夢中なのに…ウラハラなのです。
こんばんは。mac"oです。
今日はお昼寝もしなかった*おはなさん*は、お風呂に入る時間になっても、テレビの前に座っていました。
「今日は知らない子ばっかりだよ。」
久しぶりのフィギュアスケート大会に、やっときた冬を感じながら、*おはなさん*の背中からのぞいてみると、画面の中では見覚えのある選手が演技していました。
どうやら、この1年でずいぶんと成長していた姿に、うろ覚えだった名前が一致しなかったみたいです。
思い出してもらおうとあれこれ言ってみたけれど、次の世代が出てきた!ってことに落ち着いて、それからは集中して見守っていました。
唯一覚えていた、お気に入りの選手の優勝が決まると、”やっぱり上手だねえ…”なんて満足そうな顔をして、さっさとテレビを消しちゃっていました。
「女子は、全然分からないから…ね!」
遅くなった夕ごはんを慌ててかき込んでいた*おはなさん*に、女子の部が始まったと教えたら、興味がなさそうな答えが返ってきました。
仕方なく諦めて、自分の部屋へと戻っていたのに、、、
21時が過ぎて居間をのぞいてみると、テレビから君が代が流れるなかで、重ね着をした*おはなさん*は、洗濯したばかりのひざ掛けに顔を埋めていたのでした。
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