自民総裁選、終わって見れば出来合いレースか?
今回の総裁選、異常に多い候補者数に加えて派閥解消で、混迷の総裁選と言われたが、終わってみれば石破氏の選出。二位三位の高市氏、小泉氏を省けば残りは、団栗の背比べだった。結果論とは言え、石破氏以外では、裏金問題無く、かつ派閥に関係無い人はいない。この人の選出以外に有り得なかった様に思える。
総裁選前に石破氏は超党派の国会議員団と共に、中華民国を訪問して総督の頼清徳氏に会っている。防衛に関心があり精通もしていて、対*中共国強行派と知られる石破氏が台湾訪問をするのは自然な流れだ。
*中共国(中国共産党国:中華人民共和国の真名)
しかし、総理大臣に成った今、*中華民国に対して一つの中国を主張する中共国の主張を受け入れている日本の代表として、台湾に行く事はできない。総裁選前に行ったのは、総裁に選出されると言う内定が有ったのではと、穿った見方をしてしまう。
*中華民国:台湾は実質独立国家である。中共国と違って人民によって執政されている国である。台湾と呼称するのは、中共国に気を使って、国として認めていなからである。
今回の自民党総裁選挙を総括すれば、結局各候補が自民党の方針を宣伝するという、自民党大宣伝大会であった様に思う。これで裏金の悪印象を払拭して衆院選挙に突入である。