
Photo by
hiloyuki
岸の近くで お茶にしましょう。
こんばんは。mac"oです。
今週はすっかり春の気分だったのに、雨が通り過ぎるから、急に肌寒くなりましたね。
三連休がやって来ることに気を取られて、今日からお彼岸に入るってことを、うっかり忘れてしまっていました。
祖父のことを思い出しながら、お仏壇にお供えしたりしたかったのに、気がついたときには、夕方になっていました。
*おはなさん*は、年齢のわりには、そんなに行事にはこだわりません。
自分たちが信心深いことよりも、ご先祖様はどんな自分でも見守ってくれているって、考えているんです。
それでも、これまでだったら、お彼岸だからお墓参りに行かないといけないのにねえ…と呟いたりしていたのに、今の世の中の状況では、今年は諦めているみたいです。
お墓は*おはなさん*が生まれた町にあって、ここからは車で片道2時間はかかります。
気軽に行ける距離ではないけれど、気候のいい時季には、ドライブがてら、*おはなさん*を連れていくようにしています。
今回が最後になるかも…なんて、したくない想像をどこかで感じてしまうから、元気でお参りできていることに感謝をして、その時間を大切に過ごしています。
毎年3月には、わたしだけでもお参りするようにしているのですが、今年はいろいろと重なって、まだ行くことが出来ていないのでした。
今日は、たまたま新しくバナナをお供えしていて、15時には*おはなさん*と一緒に、ゆっくりとお茶を飲みました。
祖父からのお下がりの和菓子をいただきながら、懐かしい昔話をしながら、ちょうど面影を思い出していました。
だから、久しぶりに*おはなさん*とお茶をしている姿を見てくれていて、
岸の向こうから、微笑みながら、お彼岸を忘れていたことも許してもらえそうな気がしました。
いいなと思ったら応援しよう!
