというグレンダイザーは、冗談抜きで世界の一部地域ではもはや聖典と化しているのである。※4
さて、今回もまた長い長い前置きになってしまったが、この度のグレンダイザーUも日本での人気というよりは、そういった世界のマーケットが後押しした企画なのだろうということに疑いはない。
混迷の時代のロボットアニメ
さて、そのグレンダイザーUなのだが、既に50年近く前の作品ということもあり、現代にリブートするにはある程度の換骨奪胎が必要であろう。
リアルタイム世代がただ懐かしむだけでは、作品のヒットは望めないからだ。
世界情勢、国内情勢ともに不安定であり、未来の見通しもつかない不透明な時代に、グレンダイザーUは何を見せてくれるのだろうか。
PVや公開された情報から私が受けた印象は、これはもしやあの桜多吾作版グレンダイザーをやるつもりでは、という期待と不安であった。
メディアミックスによるテレビアニメの漫画化は、児童誌の減少や原作付き作品が増えた昨今ではすっかり少なくなったが、70年代に於いてはひとつの作品でも出版社別によるバージョン違いを含めて多数存在していた。
ダイナミックプロ作品は特にその数が多く、永井豪の意向なのか出版社の意向か、アニメのストーリーや設定にはとらわれない、良く言えば担当作家のオリジナリティを尊重した作品が多かった。
その中でも異彩を放っていたのが桜多吾作版だ。
初期作品であるマジンガーZこそ、平行して同作を執筆していた師匠永井への遠慮もあったのか大人しめな印象だったが、続くグレートマジンガーになるとタガが外れ始め、アニメ版にも永井版にもないオリジナル要素や設定が次々と連発され、ある意味でアニメ版以上の印象を残す作品に仕上がっている。※5
そして続くグレンダイザーのコミカライズも担当した氏は、その尖った傾向をさらに強めていく。
まず主人公デューク・フリードの風貌からしてアニメ版、永井版とまったく違う。この点だけとっても、アニメとは違う作品を描くという高らかな宣言に思えてならない。
詳しくは、現在入手困難な状況でこう言うのも心苦しいのだが、ぜひ実物を手にとって欲しい。
欲しいのだが、入手困難ということを鑑みて以下に本作独自の要素を書き出してみよう。
兜甲児とともに、Zのヒロイン弓さやかも登場
デューク・フリードの諸設定
敵である円盤獣の真実
マジンガーシリーズを総括するシグマ文明の存在
1に関しては、よりマジンガーZとの地続き感を強化する意図もあったのだろう。しかし、弓さやかは後半とんでもない活躍を見せるので、単なるファンサービスに終わっていないのが桜多版の一味違うところである。
私がグレンダイザーUに桜多版の影を見たのは、この弓さやかの登場が発表されたのも大きい。
2は、そもそもアニメ版・永井版で共通している基本設定として、
「ベガ軍の猛攻から逃れたデュークはグレンダイザーで地球に流れ着き、宇宙科学研究所所長の宇門博士の善意で養子として迎えられ、宇門大介という地球名を名乗っている・・・」
というものがあるのだが、桜多版はその大元の設定にメスを入れダイナミックなちゃぶ台返しをしている、とだけ言っておく。
3もまた同じような書き方になってしまい申し訳ないのだが、桜多版ではこれまで単なるベガ軍の尖兵として蹴散らしてきた円盤獣が、実は・・・という衝撃の展開が用意されているのだ。
ちなみに、桜多版グレンダイザーの同話を読んだアニメ版のスタッフが感銘を受け、多少のアレンジをしつつもそのままアニメ化したものが、グレンダイザー25話「大空に輝く愛の花」である。
この点に関しても桜多版グレンダイザーが特別な位置にある証左と言えるのではないだろうか。
そして4。これは特に桜多版の根幹にも関わる設定なのだが、マジンガーZの敵であるDrヘル軍団の機械獣が、実は続編のグレートマジンガーに登場する超古代文明ミケーネ帝国に由来していた・・・という展開をさらに発展させたような、地球・ベガ星を含めた壮大な設定としてシグマ文明なるものが登場する。
これもまた、グレンダイザーUのPVにそれらしい目配せが存在している。
肝心の、桜多版の物語の結末はというと、90%の絶望に10%の希望といった具合の厳しいものなのだが、ただ単純に明るい未来を提示するというのも現代的ではないように感じるので、今こそ求められている物語ではないか?と思えてならない。
そんな終盤のすさまじい展開は、かつて、マジンガーZを作った兜十蔵博士が死に際に残した「マジンガーZは神にも悪魔にもなれる」という言葉がまさに結実したような、初心貫徹の壮大なラストであるとだけ言っておこう。
もちろん、これらはPVから勝手に妄想した個人の感想に過ぎないので、グレンダイザーUがアニメ版とも永井版とも桜多版とも違う道を切り開いてくれるなら、それはそれで大歓迎である。
そういう意味を含んだ期待と不安であるのだ。
その他諸々の要素
さて、ここからは上記のほかに気になった点をいくつか書いてみよう。
まず、公式HPのイントロダクションにあるこの部分。
穏やかな日々が続くと思われていた中、未確認空中現象が世界中の大都市上空に出現する。
それは地球から遠く離れた星系より襲来したベガ星連合軍だった。
そもそも、なぜかつてのグレンダイザーがUFOロボという副題を付けていたかというと、70年代半ばのUFOブームが強く影響している。
例えばウルトラシリーズでは、ウルトラマンレオ(1974)の第4クール目は円盤生物と呼ばれる、まさしく後の円盤獣的な怪獣が続々と登場する展開になったり、グレンダイザーと同時期のロボットアニメに、その名もずばりUFO戦士ダイアポロン(1976)というものもあった。
世間的にはピンク・レディーの楽曲UFO(1977)がヒットしており、当時の子供カルチャーとUFOは親和性が高かったのだ。
そして、そんなかつてのブームから約50年・・・とある関係者のリークから端を発したアメリカでのUFO動画騒動は、軍や議会を巻き込んだ大きなうねりになったのは記憶に新しい。
そこで新たに提唱された概念が未確認空中現象(Unidentified Aerial Phenomenon)-UAP-である。
これは、未確認飛行物体を世間一般のイメージである異星人の乗り物という固定観念から切り離して、未知の自然現象などのあらゆる可能性を想定してその正体を解明しようという非常に科学的な新語であるのだが、いち早くこの言葉を新作グレンダイザーに反映しているのは、かつてUFOロボを冠した作品として真摯で意義深いことだと思う。
そしてなによりマジンガーZの登場!
これは上記でも少し触れたが、かつてのアニメ版や永井版、それこそ桜多版ですら手をつけなかった要素だ。※6
そもそも、かつてのグレンダイザーにマジンガーZが登場しなかったのは、人気キャラの兜甲児とマジンガーZを登場させると、新主人公デュークやグレンダイザーの役割を食ってしまうというスタッフの判断に起因している。
これによって、かつてのグレンダイザーに於ける兜甲児は、特に番組前半では大幅に活躍が制限され、どちらかというとコメディリリーフ的、トラブルメーカー的な役割を振られることが多く、兜甲児を支持する従来のファンの視聴離れを引き起こしてしまったのだった。
前作主人公の扱いは、いまだ答えの見出せない非常にデリケートな問題であり、このグレンダイザーの甲児の例は、口さがないファンからは悪い例として今でも批判されている。
・・・ちなみに、マジンガーZを先んじて放送しなかったフランスなどでは、甲児にこのような印象は持たれていない。
これは本作の海外人気の高さの一因である気がする。
しかし、今回はマジンガーシリーズの続編というよりは、グレンダイザーUという独立した作品であるというところも幸いしてか、めでたくマジンガーZが堂々の参戦となった。
欲を言うと、今年50周年であるグレートマジンガーも登場して、映像作品ではいまだ実現していないトリプルマジンガーの勇姿をぜひ拝みたいものだ。
そして、白銀の城とでも言いたくなるようなライバル機の存在も気になるところだ。
そしてこの機体とドッキングしているスペイザーも、一癖ある。
この先端の尖った形状や、機体上部からロボットの顔が露出するスタイルは、グレンダイザーの前身である宇宙円盤大戦争に登場したガッタイガーを意識しているのだろう。
その他にも、グレンダイザー操縦者の称号スターカー(原典では変身アイテム)や、ベガ星連合軍総司令テロンナ(原点では敵の王女の名前)などの設定や名称に、宇宙円盤大戦争の影響が見て取れる。
さらにUでは、その宇宙円盤大戦争の内容をリメイクしたグレンダイザー72話「はるかなる故里の星」に登場した、テロンナの翻案キャラであるルビーナをも登場させ、両者を双子の姉妹と設定するというパワープレイを見せてくれる。
ちなみに、その宇宙円盤大戦争の内容はというと、宇宙版ロミオとジュリエットといった雰囲気で、ロボットアニメに恋愛ドラマを絡めたという意味でも先駆的な作品であった。
さて、長々と書き綴ってきたが、世界的な知名度と人気を誇るグレンダイザーの新作ということで、おそらく日本以上に世界での期待値が高まっているかもしれないが、そんなプレッシャーをスクリュークラッシャーパンチで吹き飛ばすほどの、素晴らしい作品になることを願いつつ、放送を楽しみに待とうと思う。
(2024年3月7日 追記修正)
脚注
※1
こういった事情もあり、永井豪先生はグレンダイザーに対して色々思うところがあるのではないかと邪推してしまう。
自身の特色が少ない、我が子というよりは親戚の子供というような・・・
多忙が原因かもしれないが、漫画に関しても途中で自身での執筆をやめて、岡崎優氏に任せている。
※2
やはり、シリーズが継続していない作品は、保守的なファンの思いはどうあれゲームなどで露出し続けて若年層にも認知度を広げる草の根活動が重要ではないかと思う。
何の展開もなければ、キャラクターの死蔵になってしまうからだ。
90年代末から展開したゲッターロボやマジンカイザーのOVA化なども、スーパーロボット大戦で得た人気が後押ししたのだから。
※3
もうひとつ可能性があるとすれば、玩具業界用語で言う3年周期の期に当たっていた、ということもあるかもしれない。
3年周期とはメインターゲットの児童層は概ね3年で特撮やロボットアニメを卒業していく、というもので、他作品では仮面ライダー(1971)~仮面ライダーV3(1973)で変身ブームの頂点を極めた勢いが、仮面ライダーX(1974)で嘘のように沈静化してしまったという例がある。
グレンダイザーもマジンガーZから数えて3年目。入れ替わりの時期である。
新しい児童層が一定数コン・バトラーVに流れてしまったのではないだろうか。
※4
他にはコン・バトラーVの後続作超電磁マシーン ボルテスⅤ(1977)のフィリピンでの国民的人気が有名。
人気が長じてフィリピンにおいて独自の実写ドラマシリーズが展開中である。
※5
中でも特異なのは後のスパロボでも採用された量産型グレートマジンガーだろう。
1974年当時に主役ロボの量産型というアイデアを投入する先進性に驚く。
※6
マジンガーZには乗らないが、東映まんがまつり作品UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー(1976)にて、グレートに甲児が乗るというサービスはあった。
本来とは違う機体に乗り込むというのはロボットアニメならではあり、この活躍に多少溜飲を下げた甲児ファンも多かったとか。
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