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テニプリ歴10年超が令和になってやっとテニミュに行った話


はじめに

私は、無印連載当時(と言っても終盤から)からのテニプリファンだ。
きっかけは親が単行本を買ってきたことだった。

中学の頃、同じくテニプリにハマった友だちがこぞってテニミュにもハマっていく様子を見ていた(当時のテニミュがどの代なのかも分からない)。しかし、私がテニミュを見ようと思うことはなかった。

そんな私がこの数年でテニミュに行くようになり、11代目青学の卒業を見届けたので、この数年で何があったか自分で記録しておくために書く。

テニプリ再燃

映画をやるらしい

すべてはテニプリに再燃したことから始まった。
2021年頃の私は、テニプリにめちゃくちゃハマっていた当時から数年経ち、「好きな作品ではあるけど、今ハマってるわけではないかな〜」なんて段階にあった。

そんなときに、「テニプリ、映画やるってよ」なんて情報が入ってきた。
離れて久しかったし、行くかどうか正直迷っていたのだが、公開後に流れてきた感想を見て、行くことを決めた。
なんかよく分からんけど柳生が歌うらしいことだけ把握して行った。

2バージョンあったので、四天宝寺が推し校の私はGloryを観ることにした。
映画自体の詳しい感想は割愛するが、正直なことを言うと、中学生たちの活躍が見たかった……。なんだかんだ言っても、無印の学校ごとの団結感が好き。

本編ではなく、シアター☆テニフェスpetit!で各校のイラストを見たときに、ハマっていた当時の気持ちを思い出し、家に帰って一気に無印原作を読み返してしまった。

読み返したらあっという間に再燃してしまった。

テニラビ

再燃して最初に手を出したのがテニラビだった。現役で動いてるゲームだし、原作ではもう出番の見込みのない推しも、それなりの頻度でストーリーのメインキャラとして取り上げられる。
※私の推しは忍足謙也なので、原作でこの先試合描写が出てくることは恐らくない。そもそも無印でも試合を譲ったためにほぼ描写なしだが……(でも譲ったところを含めて性格が好きなのでやむなし)。

新テニはまだ連載中だが、推しキャラの新しい動きがあることを求めるようになっていた。

テニミュへの興味と初参戦

きっかけ

過去、何度もテニミュを見てみようかなと思うことはあった。それでも行かなかったのは、チケット取るのめんどくさいな…とか、舞台の作法分かんないしな…というのが主な理由だった。
映画を観て再燃した後に、Twitterでテニミュ気になるな〜と呟いたら、親切な友人が誘ってくれた。ただし、このとき誘われたのは本公演ではなく、Revolution Live 2022(通称レボライ)だった。

不安点

前述のチケットの問題は親切な友人が手配してくれたため、自動的に解決された(ありがたすぎる)。
最初に誘われたのはライブだったので、舞台の作法が~の心配はなかったが、逆に「曲がわからない」「ペンライトの作法がわからない」という不安が生まれた。
※普段行くライブはすべてロックバンドであり、ペンライト文化とは全く無縁の人生を送っていた。
これらの不安に関しては、事前に友人がBlu-rayを貸してくれ、ペンライトも貸してくれたためなんとかなった。ペンライトの色変えは初心者すぎて難しかったため、公式グッズのたいまつペンライトと同色の赤をつけ続けていた。
似たような理由で、オペラグラスも全く使ったことがなかったが、これはペンライトほど目立つ行為でもないため、さほど不安はなかった。

公式サイトから引用

もう一つ、大きな不安点があった。それは、手塚国光の顔である。
私の推しは忍足謙也であるが、自分の中でどうしても「手塚の顔がしっくりこないとテニミュは見られないかも……」という思いがあった。自分でもなぜ手塚にこだわっていたのか、理由は不明。ほかのキャストがちょっと自分の印象と違っていても、とにかく手塚だけはしっくりこないと嫌だった。
誘われたときに真っ先に確認したのも手塚のキャストだった。
だが、キャスト写真を見た瞬間に、すべての不安は解消された。
頭の中で思い描いていたリアルな手塚がそこにはいた。
手塚の顔を見た瞬間に、「あ、これはいける、100点満点を超えている」と思った。後から知ったのだが、テニミュは基本的にカラコンをつけていないそうで、そのあたりもよりリアルさが増してしっくりきたのだろうと思う。

いずれにせよ、私がテニミュに行くきっかけの最大要因は、山田健登の手塚国光だったわけである。

レボライ2022

ついにレボライの当日になり、私は少し緊張しながらも幕張にいた。
正直、曲は数曲しか覚えられていなかったが、もともと原作ファンなのでキャラ萌えでどうにかなるだろうという気持ちで参加した。
結果、めちゃくちゃ楽しんだ。初めて聞くのに耳に残って楽しめる曲も多く、なにより「そこにキャラが実在している」ことが想像よりも良かった。
私は四天宝寺のオタクなので、白石が目の前に来たときに最も「実在している感」を実感した。ちなみに参戦の大きなきっかけとなった手塚のこともめちゃくちゃオペラグラスで追った。

公演終了後、「なんでこれ今まで見てこなかったんだろう」という後悔が一気に押し寄せた。同時に、次の本公演は絶対に行く!という決意が生まれた。

本公演へ

レボライですっかりテニミュすげー!状態になった私は、本公演にも行ってみることにした。またもや親切な友人(レボライ誘ってくれた子)が、氷帝公演に誘ってくれた。

原作漫画やアニメとの違い

当然、話は原作どおりに進んでいく。しかし、原作では描かれていない待機キャラのやり取りを見ることができるのがとても印象深かった。
原作だと解説要員的に試合外のキャラが2,3言喋る描写がある。当然その更に裏では別のキャラがいて、それぞれ思い思いの行動をしているわけだが、原作でそこまで書くわけにはいかない。
テニミュでは、セリフがないキャラであっても、場面にはずっと存在している。原作ではフレーム外にいるキャラが舞台上に存在し続け、試合中のチームメンバーを応援する。時には他のキャラとも絡む。これを見たときに、キャラクターが生きているなと感じた。

キャラクターが生き生きしている分、話自体は原作どおりに進むと分かっていても、一瞬、いやこれ今回はいけるのでは?!(いけない)みたいな思いがわいてくる。
何度も言うように、私の推しは忍足謙也で、推し校も四天宝寺である。私がテニミュを見始めてから、まだ四天公演まで到達していないが、四天公演になったらますます「今回は四天宝寺が勝つのでは!?」という気持ちになりそうなものである。

グッズ

公演に大変満足した私は、ブロマイド文化に触れることになる。
レボライのときにも記念に数枚買っていたが、このときは自撮り風ブロマイドが販売されていた。これが本当に最高だったので、ぜひとも今後も定期的に出してほしい……。

公式サイトから引用

その後

本公演は基本的に1公演は観に行くようになったし、ブロマイドのケースデコにも手を出した。大運動会にも行ったし、ドリライにも参戦した。
ここまでみてきて、演じるキャストによっては、原作を読んだときには特段推していなかったキャラでも、うっかり気になってしまうことがあった。
現時点でその筆頭は三井淳平の演じる観月はじめである。キャラの解像度が高すぎて、とくにアドリブが入る大運動会などはまさに観月!という感じがしてとても良かった。
このように、キャラの新たな魅力に気付けるのもテニミュの魅力だなと感じた。

これからもたくさん観に行きたい。

おわり
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