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クラウドファンディングをやる時のよくある心配ごとに答えます

これまでさまざまなクリエイターのクラウドファンディングを掲載してきたMOTION GALLERYがこの困難を乗り切るためのナレッジをシェアするマガジン、『MOTION GALLERY ACTION』。よりよいACTIONをサポートするために、MOTION GALLERYを運営する私たちのナレッジをシェアします。今日は、MOTION GALLERYのディレクターである出川 光による、『クラウドファンディングをやる時の心配ごとに答えます』。

コロナ禍と言われる状況に陥る前までは、クラウドファンディングはアイディアがある人、作品を作りたい人などがさまざまな準備をしてから始めることがほとんどでした。クラウドファンディングに必要な素材の準備だけでなく、SNSの耕しから心の準備まで、万端の状態で始められることが多かったのです。しかし、このような状況になっていきなりクラウドファンディングを始めなければならない、または検討しなければいけなくなった方も多いのではないでしょうか。私自身そのような方から相談を受けることが多くあり、その中でもよく聞かれる「心配ごと」についてのナレッジをシェアします。

1.今が始める時なのか問題

「この状態で始めてもいいのでしょうか」とよく聞かれます。集めたい額などにもよりますが、例えば以下のことが全て済んでいればクラウドファンディングを始めてもいい時期と言えると私は考えています。
・プロジェクトを広めるための手段(SNSのフォロワー、リアルなファン、メーリングリスト)が揃っている
・プロジェクトで集めようとしている対象の活動(店舗であれば営業期間、アーティストであれば活動期間)がこれまできちんと行われてきた
・クラウドファンディングをやらなければならない理由がある(他人に話しても納得感のある個人的でない理由)

2.お金があつまるだろうか問題

身もふたもない心配ごとのようにも聞こえますが、せっかくプロジェクトをやるならばどのくらい集まるかの目安を知りたいですよね。プロジェクトの振り幅にもよりますが、私がどうしても目安を知りたいと言われた場合にお答えしているのは
プロジェクトに関わる(またはご自身の)SNSのアカウントで、集めたい対象について あるいは クラウドファンディングをやろうと思っているという意思を投稿してみる。いいね!やスキ!などのリアクションのうち5%ほどの人が支援をしてくれると考えて、それに平均支援単価の1万円をかけたものが集められる最低ラインというもの。つまり、 ついた「いいね!」などの数×0.05×10000 が集まる最低ラインと考えられるということです。

3.失敗したらどうしよう問題

お金を集めることは容易いことではありませんが、プロジェクトの名目がしっかりしていれば、たとえ目標金額に届かなくてもそれが今後マイナスになることはありません。また、プロジェクトは「ALL-in形式」といって、集まったお金を全て受け取る形式を選ぶことができ、この場合は目標額に届かなくてもプロジェクトを行いお金を受け取ることができます。クラウドファンディングのページはプロジェクトが終了しても残りますが、過去の活動歴が残ることは悪いことではありません。

今回はクラウドファンディングを行う時に誰もが心配になる3つの問題についてお答えしてみました。他にも心配なことがあったり、プロジェクトづくりについて相談したいという方はこのコメント欄でも、MOTION GALLERYのプロジェクト投稿画面でも、お気軽にお尋ねください。


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