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私の「面白さの基準」ってなんだろう

マシュマロさんの上記のツイートを見て、自分なりに少し考えてみました。
主に小説に関しての話です。

①納得感

私は物語を読んでいる際に、キャラの言動や話の展開に「まあ、そうなるな」「意外な/想定外な要素だけどあり得そうそうだな」「この物語世界では妥当だな」みたいな「納得感」を少しでも多く得たいんです。
リアリティと言い換えてもいいのかもしれません。

②緩急

ここで言う緩急は原義よりも広い意味を孕んでいます。緩やか・平坦・当然・王道な部分と、急・凸凹・意外・ユニークな部分の混じり合いです。キャラで言えばギャップとかそういうのですね。
……これと①に関しては、私がだらだらここで語るよりも、マシュマロマガジンさんの『面白さの構造』の記事読んだ方が手っ取り早いかもしれません。

③風景の見える化

自分は文字を読む時も書く時も映像で見えてくるタイプです。だからかもしれませんが、キャラのビジュアルや行動、周囲の環境の様子、そういったものがスッと想像できる作品だとかなりのめり込めます。
延長で、小説媒体の作品にアクションシーンやバトルシーンがあると興奮します。自分でそういうの書くのも大好きです。
『見える事』と『没入度』は私の中では相互に干渉しあい、物語をより楽しむスパイラルへ落とし込む一因となっているんです。見えれば没入度上がって、没入度上がればより見えてきて、これらが高まれば気分も高揚してきて……。


色々書いてみたんですけど、結構成文化が難しいですねこね。
「私はこういうのが好きな傾向がある!」ってのは感覚的には良く分かってるつもりで、そういう要素を自作の文章に反映するのも割と得意(自分が萌える文章を自分で作るのが得意)なのですが……。

面白さの説明のされ方はなんであれ、それらの源泉は作者のヘキとフェチだと思ってるんです。ですから、私の書く作品の持つであろう面白さは私が面白いと思う様々な要素の集大成なんです。
月並みな話ですが結局のところ、可能であれば、自分の “好き” を指標に書くのが一番迷わないしのびのびできるんじゃないかなあと思います。


以上になります。最後に僭越ながら、ちょろっと宣伝をば。
ではではまたどこかで。






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