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余裕をもってのぞめば大丈夫。クラウドファンディングのスケジュールとは

前回は、クラウドファンディングを始める前に満たしているべき要素を紹介しました。ここからは、いよいよクラウドファンディングの制作について解説していきます。まずは、一番大事なスケジューリングから。

スケジュールを制すものはクラウドファンディングを制す

クラウドファンディングを行うなら、集めうる最大の目標額を達成したいもの。そのためには、プロジェクトの品質やメンバー構成などもさることながら、その前提となるスケジューリングがとても大切です。掲載日程が間近に迫っているのにリターンの写真がない、思ったよりも制作に時間がかかって掲載期間が短くなってしまうなど、スケジュールがうまく引けていないとクラウドファンディングの成果に大きな影響を及ぼしてしまします。今回は、何にどのくらの時間を見ておくべきなのかを紹介します。

✏️準備・構想期間(2週間〜1ヶ月)

プロジェクトの制作に入る前に、メンバーを集めたり構想を練ったりする時間です。前回ご紹介したプロジェクトやご自身が成功の条件を満たしているのかを見直したり、それを満たすための準備を行うのもこの期間です。
場合によりますが、この期間は2週間から1ヶ月とっておきましょう。「プロジェクトをやろうと思っているんだ」という頭出しをこの時期から周りにしておくのもいいですよ。

🛠プロジェクト制作期間(2週間〜1ヶ月)

構想がかたまったら、プロジェクトの制作を行います。まず、モーションギャラリーのウェブサイトで会員登録を行い、プロジェクト掲載の応募をします。(応募は掲載作業とは別で、入稿ができるようにするものです)。応募を行ったら審査が下りるのを待ちながらプロジェクトの素材を作っていきます。プロジェクト本文、リターンのサンプル、リターンの写真を制作します。この期間にかかる時間は2週間から1ヶ月程度。文章や写真の制作が初めての場合は、長めに取っておきましょう。

🖌️プロジェクト入稿期間(1日〜2週間)

モーションギャラリーでプロジェクトを入稿できるようになったら、画面から入稿作業を行います。すべての素材がすでに揃っていれば入稿自体は数時間で終わるはずです。しかし、見直しをしたり、メンバーに見てもらいながら調整をしたい場合はやはり時間がかかります。関係者が多い場合や、ページの印象をみながら素材を作り込みたい場合は2週間程度とっておきましょう。

👥プロジェクト審査・差し戻し期間(1週間〜2週間)

準備が整ったらプロジェクトをモーションギャラリーの画面から審査ボタンを押してモーションギャラリー側に送ります。審査には1週間程度いただいており、法的に問題がある、規約違反がある場合などは差し戻しがあります。万が一差し戻しがあっても対応できるよう、この期間は1週間から2週間とっておきましょう。

💡プロジェクト掲載期間(45日)

プロジェクトの掲載期間はジャンルや状況によりさまざまですが、45日程度がおすすめです。プロジェクト掲載期間中はプロジェクトをなるべく広報し、アップデートという活動報告ブログ機能でマメに状況を見ている人に伝える必要があるので、この期間は特に手をあけていられるように予定を調整しておきましょう。

💵入金・リターン発送(1週間〜数ヶ月)

入金は、プロジェクト掲載が終了した月の翌月末です。入金を確認しつつリターンを発送していきます。リターン発送は、支援者が多いほど時間がかかり、体験のリターンなどがある場合は履行に時間がかかることもあります。

クラウドファンディングを掲載して終了するまでのスケジュール、イメージがついたでしょうか?もちろん、大急ぎで掲載することもできますが、じっくり取り組むと意外と時間がかかることがわかったのではないかと思います。

クラウドファンディングを行う場合は、スケジュールに余裕を持って、手を開けておくべきタイミングをよく把握しておきましょう。スケジュールについてのアドバイスも、伴走するキュレーターにどうぞご相談ください。ここまで読んでくださってありがとうございます。役に立った方はスキで応援してくださいね。

(文:出川 光)

クラウドファンディングを掲載予定の方はMOTION GALLERYからプロジェクト投稿をしてみてください。あなたのプロジェクトに専任のスタッフがつき、プロジェクト掲載から達成までしっかり伴走します。


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