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Photo by
azae_hiroba
愛でたい とき は ここにある。
こんばんは。mac"oです。
昨日みたいに天気は良くても、昨日と違って気温が上がらない一日でした。
いつもなら、朝から外に出たがる*おはなさん*でも、冷たい風に肩をすくめていました。
それでも、庭の花木や畑の野菜に水やりをして、変わりはないかを見回っています。
ストーブの前だと座ったきりで、なかなか腰が上がらないのに、野菜と花のためになら、まだまだ頑張れている*おはなさん*なのでした。
そうしているうちに、背の高い植木鉢を割ってしまって、片付けるのに大騒ぎしていました。
亡くなったお兄さんからいただいた黒い鉢で、そこにあるのを見るたびに、懐かしい面影が思い出されていたものでした。
重さがあるから*おはなさん*が移動するのが大変そうで、今日もうっかり手を滑らせて、とうとう倒してしまったのでした。
細い葉っぱの植物を、空いていたプラスチックの鉢に植え替えて、日の当たる棚の上に載せました。
本当に残念なことだったけれど、*おはなさん*の作業がちょっと楽になれるかも、なんて思ってしまいました。
午後になって、ふと居間をのぞいてみたら、*おはなさん*はいつもみたいに外を眺めていました。
その横には、昨日は植え替えなかったシクラメンがあって、一緒に日なたぼっこをしていました。
陽射しが入る窓の前で正座して、膝の横に置いた苗をトレイに載せて、時間が経つと、くるって回して、少しずつ、、全体にまんべんなく光が当たるように動かしています。
何だかペットと寄り添って、くつろいでいるみたいに見えてしまって、その姿をとても微笑ましく思いました。
そこには*おはなさん*と小さな生命との、あたたかくて、優しい時間が、ゆっくりと流れていたのでした。
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