#ハッピーエンドとそれから感想
私立恵比寿中学7thアルバムの第2弾リード曲『ハッピーエンドとそれから』の配信&MVの公開が始まりましたね。
感想を書くことでチェキが当たる!とのことなので、文字数書いたら確率上がらんかな!みたいな邪な気持ちでnoteを書くことにしました。普通に考えて、確率は上がらないですね。人生とはそういうものなのです。
でも、普通に書きたくなったのでチェキとか関係なく書きます。BGMはもちろん『ハッピーエンドとそれから』です。9999回チャレンジをしているので意識は高くいきますよ。(結構諦めたくなってるのは秘密で…)
それではスタート🚩
ちなみに以下では『ハッピーエンドとそれから』を略してハピそれとします🙃これ公式略称ですか…?
なお、音楽の真髄を極めた訳でもなく、専門家でもない私が、ただ単に曲の感想を述べるだけのnoteですが、どうか最後までお付き合い頂ければ幸いです!
(↑これは私のパパがLINEブログで曲のレビューをしている時に書いてる文言をそのまま勝手にパクリました笑)
【ハッピーエンドとそれから感想 〜曲編〜】
以前、エビ中の好きな曲ランキングについて書いたときに、私の好きな曲を決める時の基準は“歌詞の良さ”が結構な比重を占めるということが分かったのですが、今回も例に漏れず、曲の良さを語るために好きな歌詞をたくさん語らせていただきます。
楽曲提供をしていただいたSaucy Dogさんですが、私の友達がめちゃくちゃ好きなんですよね。私は『いつか』『ナイトクロージング』『コンタクトケース』『シンデレラボーイ』しか存じ上げないのですが…(申し訳ない)
その中でも『いつか』は結構聞いたような気がします。THE FIRST TAKEでも歌われてましたし、MVの再生回数も5000万回を超えてるので1番有名な曲なのではないかと思います。
その『いつか』のサビの終わりの歌詞が「あぁ君を忘れられんなぁ」なんですけど、これがすごく独特だなと思ってて、全然詳しくないくせに「SaucyDogっぽいなぁ〜」って思うんですよ。話し言葉がそのまま歌詞になってる感じがすごい好きです。石原さんは島根出身みたいなのでおそらく方言なのかなと思うんですけど、私も方言話者なので(恥ずかしい言い方)、そういう歌詞を見ると親近感が湧いて嬉しくなります。まぁ出身全然違うんですけど……
……などと、思っていたので、ハピそれの中にもサウシー節があってすごくテンションが上がりました。
それが2サビ終わりの「あれって妄想だったの?ってがっかりさせんでよ」なんですけど、「いや!モロやん!」って思いました。ハピそれのMVのコメントにもサウシーファンらしき人から「慎ちゃん(石原さんの愛称)らしさが出てる!」みたいなことを書かれてたのでそうなのでしょう。
それから、そのパートを歌ってるのが柚乃ってところがまた良かったですね。彼女も、方言を喋るかは分かりませんが地方出身ですし、思ったことをそのまま言葉に出して歌ってる感じが、無邪気でいたずらっ子でTHE中学生の柚乃っぽくてすごく好きです。
これ以外にも好きな歌詞がたくさんあるんですけど、ののかまるの「ごめん推しだけは好きになれないや」がイマドキっぽくて好きですね。“推し”って今でこそどの界隈でもよく使われてますけど、私が中高生くらいの頃って界隈ごとに呼び方にはっきりと区別があった気がするんです。ジャニーズだったら“担当”とか、K-popなら“ペン”とか。もちろんこれらは今でも使われてますが、現在では界隈関係なく“好きな芸能人=推し”が使われるようになったなと思います。TikTokをはじめとしたSNSの影響で他界隈のことがすぐ広まるようになったからなんですかね。前までは“推しと呼ばれる人=女の子のアイドル”ってイメージだったので、男の子目線で「推しだけは好きになれないや」って言っているのが、すごい今っぽいなと思いました。
そして、この曲で何より好きな部分は「忘れたっていいから ただ無かった事にはしないでほしい」です。
まず、小林歌穂ちゃんの歌い方が超超超良い。あったかお布団包み込み癒しvoiceでお馴染みの歌穂ちゃんですが、ここの歌い方はかなり感情むき出しで強い歌い方だなと感じてすごくドキドキしました。曲に合わせた表情をするのは超一流だとは思ってたんですけど、歌だけでも感情が伝えることが出来るところを今回知れて、改めて歌穂ちゃんはステージに立って表現をする才能に溢れてるんだなと思いましたね。
また、この歌詞は曲の中でもキーポイントになる歌詞だと思います。ここまでの歌詞は、主人公の男の子が初恋の女の子との過去の思い出を振り返っていて、そこには女の子に対する未練があるような気がするんですよね。でも、この歌詞以降はもう未来を見据えていますよね。
「季節に取り残されたままで 僕は大人になったよ」が「幸せになってくれればいいのさ 僕は大人になったよ」に変わっていたり、「もう昔話はいいから」が「もう昔話でいいから」に変わっていたり。それに、1サビと落ちサビで彩ちゃんが同じパートを歌ってますが、落ちサビの方がより、問いかけている雰囲気になっているのもポイントだなと思います。
もう彼女にとっては過去の話であの頃には戻れないし今後何も起こらないのは分かっているけど、でもせめて、「僕の君への初恋を人生の思い出の数ページとして刻ませてほしい」という想い・願いが伝わって…良いなと…思います。自分の中だけでも思い出として残すことを許してほしいと思っている別角度の未練さも伝わります。そして、それをまた、“ハッピーエンド”としているのが、無理やり断ち切った感じがして切なくていいですね。歌穂ちゃんが歌った後にブレスが入っていると思うんですけど、それも現実を飲み込んで次に進もうとしてることを表してるのかな、なんて思いました。
だからこそなのか、「思い出色褪せてく方が 今も綺麗なだけよりはいい」が沁みます。本当は思い出にしたく無かったのかもしれないけど、思い出となってしまうなら前に進んで過去にした方がいいという想い。切ないですね。でも“ハッピーエンド”なんですよ…最高…
男の子目線である上に、私はビルが建てられるほど都会に住んでいないので共感した!というわけでは無かったのですが、とてもストーリーチックなので物語や小説を読んでいる気分になって、色んな感情にさせられました。あと、個人的には推しが卒業したときにこの曲を聴いたら泣いてしまうんだろうな、なんて思いましたね。考えるだけで泣けちゃうので…
という感じで、やはり今をときめくアーティストさんが作ってくださっただけあって素晴らしい曲ですし、そこにエビ中のボーカルの力が組み合わさって、無事に好きな曲認定されました。私立恵比寿中学さんはどうやら素晴らしい曲しか生み出せないみたいですね。ライブでこの曲を聴けることが待ち遠しいです。
こんな感じで、曲に関する感想は以上になります。
本当はMVの感想も書こうと思っていたのですが、曲の感想が思ったより長くなったのでまた別で書くか、気力がなければツイートするかにしたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
あ〜早く『私立恵比寿中学』発売されないかな!!!新曲があと6曲も待ってるなんて最高すぎる!!!
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