2020年 幸せ貯金をしてみた
2021年も1/12が終わろうとしているが、2020年の置き土産、幸せ貯金の開封式をしてみた。
1年やってみての感想を残しておこうと思う。
1.経緯
きっかけは一昨年、Instagramを流し見していて見つけたことだった。まぁ普通に見た目の可愛さに惹かれたのが1番の理由。
一応続けてみようと思ったのは
「幸せの視覚化」
をしてみようと思ったから。
まだ昨年1月はコロナがこんなにも日本だけではなく、世界に影響を及ぼすなんて思いも寄らず、ただ学生時代が終わって就職か〜なんならまだ勤務地も分からない。
更に講師の最終合格発表もまだで、あと数ヶ月後に自分は何処にいて、果たして本当に高校の先生が出来ているのかさえ確定していなかった。
そんな不確定かつ、ブラックでしかない教育の仕事を自ら選択しにいくのは不安でしかなかった。
楽しいことをたくさんはきっとできないし、我慢の多い1年になるのは確実。
せめて幸せなことくらいは流れてしまうTwitterではなくて形として留めておきたい。
そんなことも頭をかすめて、はじめてみることにした。
2.実際
では実際やってみてどうだったのか。
端的な結果報告をすると
・1年継続は達成(開封は年末にはできず)
・合計貯金額 5450円
・お仕事ではなく推しごとの推し貯金と化した
まず物を準備し、マイルールを設定。
かわいい小瓶とリボンは自宅から
百均で折り紙はグラデーションのものをチョイス
ルールはあまり拘らず、その時財布にある小銭(なるべく100円玉)を使用。
楽しいことや嬉しいことがあったら折り紙に日付と出来事をメモしてお金を包む。
折り方は凝った折り方をできるほど手先は器用ではないので普通サイズの折り紙を1/4サイズにカットし、簡易的に包むにとどめた。
忘れててもまぁオッケー。覚えてる範囲で継続。
というまぁなんとも緩いルールでスタート。
1-3月期の振り返り
貯金金額:2150円
主に幸せな出来事は旅行についてや、推しのCDを手に入れたこと。
幸いなことにベトナムの卒業旅行をギリギリ敢行できたため、世界遺産のホイアンを巡ったことや、友達と明け方までスイートルームでトランプしたこと、海でいっぱい遊んだこと、憧れてたナイトフライトで帰りの飛行機で一睡もしなかったことなど楽しい思い出をいっぱい振り返ることができた。
自分のInstagramが旅行記録のため、写真を見れば思い出せることもたくさんあるが自分のはしゃぎようが電子的な文字の羅列ではなく、手書きの文字で書かれているとより鮮明に思い出すことができてよかった。
ちなみに3月になるとコロナで卒業式がポシャリ(袴は着れた)、全く実家を出るつもりはなかったのに勤務地がべらぼうに遠く、かつ進学校になりものすごくテンションが下がっていたことが目に見えて分かったのでそういった意味でも幸せの量が視覚化されていたのだなという余計な発見もあった。
4-12月期の振り返り
貯金金額:3300円
いやまぁ、3ヶ月で2000円貯まったのに9ヶ月で3000円が全てを物語っているよね……
ほぼ4.5.8月が9割を占めていました。
(休校期間とお盆休み)
忙しすぎて死んでた6月、11月、12月はほぼなし。
休校期間明け、自分の誕生日に帰宅して台所で大泣きした6月の良かったことはガチャで推しがでたことのみ!!!
11月は残業余裕で45時間オーバーしてるし朝ごはんを職場でパソコン叩きながら食べる毎日で明らかに業務量オーバーだった。
漱石のこころがトラウマになりました。
(ほんと、小説の教材苦手)
先述したとおり、4.5月は休校期間だったのもあってリモート飲み会やら推しの誕生日月間(MEZZO)やらで楽しく過ごしてました。
ただ、年末になればなるほど
①仕事が忙しすぎる
②小銭ができない
(クレカ支払いで現金を使わない)
③そもそも忙しすぎて財布の存在を忘れる
(するのはネット通販のみ)
以上のことが理由で貯金に物理的にも精神的にも手が回らなくなったのでした。
3.振り返り
じゃあ結局、1年やってみてどうだったかというと
やるなら違う手法をとるかな
という結論に達しました。
①社会人がやるにはちまちましすぎてて続けるのが難しい。
→ネット上とかで簡単にできるといい
②開封作業が思いの外面倒くさかった
→やっぱり簡単にry
③小銭が手元にない
→ネット上でry
総括するとデータ上で手軽に1言添えながら貯金できるといいのかなと。
ただ、いい面もそれなりにはあって
①見た目が可愛いのでテンションは上がる
→100均でそれなりに揃えられるのもよい。
②金額が増えればそれなりのいい貯金方法
→やるなら500円玉がおすすめ。
ただし折り紙に入るかは分からない。
③簡単な日記みたいになる
→Twitterだと流れてしまうし
愚痴もいいこともごちゃまぜなので、
いいことだけ厳選された日記になる。
こんな結論に達しました。
やるなら学生のうちかなと思います。
社会人は頑張って口座にお金を貯めよう。
ちなみに推し貯金と化したものの、
仕事ストレスにより毎回諭吉単位で課金をした結果、去年1年間のアイナナ課金は貯金額の約16倍でした。
(社会人になってはじめて課金しました)
採算があってないにも程がある。