山との 日々は 懐かしく。

こんばんは。mac"oです。

今日は、山の日ですね。
「山に親しんで、感謝する」っていうけれど、何だかまだ、しっくりきていない祝日です。

＊おはなさん＊の田舎は、我が家から車で2時間くらいかかる、山の方にあります。

帰るとなると、半日がかりになってしまうので、長距離ドライブの、ちょっとした旅気分になります。

そこには、先祖代々のお墓があって、今は祖父が眠っています。

だから、しょっちゅうお墓参りが出来る訳ではなくて、タイミングを見つけて、年に数回くらい行っています。

お墓へと続く道は、わたしでも時々休んで息を整えるくらいにキツいのですが、＊おはなさん＊は、ちゃんと杖もつかずに登っていきます。

その坂道の途中で見られる景色は、連なる山々とその下に広がっている畑や家が一望出来るので、「日本の田舎」っていう感じなんです。

＊おはなさん＊の歩調に合わせて、足を止めて待つ時間も、豊かな緑に包まれていて、とても癒されるのでした。

＊おはなさん＊が若い頃は、木の芽や筍を採ったり、薪を拾ってご飯やお風呂を沸かしたり、時には獣を狩ったりもして、山は日々の生活の一部になっていました。

きっと今の時代よりも、山が身近な存在で、たくさん恩恵を受けていただろうと思います。

わざわざ出掛けて行かなくても、そこにあって、いつも見守ってくれている…そんな環境が、今の＊おはなさん＊を作ってきたんだなあ…って、田舎に帰るたびに思っている わたしなのでした。