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毎朝 しみてる 三文の徳。

こんばんは。mac"oです。

今日は気温が上がって、早めにやって来た、春の暖かさでした。



昨夜は夜更かしをしてしまって、いつもより眠たい日に限って、今朝は*おはなさん*が、30分も早く起きてきました。

まぶたは半分しか開かないままで台所に行くと、着替えを済ませた*おはなさん*は、ポットでお湯を沸かしています。

表情はスッキリしていて、今日の調子はいいみたいです!




朝のしごとは、まず神様と仏様に、お茶を入れることから始まります。

神棚と祖父の仏壇から、湯のみを下げてきて、洗っていきます。
昨年からは、歴代のご先祖様も我が家にやって来たので、その数は合計6個になりました。
それに、*おはなさん*の分も合わせた7つに、お水とお茶を注ぎます。

冬の寒い日なんて、台所は冷え切ってるし、、お水は冷たいし、、
これだけでも、ちょっと大変なのです。



並々といれた冷水と湯気がでている7つの湯のみをお盆に載せて、*おはなさん*は、そんなに急がなくてもいいのに、何故か小走りで運んで行きます。

見ているわたしは、足下が見えなくて、転んでしまわないか心配なのですが、*おはなさん*は大丈夫だから!って、まだまだ自信があるようです。

湯のみをお供えするときも、お盆を持ったまま中腰になって置いていくので、身体が不安定に思えて、ハラハラしながら見守っています。

だから、*おはなさん*の動きが鈍いなって思う日は、やる気を奪うようで申し訳ないけれど、気づかない程度に…わたしが代わりにやるようになりました。



1日の始まりを感謝して、様様に、拝んだら…
やっと、ひと息ついて、お茶をすするんです。

このときのお茶は、からだに、心に、浸みわたります。
朝のしごとを手伝うようになってから気付くことが出来た、三文の徳!って思ったりします。


それから、朝ごはんの準備をして、ちょうど食べ終わる頃に、朝のドラマの音楽が流れてきて、*おはなさん*の1日は始まっていくのでした。




起きてから、朝ごはんまでは、だいたい40分くらいかかります。
こんな朝のおしごとを、毎日欠かさずやっていて、数ヶ月前まではちゃんと一人で出来ていたのだから、やっぱり感心してしまいます。


年齢とともに少しずつ、身体は動きにくくなっていくけれど、それでも出来るかぎり日々続けていくことで、自分でやれる力を維持できるのだと思います。


何十年も積み重ねてきたことを、*おはなさん*がこれからも続けていけるように、そっと支えていきたいって思っている わたしなのでした。


~ナンダカンダで、毎日がドタバタ中~ そんな*おはなさん*と孫を、応援していただけたら、嬉しいです!