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Photo by
ryokoyunoki
雨の日は キッチンで 愛でましょう。
こんばんは。mac"oです。
明け方からずっと雨が降っていて、風が吹いたら、嵐になりました。
今日もいつもの時刻に、パタパタと元気な*おはなさん*の足音が聞こえてきました。
雨の日は、外で作業も出来ないのだから、ゆっくり寝坊しちゃって、欲しいものです。
ここ2週間の*おはな*畑は、白菜の最終セール中で、午前中が終わると、流し台の洗い桶には、巻かずに成長してしまった葉の束が、毎日3束は置かれていました。
*おはなさん*が採ってきた白菜を、固めの外側の葉っぱから、1枚ずつ、はがしながら、料理をしていきます。
残った芯の部分は柔らかいので、*おはなさん*が食べる分にして、水を入れたグラスに差していました。
そうして、日ごとに増えていく芯の束は、お味噌汁に毎日使っても、翌日には補充されてしまって、なかなか減らないのでした。
そういえば。
朝にヒーターを使わないくらいに、昨日から気温が上がっていました。
今朝も、重いまぶたのまま台所に行って、お味噌汁を作るために、ラックに載せた片手鍋を、取ろうとしていた わたしの手が、、止まりました。
流し台の上に置かれた、グラスのかたまりが、花束になっていたんです。
薄暗がりの台所に、黄緑色の生き生きとした葉っぱに、小さくて黄色い花がついていました。
目に飛び込んできた彩りは、その色の組み合わせもかわいらしくて、、どんよりと重く感じていた気持ちが、一瞬で明るくなりました。
着替えを済ませてやって来た*おはなさん*に見せると、あったかいから咲いたのよって、興奮して話すわたしを見て、笑っていました。
新鮮を保つために活けていた…ってだけなのに、水をもらえた白菜からの、サプライズな贈りものに、*おはなさん*のお小言も聞こえないくらいに、嬉しい気持ちになっていた わたしなのでした。
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