枯れた花はもう咲かないの?
衰える。
廃れる。
久しぶりに数年前に買ったノートを開いたら、端の方が黄ばんでいた。
なんだか少し悲しくて、でもどこか納得した。
2年前に出会った友達と久しぶりに電話をした。短大で仲良くしていた子で今はお互い離れて過ごしている。
話し方、空気感。電話越しでもその子が変わっていることが伝わった。
なんだか少し寂しくて、でもどこか納得した。
変わるんだ。時間とともに。
ノートも、あの子も。
変わることが怖い。
たまにとてつもなくそう感じてしまう。
あのときの関係が好きだったとか思ってしまう。
変わっていくことにこころがついていけなくなるときがある。
変化したあと、変わるものって何だろう。
姿、かたち、それともこころ?
花は時間が経つと枯れます。
けれどもその花は時間が経っても同じ花なわけで。
何が変わったのかというと見た目だよね。
でも、変わらず好きだよ。
枯れても次はドライフラワーにして飾れるよ。
ここで思った。
実は変わることは素敵な事なのかもしれない。
生まれ変わって、新しいかたちになれるから。
(生まれ変わるって言葉は少し大袈裟だけど。)
わたし、この前まで友達との関係に悩んでいました。
環境によってコロコロ変わる自分の気持ちが怖いと思っていました。
過去の夢の話を家族としていて、その夢が変わっちゃったこと、なぜか言えなかった。
変わることって怖いよね。
けど、変わらないことはもっと怖いかも。
コロコロ変わる自分が面白くて好き。
それを言葉でうまく説明できないから怖いんだと思う。
人生、100年。
死んでからじゃなくて、生きてる今。現世で何回も生まれ変わりたい。
ダメなことがあっても、形を変えてもう一度生まれ変わればいいじゃない。
突然、こんな感じで急にポジティブになるときがある。
我ながらいい言葉を綴るね。
今日はここらでお暇します。
それでは、また。おやすみなさい。
終わり