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キューアンドエー株式会社 海岸防災林保育活動

7月8日(土)に南三陸町波伝谷海岸防災林にあるキューアンドエー株式会社様の協定地にて、社員とそのご家族17名が宮城県森林インストラクター協会の指導の下、植樹地内の除草作業を実施しました。

当日は朝から雨が降ったり止んだりの状態が続いていたため、参加者が到着すると集合写真を撮影し、すぐに除草作業に取り掛かりました。今回は大人のみの班2班と親子班1班の計3班に分かれ、クロマツに絡みついたクズの蔓取りを行いました。

作業前に手順や作業範囲の指導を受けました

大人班は鎌を持ち、クズの蔓を切り進めていきます。とは言え、クロマツの横枝がとても伸びているので、中々植樹地の中に入るのは難しそうです。

クロマツを覆うクズに立ち向かいます!

子ども達は小さい体を活かして、植樹地の中へ!大人に蔓を切ってもらい、力いっぱい蔓を引っ張って取り除いていきました!!

大人では入れない林の中に突入!

雨が降りそうになってきたため、作業時間はとても短かったですが、クロマツが見えるようになるくらいキレイになりました♪

作業後の植樹地

その後、屋根の下に移動し気仙沼振興事務所の方々から宮城県の海岸防災林の概要や「みやぎグリーンコーストプロジェクト」に関する事業紹介、県産材活用の取組み等について説明を受けました。震災後、広範囲で多くの人の手によって行われてきた海岸防災林再生活動、これまでの活動についての説明を、参加者の方々は真剣な眼差しで聞いていました。

説明を受ける参加者の皆様

また森林インストラクター協会の方からは、クロマツ林の今後していかなければいけない整備について説明を受けました。それ以外にもクロマツの樹齢の数え方や植樹地に生えている植物やそれを使った遊び方等も紹介してくれました。特にクズの葉を使って大きな音を鳴らす「葉っぱ爆弾」は、葉の選び方や叩き方のコツを習うと、子ども達でも鳴らすことができ、とても楽しそうに練習している姿が印象的でした。

実際のクロマツを使って説明を受けました

クズはキレイに取れましたが、今後は枝打ちや間伐といった作業を行いながら、将来的に立派なマツ林に育てていくことになります。これからも社員の皆様にはクロマツ達を見守っていってほしいと思います。

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