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マネーフォワード クラウド経費 ユーザー会 in 東京:開催レポート

マネーフォワードでカスタマーマーケティングを担当している大場です。先日、『マネーフォワード クラウド経費』をご利用いただいている企業のご担当者さま(過去最多の27社40名様!)を当社オフィスにお招きし、ユーザー会を開催しました。

ユーザー会では、企業における「経費精算業務」に焦点を当て、各社の現状や課題をワークショップ形式で整理しました。また、当社経理部が実践している『クラウド経費』の活用事例も共有しました。本記事では、当日の内容や参加者の声をお伝えします。


ユーザー会の開催目的

日々私たちがお客さまと会話する中でこのようなお声をよく頂きます。

  • 『クラウド経費』をなかなか使いこなせない...他社はどう運用しているの?

  • 日々の業務課題を相談できる相手がなかなかいなくて...

  • ある程度活用できているつもりだけれど、もっと良い方法があるはず

こうした声にお応えすべく、以下の3つをポイントを重視し企画しました。

  1.  他社との交流を通じた気付きやヒントの提供

  2.  『クラウド経費』に対しさらに理解を深めていただく機会の提供

  3.  マネーフォワードについてさらに知っていただく機会の提供

この場をみなさまの業務を「もっと前へ」進めるきっかけにしたいと考えました。


▼当日の目次

  • 自社の現状を知る

  • 他社の悩みや事例を知る

  • マネーフォワード経理部の事例を知る

  • 新機能や新サービスを知る


自社の現状を知る

ディスカッションに入る前に、『活用診断レポート』を用いながら自社の活用状況を把握いただきました。他社と比較することで新たな気付きが得られます。
▼活用診断レポート とは?
『クラウド経費』の利用データを元に集計したレポート。これらの情報を確認することができます。※一部抜粋

  • 経費申請数の推移

  • 登録明細数の推移

  • 明細の登録方法の内訳(手入力、データ連携など)

例えば、「手入力が多い場合、入力ミスや差し戻しが発生していないか?」といった課題を可視化することができます。

他社の悩みや事例を知る

自社の現在地を把握したのち、グループディスカッションでは悩みや運用事例を共有しました。

▼ディスカッションのテーマ

  • 承認業務の効率化:チェック項目や承認体制、差し戻しのルール

  • 法対応の工夫・課題:インボイス対応や証憑管理

ディスカッションの中では、これ以外にも様々なことが話題になりました。

🔷明細の手入力の効率化について

🔷従業員へのレクチャーについて

  • 標準マニュアルを作成し、社内運用を追記している。この順番でやれば簡単!というステップをベースに作成した。

  • 問い合わせ時に誘導し、経費精算用の窓口メールアドレスを設置し、FAQを更新している。

🔷承認業務の効率化について

  • 当初、経費のチェック項目について口頭で伝えられており、マニュアル化していなかった。結果として人によって対応がばらばらになっていたので、承認ガイドラインを作って、差し戻しルールを作成。これにより3、4人体制でできるようになった。

  • 「こういう場合はこういうフィードバックをして欲しい」という形で承認者にマニュアルを渡している。実際に判断に迷うような申請が来た時にそれをコメントとして残してもらうようにしている。

いかがでしょうか?共通するお悩みはありますか?
もっとこういうテーマでも他社の話が聞いてみたい!などあれば、ぜひカスタマーサクセス担当者までお声掛けください✨

マネーフォワード経理部の事例

次に、当社経理本部 本部長の松岡が登壇し、マネーフォワード経理本部における運用事例を紹介しました。製品をご利用いただく中で、「ワークフローや経費科目の設定・メンテナンスが大変」「従業員への周知やリマインドはどの方法が最適か」といったお悩みをよく伺います。これらの課題に対し、当社の運用事例をご紹介しました。当日の内容の一部を以下に抜粋してお届けします。

▼ワークフロー設定とメンテナンスの乗り越え方 
実は、2019年から2020年頃、当社も同様の課題に直面し、非常に苦労していました。

『クラウド経費』では、条件分岐を細かく設定することが可能です。しかし、設定を複雑にしすぎた結果、「この部門には特別なフローを適用」「別の部門にはイレギュラーフローを追加」など、条件分岐がどんどん複雑化していきました。このようなお悩みは、多くのご利用者様に共感いただけるのではないでしょうか。
当社では、この課題に対し、ワークフロー設定をシンプル化することで改善を図りました。

さらに、この改善だけでなく、継続的に運用を見直し、改善を進めています。
「こんな運用事例を知りたい!」といったリクエストもお待ちしております。✨


直近の新機能リリース

『マネーフォワード クラウド』は、クラウド型サービスとして日々アップデートが行われ、新機能が追加されています。そのため、ユーザーのみなさまから「その機能を知らなかった」「アップデートによる運用変更に備えることができなかった」といったお声をいただくことがあります。
こうしたご不安を解消するため、このような場では新機能やアップデート情報を必ずご案内しています。

ユーザー会を実施してみて・・・

まずは参加頂いたみなさまに心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!活用診断レポートや当社経理部の事例共有、さらには参加者同士の交流にご満足いただけたとのお声をいただき、大変嬉しく思っております。
またみなさまにお会いできる日を心待ちにしています😊

▼参加者の皆様からいただいたお声 ※一部抜粋

  • 他社との交流が普段ない為、様々な意見交換が出来て満足しております。運用部分やどのような点でお互い悩んでいるのか等を共有出来て良かったです。

  • コロナ以降対面のイベントは減り、オンラインで気軽に参加できる時代になったものの、設定や具体的な運用や、日々の不安は対面で会話したほうが解決が早く、オフラインセミナーは大変ありがたかったです。グループワークに最初は抵抗があったものの、経理という職種は会社の中で孤独で理解されないところがあるので、同じ業務に携わる方々と悩みを共有して、解決策の提案もしていただき、とても有意義でした。マネーフォワードの皆様もとても熱心だとわかり、ユーザーとしてこれからも信頼して利用していこうという思いになりました。

最後に

ERPカスタマーリレーション本部では一緒に会計領域の最前線に立ち、お客さまをサポートしてくれる仲間を全方位的に募集しています!ERPカスタマーリレーション本部に興味を持っていただけた方はコンタクトを取っていただけると嬉しいです!


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