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電気で回路の切替器を開(OFF)閉(ON)する

前回示した電磁石気切替器、即ちリレー式(電磁開閉式)電脳
は、物理的に開(OFF)閉(ON)を行った。

次に発明されたのが、真空管式電脳である。真空管は、中を真空にしたガラス管内に、電子を飛ばす為の金属部品を設置したものである。図1.参照

Aを高熱にして負(-)の電子を流すと、電子は空中に飛び出し、正(+)の電極に吸い込まれ流れていく。しかし、途中には格子状の電極がある。この格子電極に正または負の電荷を与えると、移動する電子が増減する。つまり、電圧が上下する。この電圧が高い頂点の時を1、低い時を0とすると、前回レリー式で説明したAND、OR、NOTの回路が作れる。

この真空管式電脳は巨大で、かつ物凄く電気を消費し、更に高熱を発すると言う代物しろものだったらしい。稼働すると所在した町に電気が十分に行かくなったそうだ。

真空管の次に来るのが、半導体を使った電脳である。半導体は純粋な珪素けいそ(シリコン)の結晶と、これに不純物を微量に混ぜた結晶を組み合わせて作る。電子の流れの増減は、真空管の場合より急で、明確なONとOFF即ち、0と1が得られる。

最後に来るであろう電脳は、量子式電脳である。0と1が共存すると言う、訳の分からんことが起こる。理解できれば、Noteに掲載しようと思う。

以上

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