一億年前の地層の前で溢れた気持ちのこと
夏休みの思い出🌻
屏風ヶ浦(びょうぶがうら)は、千葉県銚子市から旭市までの太平洋海岸線に連なる海食崖の景勝地です。2016年3月に国の名勝及び天然記念物に指定され、房総の魅力500選に選定されています。
地層は一億年前。打ちつける波で崩れやすく地層が侵食されぬよう消波ブロックにより守られていて、遊歩道になり近くで鑑賞することができます。
しかし、この波によって崩れた砂が供給元であったため九十九里の海岸が侵食されているそうです。
これ以上大地が削られることからも守らねばならず、しかし、砂は毎日ここから生産されていたのですね。そして砂は流されて浜は少しづつ消えていくのですね。九十九里の豊かで楽しい海岸は地層の崩れを守ることで消えていくことを想像しました。
寄せては返す波や風や気候の一連の流れで地球が保たれている仕組み。
その中で、人間が安全に暮らしていくにはどうしたらいいのかと。
地球を守りつつ人が人間が暮らすための壮大な研究と知恵の狭間に立ち、敬意や思いが止まりません。
このような大きな働きをされている方がいて、私たちが安心して暮らせていることに想いを馳せました。
この地層には、その時の人間や
恐竜や生き物が同じように知恵を重ねてそこを踏んで生きていたのでしょう。
自分の存在の小ささを感じ、私は私のできることからしていきたいと思いました。
旅をすることで、
自然の大きさと人間の暮らしを目の当たりにします。
この地層の前のビーチ銚子マリーナでは、
津波を想定した避難訓練をしていました。
私は、津波の避難訓練をしたことがありません。
暮らしは命を守ること。
その隣ではたくさんの方がサーフィンを楽しんでいました。この地球の恵みを体全体で楽しめる人間は幸せです。
近くにあった銚子海洋研究所の
世界一ちっちゃな水族館は、スタッフの方の説明がとても素敵で
ヒトデに触らせてもらい楽しめました。小学生の娘も楽しかったそうです!
夏休みの思い出、その1!でした。