原神の香水感想
１．はじめに
1月末にガチャにつられて原神を始め、ドはまりした上に、持病のキャラの匂いについての想像が膨らみに膨らんだ結果、毎日googleで『霓裳花 香り』『霓裳花 元ネタ』と検索する羽目になった可哀想なオタクです。
半泣きになりながら、仕事終わりにキャラのイメージ香水が作れるお店を予約するか...？いやでも理解度が足りない現状で行ったところで満足できるか...？と悶々としていたところ、プリマニアックスさんからキャラクターフレグランスが発売されてる情報を見つけてしまいました。
金銭感覚の狂ったオタクなので、見つけたその日に御目当てのキャラの香水をカートにin、伝家の宝刀クレジットカードで未来の自分に支払いを押し付けました。
頼んだ次の日には発送メールがきて、翌々日の朝に届くとかいうスピード出荷でオタクの情緒はぐっちゃぐちゃでした。
プリマニアックスさん、早期対応ありがとうございました。
２．香水の感想
ということで、本編です。
語彙力がかなり低いのでわかりにくい部分が多々あると思いますが、まあそこは目をつぶっていただければ...
今回購入したのは、鍾離先生とタルタリヤの香水です。
●鍾離先生
そっとほころぶ白菊と、清らかに広がる杉の木が、香の煙を思わせる神秘的な気配となり静謐な空気を生み出す。
ほのかな甘さを持つ木蓮の落ち着いた香りは、彼方を見つめる彼の黄金の瞳のよう。厳格さを放つクスノキに重なって、白檀が余韻を残して漂い、音もなく幽玄が混じり合う。
年月が生む景色を渡り、浮世の物語を歩むためのフレグランス。
う～～ん何もわからない。
ツイッターでよく見る感想は、「お香」とか「おじいちゃんの家の匂い」でした。
・嗅いでみた感想
いや…おじいちゃんからこの匂いしたらぶっ倒れるやろ...
トップからかなりお香って感じの香りでした。
あ～～～～アジア系ってかんじ。
嗅いですぐの自分のツイートみたら「苦みのあるスパイシー系の匂い」って言ってました。
トップミドルラスト一貫して所謂スモーキーウッドの匂い。
香水嗅いだことない人からしたらスモーキーウッドてなんやねんになると思うんだけど、この言葉以外なくない？
お香とか香水とかの独特のにおいではあると思うので、苦手な人はいるかも。
甘さはほとんどなくて、本当にメンズの香水って感じ。普段使いには向いてない。
ハンカチにワンプッシュして持ち歩くのが一番いい使い方かもしれん。（実践したら完全に己のハンカチじゃなくなったし、手を拭いた後の匂いで己の手を二度見する事になった。）
日常過ごしてる中で嗅ぐことのない匂いなので、ふわっと薫るだけでもかなり非日常感がある気がする。
匂いに若さが無くて落ち着く香りだと思います。
●タルタリヤ
きらりと輝くオレンジフラワーの躍動感に乗せて、飄々と漂うシトラスハーバル。
冷ややかなパチュリの闇を背後に潜ませながらも、振り返ったその横顔にはトンカビーンズの温もりが宿り、柔らかな表情を覗かせる。それは心地良さと不穏な気配の、不思議なコントラスト。
暗と明が放つ軽快な熱に浮かされ、どこまでも翻弄されるフレグランス。
シトラスの時点で柑橘系か～と所持してる中でもかなりお気に入りの「ブルードゥシャネル 」を思い浮かべました。
ツイッターの感想で「セクシーな香り」「男」って感想があって爆笑した。
・嗅いでみた感想
やっぱトップブルードゥにちっけ～～～～じゃん！！！ってのと、先の「セクシー」「男」の感想を思い出して膝叩いて笑いました。ほんまにそう。
トップに青りんごが入ってたので、どうかな～と思ってたのですが、ほぼ想像した通りの柑橘系の匂い。甘いと言うよりはスッキリ系。
ただ、時間経過でかなり甘さが増していきました。
ラストノートとか柑橘がほぼなくなってめっちゃくちゃ甘くなってた。
公式レビューでも「飄々とした」って言葉があって、匂いでそこまでイメージできないけど近いと思っているブルードゥのイメージも「自由な男」なので調香師が考える自由ってこの匂いなんだなと思いました。
メンズの香水だけど、こっちは先生のと比較して普段使いはしやすいと思います。
３．蛇足
二つの香水の匂い嗅いでみて、圧倒的に先生の方が大人って感じしてて、香りでここまで表現できるってすごいな～～と...
あと、二つともかなりハイブランドの香水に近い香りだなとなりました。
手持ちにプリマニアックスさん作成の他作品キャラのフレグランスがあるので、比較するとタルタリヤも先生もかなり大人の香り。
香りだけで年齢や雰囲気まで表現できるって本当に凄いですね。
大変良質な体験でした。