クラウドファンディングの制作を始めよう!写真編・無料ツール紹介あり
ここまで、クラウドファンディングのスケジュールの考え方や、用意しておくことなどをご案内してきました。ここからはいよいよ制作本番。クラウドファンディングの制作に必要なナレッジをご紹介していきます。今回は「写真編」。クラウドファンディングのプロジェクトに必須の写真(画像)の用意の仕方や便利なツールを紹介していきます。
クラウドファンディングプロジェクトの
写真の基礎知識
まず、基礎知識をおさらいしましょう。クラウドファンディングの写真は、ページを見やすいものにするため、また、支援を集めやすくするため、基本的に以下が条件です。
写真撮影はどうやったらいい?
一番良いのは、写真が上手な友人やプロに頼むことです。クラウドファンディングの特性上、プロジェクトを投稿してみなければ結果はわからないものの、集まったお金の数%を支払ったり、撮影費用をファンディング後に支払うなどの工夫をして良い写真を揃えてプロジェクトを始める方法もあります。
それが難しい場合は、iPhoneで撮影をしてみましょう。iPhoneで撮影する時のちょっとしたテクニックをご紹介します。
メイン画像に文字は必要なの?
クラウドファンディングのメイン画像には、時々タイトルのように文字が入っていることがあります。「必ず必要か?」と訊かれた場合の私の答えは「いいえ」です。文字を入れるのがあまりにも大変な場合や、デザインに自信やリソースがなければ、綺麗な写真を撮影できていれば十分です。
デザインをできる環境にある場合や、画像だけではプロジェクトの内容が伝わらない場合は、以下のことを気をつけながら文字を入れるのがおすすめです。
特に気をつけたいのはプロジェクトタイトルと要素がかぶらないようにすることです。
例えば、こんな風にキャッチコピーのようなテキストを入れるのも一案です。
こんな風に、ロゴを制作してもらって画像(イラストレーション)の上に載せる方法もあります。
クラウドファンディングの写真(画像)制作をやってみよう
どのような画像を作成するのが良いのか、イメージがつかめてきましたか?
もしも写真の制作に迷ったら、自分のプロジェクトと同じカテゴリのプロジェクトを見てみて、目を引いたプロジェクトの写真を参考にしてみてください。
最後に、クラウドファンディングの写真(画像)制作に役立つツールをご紹介します。どれも無料の範囲で制作ができるものばかりですので、ぜひお役立てください。
スマホで写真加工をするならVSCO
写真の加工、露出の調整、傾き調整などたいていのことができます。スマホを使って写真を加工する場合はおすすめです。フィルム調のフィルターがありますが、あまり使い過ぎると見づらくなってしまうので、バランスを見て使用してください。(フィルターの強さも調整できます)
文字入れやデザインをするならCanva
https://www.canva.com/ja_jp/
Canvaはパソコンで文字入れやデザインをする時におすすめのブラウザ上のデザインツールです。(スマホ版もありますが、クラウドファンディングの制作ならばパソコンで行った方が仕上がりがイメージしやすいでしょう)。無料版でも基本的な文字入れやデザインができるので挑戦してみてください。
「クラウドファンディングの制作を始めよう!写真編・無料ツール紹介あり」、参考になりましたでしょうか? MOTION GALLERYでは、クラウドファンディングの制作についてのアドバイスを1対1で行っています。近い事例の制作例などもご相談できますよ。クラウドファンディングをやってみたい方は、ぜひMOTION GALLERYのトップページから「プロジェクトを始める」で概要を投稿してみてください。
(文:出川 光)