夢の世界

今日へんな夢を見た。断片的で少し曖昧だけど少し書いてみます。

僕は駅のホームで背中を押され電車に轢かれて死んだ。その後何年間も成仏できずにその駅の地縛霊になってしまっていたら、ある女性とその仲間達が僕の存在に気付いてくれてとうとう成仏されるのだけれど、こっからがまた不思議なのだ。

彼女らに成仏されて行き着いたところは高級なホテルのロビーみたいなところだった。何か今敏監督作品の「パプリカ」に出てくるような赤を基調としたホテル。僕はロビーを離れて廊下を歩いている。そこで年配の人や若い人とすれ違った。まだここがどこかも分からぬまま行き着いたところは食堂。食堂の雰囲気はデパートのフードコートをより高級にした感じだった。僕はその定食を取り1人でテーブルに腰掛ける。僕の真正面のテーブルには眼鏡をかけていて、20世紀少年のヨシツネに似てる人と対面している。彼はにたりと笑いながらこっちは近づき僕に言ったのだ。「どうやって亡くなったたんですか?」と。え?と聞き返したがまた同じ質問を繰り返す。そして僕は少々焦りながらもこの高級なホテルが「あの世」である事を理解した。答えに困っているといつからそこにいたのか分からないけれどがたいの良いおじさんが1人座っていて「私は、、、」と自分の死因を語っていた。

僕はどうやってこの場を切り上げたのかは覚えてないけれど気がついたらまた廊下を歩いていた。ふとポッケに手をやるとスマートフォンがあって普通に電源が付いていて生前のLINEのやりとりやアプリの位置まで正確に合っていた。え、使えるのかっと思っていたら僕は知らない誰かの部屋に入ってた。そこで1人のNONSTYLEの石田さん似の男性が座っていた。僕はその男性に「ここってスマホって使えるんですか?」って聞いたら使えると答え、その男性は家族に電話したらしい。なら僕も使ってみようとぽっけからスマホを出したところで目が覚めた。

もっと「あの世ホテル」を探検したかったなと目が覚めたことにガッカリしたが、よく考えれば自分が死んであの世へ行く内容だった事を思い出して1人ゾッとなった。

「あの世ホテル」ですれ違った人々は「あの世」と言えば誰もが思い浮かべる雲の上で天使や神様がいて後光がさしてるような夢の国ではないのにも関わらずみんな楽しそうに当たり前のように会話をしていて、ご飯を食べたり自分の趣味をしたりと皆楽しそうに死んでいた。

もしかしたら本当にあの世はこんな感じなのかなと思ったけれど答え合わせができるのは当分後だろうな思い、朝の支度に入るのだった。


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