ナビに負けても…送るんです。
こんばんは。mac"oです。
今日は、*おはなさん*は畑の見回りもささっと済ませて、朝からそわそわしています。
午前中に荷物の集荷が来ることになっていて、窓辺の椅子に腰掛けて、庭の入り口に赤い車がやって来るのをずっと待っているのでした。
「あれを、送ってあげようかねえ…」
昨日、急に言い出した*おはなさん*は、家の中にあるダンボールを見つけてきて、さっそく荷造りを始めました。
初めは、小さいお菓子の箱に無理やりに詰めていたのだけれど、”送料は同じだよ”って教えてあげると、少し大きめなダンボールに入れ変えて、ついでにいろいろと追加していたのでした。
いよいよ”集荷をしてもらおう!”と、伝票に書いてある電話番号に電話をしてみると、コンピュータからの答えが返ってくるし、プッシュボタンを操作しなくちゃいけないから、分からなくて困っていました。
ひと昔前なら、簡単にできていたことが、最近はナビダイヤルが多くなっているから、高齢者にとっては、逆に難しくなっているんです。
元気な若い世代は、荷物を直接持ち込むことが多くて、集荷を依頼するのは高齢者が多いだろう…って思うのだけれど、そのための電話操作はとても複雑で難しく感じるのでした。
それでも諦められなかった*おはなさん*は、大きな郵便局に電話をすると、”取りに来て欲しい”って、直接お願いをしていたのでした。
お昼ごはんの前になって、ようやく現れたドライバーさんに、きっちり用意していた送料と、ぎゅうぎゅうに詰めたダンボールを渡すと、冷やしておいたジュースを差し上げて、2日がかりの発送作業は無事に終えることができたのでした。
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