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もう少し先で…の、 夢もの語り。

こんばんは。mac"oです。

今日の*おはなさん*は、朝の9時からテレビの前に座って、待ち構えていました。

日曜恒例のマラソン中継なのだけれど、画面の中のランナーと、映し出される観光名所を見物しながら、いつもよりもちょっと違った楽しみかたで応援をしています。

そこまで真剣に見ている100歳は、*おはなさん*の他にはいないんじゃない?!…って思いながら、前かがみの小さな背中越しのテレビを、一緒に見ていたのでした。


久しぶりに観光した気分になっていたら、旅行に行ったのなんて、ずいぶん前のことだって、ふと気付きました。

*おはなさん*から目が離せなかった…ってわけじゃないのに、旅行に行きたい!なんて気持ちは、いつの間にかになくなっていて、我が家にいるだけの年月をもう何年も過ごしています。


それでも、「もしも、どこにでも住めるとしたら、、、」なんて想像をしてみたら、何だか楽しくなってきました。


まずは、東京。
日本で最先端!?の場所にふらっと行ってみたり、一流の芸術に触れることができる贅沢な時間も、一度は経験してみたかったんです。

次に、京都。
歴史の深い場所で昔の人々に思いを馳せたり、寺院を巡って仏教の教えを学んでみたり、日本らしい風景に日本人っぽく溶け込んで、生活してみるのも素敵です。

そして、北海道。
壮大な自然に包まれながら、人間っていう、小さな生きものとしての時間を過ごして、地球を感じたいんです。

それから、軽井沢。
避暑地の雰囲気を一度は味わってみたい…なんて思ったのだけれど、それなら、のんびり心と身体を癒やせそうな温泉地だって、捨てがたくなってきました。


そんなことを考えていくうちに、、、

こどもの頃に描いていた、「47都道府県に、1年ごとに住んでみたい」なんていう夢みたいな、”非現実的人生計画” を思い出しました。

これから始めても46年はかかっちゃうから、*おはなさん*を見習って、100歳までは元気でいなくちゃいけないなあ…なんて、ひとりで笑みを浮かべていたのでした。


………*おはなさん*がいなくなっちゃったら、どうなるのかな。


そんな考えたくないことも、100歳って年齢だから、やっぱり…考えてしまいます。
近い将来、必ずやって来てしまうんだって理解してはいるけれど、毎日パワフルに過ごす*おはなさん*を見ていると、まだ遠い先のことのように、思えてきてしまうんです。


どこかで新しい生活を始めるっていうのも、楽しい想像だったけれど、、、

”住めば都”の昭和な我が家で、”庭の花木や畑の野菜と一緒に暮らす”のもいいのかも…なんて、結局は思っちゃったりするのです。
 
*おはなさん*がいなくなった、寂しい我が家に住み続けるのか?! は、その時が来ないとまだ分からないけれど、今はこの時間がずっと続いて欲しいって願う わたしなのでした。


~ナンダカンダで、毎日がドタバタ中~ そんな*おはなさん*と孫を、応援していただけたら、嬉しいです!