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明治安田生命J3リーグ第29節アスルクラロ沼津vsいわきFC〜能ある鷹は爪を隠さない時もある〜

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。

今回は10月16日に行われた明治安田生命J3リーグ第29節アウェーアスルクラロ沼津戦のマッチレビューをお届けしたいと思います。

今季はここまでボトムハーフのチームにはまだ取りこぼしのないいわきFC。今節も結果を見れば圧勝だったがわけだが、ここに来て得点数も伸びつつある。

いわきFCの特徴であるゴールまで手数をかけずにスピードのあるショートからミドルカウンターが機能していることが一つの要因であろう。

今回のテーマはずばり、

「速さ」と「早さ」

である。

文章を読み進めていけば意味がわかるのではないだろうか。

早速振り返っていこう。

①スターティングメンバー


https://www.jleague.jp/sp/match/j3/2022/101613/live/  より引用

地に足をつけて戦わなければならないが、ベストなメンバーを組むなら11月6日のホーム鹿児島戦がベストメンバーで挑みたいところ。
現状では今節ベンチ外である有馬選手、杉山選手が復帰すればベストな布陣だろう。

また、今節は岩渕選手が異様に効いていた。

1点目の起点となったシュートまでのパスワークとコンビネーション。
あのタイミングでサイドを横切り逆サイドに侵入。
パスコースを増やすための数的優位なポジショニングから突破のドリブルまでの流れは非常に美しかった。

3点目の有田選手のゴールのアシストも岩渕選手だろう。
山口選手のパスカットから、同サイドではなく段差をつけた斜め前の位置どりでボールを受け、前を向いた瞬間にはもうゴールが決まっていたのだろう。


②「速さ」と「早さ」

今節のアスルクラロ沼津は3-4-2-1の布陣でスタートした。過去の対戦からも、3バックで守りを固められるチームに対して中々勝てない試合があるのが今季の印象だ。
決して上記の点だけで3バックにしたわけではないが、沼津は最後までDFラインの高さやゾーンのブロックの設定位置などにチグハグさ見られた。

3バックであろうがなかろうが、

ボールを奪ってからシュートにつなげるまでの時間が短い


ことがいわきFCの特徴である。


ここでいわきFCのチャンスを作る上でのポイントとして、「速さ」と「早さ」を挙げさせてもらった。


「速さ」のポイント

・カウンターに転じる際のランニングスピード
例 クロス時におけるゴール前にかける人数の多さ

・密集時のコンビネーションの速さ、パスのテンポ

が挙げられる。
相手に捕まる前に、相手が撤退をして守備ブロックを構築する前にシュートまで運ぶこと。

速攻を完結させること、その質が高まることを感じさせる試合内容だった。



「早さ」のポイント

・ボール奪取後の1本目のパスを通す時の判断スピード

例 奪った後に相手ゴール方向の味方にボールを迷わずにつけること、選択肢の共有とチーム内の約束事として決まっている。

・ボールを受ける側の速攻前の準備。
例 ボール奪取後のポジショニング、(相手に捕まらない縦のコースに入ること)

この2点が必要だろう。


特に今節でいうと、17分3秒の何気ない日高選手から山口選手へのダイレクトの楔パスや、
57分46秒の山口選手から岩渕選手へのパスなどが
チームの中での「速さ」と「早さ」の統一がなされているからこその場面だったと言えるだろう。

是非DAZNでそのシーンを振り返ったり、沼津側のハイライト動画から確認してほしい。


③まとめ

今節は簡単や振り返りなってしまいました。

11月6日の決戦に向けて1つも負けられない戦いが続く中でも、次の2試合も全く油断ならない相手との試合が続く。

この後発表されるいわきFCのライセンスがJ2ライセンスになればいよいよ昇格のムードが高まってくるだろう。

声出し応援が可能になる愛媛戦や鹿児島との試合は感慨深いものになること間違いなしだろう。

ラスト5試合。

昇格、優勝という目に見えないプレッシャーと戦いながら1戦1戦戦うのだろう。



今回のマッチレビューは以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

また来週お会いしましょう👍👍👍




おまけ

来季の大卒新人予想 流経大編

1人目 加瀬直輝

尚志高校出身のドリブラー
今季新加入の永井颯太選手とは似て非なるタイプのドリブラー。
いわきの肉体改造を受ければ間違いのない選手。


2人目 西原広太

広島皆実出身の左サイドバック。
左足のプレースキックは日高選手のライバル争いにも負けないポテンシャルの持ち主。


是非参考にしてください笑

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