『マネーフォワード クラウド年末調整』の便利な活用法 Part1【#クラウドTips】
『マネーフォワード クラウド』のカスタマーマーケティングを担当している森本です。
本シリーズ【#クラウドTips】では、実務上起こりうるケーススタディをベースに、『マネーフォワード クラウド』の使い方のコツ(Tips)をご紹介します。
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『マネーフォワード クラウド年末調整』をより便利に活用するためのTipsをご案内します。
今回は、クラウド年末調整の特徴である「申告書のWeb回収」「ステータス管理」を活用する際のよくあるお悩みとその解決策をお伝えします。(次回は、より具体的な便利機能についてご紹介します!)
お悩み1:申告書をWebで回収する際、従業員にスムーズに回答してもらえるか不安
これまで申告書を紙で回収していた場合、Web回収に切り替える際に「従業員が回答する画面をイメージできない」「従業員が正しく理解し回答できる質問になっているか分からない」と不安に思われる場面があるのではないでしょうか。
本記事では、「従業員の回答画面イメージ」と、「回答画面に補足説明を入力する方法」をご案内させていただきます。これらを活用し事前に従業員向けの画面を確認し、従業員への案内・説明をスムーズに行うための準備をしておきましょう。
従業員の回答画面イメージ(申告書Web回収時の内容)
下記リンクから、申告書のWeb回収時の従業員画面のデモが見られます。
※テキストで確認されたい場合は、ヘルプページをご確認ください。
回答画面に補足説明を入力する方法
従業員向けの回答フォームは、文言の追加等も可能となっております。まずは「お知らせ」「問い合わせ窓口」を編集いただき、必要に応じて質問フォームへの補足も行ってみてください。
こちらも下記のデモ画面をご参照ください。
お悩み2:各ステータスごとにどんな作業をするのかイメージがつかない
クラウド年末調整では「ステータス」という画面を活用して手続きを進めます。便利な機能ではあるものの「ステータスごとに何をすれば良いかイメージがつかない」という声をいただくことがありました。
ステータスとは
クラウド年末調整の手続きでは、従業員を「未依頼」「依頼中」「未確認」「確認済」「確定済」の 5つのステータスで管理します。
そもそも「ステータス」はクラウド年末調整上の概念なので、年末調整業務との繋がりがイメージしづらいかもしれません。2つのステップで「ステータス」のイメージをつかみ、具体的な作業内容を把握しましょう。
ステップ1:ステータスごとの年末調整業務
「クラウド年末調整で行う年末調整業務の流れ」に「ステータス」を対応させ、以下の図にて点線・矢印で示してみました。
◼️未依頼
・【給与】従業員情報の登録
・【年末調整】給与情報の取り込み
・【年末調整】年調対象自動判定
◼️依頼中
・【年末調整】Web配布
・【年末調整】Web回収
◼️未確認
・【年末調整】Web確認
◼️確認済
・【給与】追加給与の支給
・【年末調整】給与データ取り込み
◼️確定済
・【年末調整】税計算
・【給与】過不足税額の反映
特に、「確認済」「確定済」のステータスが混在しやすいポイントのため、業務と結び付けてイメージしていただけますと幸いです。
ステップ2:ステータスごとに行う作業内容と確認できる帳票を一覧で確認する
クラウド年末調整では、ステータスによって確認できる帳票が異なります。
それぞれのステータスで想定される事務所や経理担当者の方の作業内容と、確認できる帳票を一覧にしました。
上記の表の中で特におさえておいていただきたい動きは、以下の3点になります。
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いかがでしたでしょうか?
クラウド年末調整の「申告書のWeb回収」「ステータス管理」の利用でのご不安が少しでも解消され、便利にご活用いただけましたら幸いです!
次回の後編では、クラウド年末調整の具体的な便利機能についてご紹介します。
#クラウドTips、次回もお楽しみに!
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