「常識を疑う人」を好きになっちゃうわけ。

私は、よく「人と違う感性」とか「感度が高い」とか「自由に生きてる」とか言われたり思われたりしますが、自分では全くそんなふうに思えず自分が一番常識から外れられない地味な人だと思っています。

どうやったらもっと自由でいられるのか、何か足枷があるように感じて日々もっと楽に生きていきたいと思う自分がいます。

ただ最初にそう思ったのが小学４年生の時なので、３０年くらいそう思って追求し実践して生きてきたら今はだいぶ「生きること」＝「自分」が一致してきたように感じて楽しいです。

ただ、おそらく普通より失敗がものすごく多いです。挫折もすごく多いです。それでもその失敗や挫折ごとに私が感じている「足枷」が外れていっていることが振り返るとわかります。

失敗は私を自由にしてくれているのです。
挫折は私を楽にしてくれているのです。

苦しみや悲しみは、より繊細にその失敗や挫折のレベルを上げてくれていて、もっといい失敗やもっといい挫折が起きるようになって、その結果もっと自由や楽を与えてくれるようになっているのです。

そうやって生きてきて思うことがあります。常識というのは、失敗や挫折をしないように設定されているようなのです。失敗や挫折は苦しいです。辛いです。だからしないように、させないように、常識というのは存在していて、その通りに過ごしていれば失敗や挫折はないのかもしれないなと思いました。

そして常識をたくさん身につけて常識的に生きている人は失敗知らずで堂々としていて自信もありそうです。失敗ばかりの私なんかとは全然違う風格があります。

しかし、私が失敗や挫折により外されてきたこの足枷は常識で生きてきた人にはついたままなのではないだろうかと思うことがあります。

というのは、なんだか自分の心に蓋をしているように感じるからです。堂々としていて風格もあり、世間からも認られるような存在なのに、本人は自分が自分にもどかしそうな、目にキラキラとした楽しみが現れてないというか、幸せを体感しきれてない感じがして、一緒に仕事や活動をすると重たくなる感じがするのです。他人を信じられないのか、否定の言葉や正当化する言葉が多いです。

私は、自分に常識がないかもしれないことに悩む時も日々ありますが、足枷が外れていってるので軽いです。気持ちも軽いし、なんなら頭も軽いですw 　体も軽いので、よく活動します。楽しいです。軽い人間って世間的には良くないかもしれないけど、自分にとっては軽さってすごくいいものなのですよ。生きるのが楽だし、「死にたくならない」んです。

常識にとらわれることが多いほど私自身は「死にたかった」なと思います。

長く生きていくために私はまだまだもっともっと軽くなりたいなと思ってます。

常識だと言われるほどに私には疑いが出てきます。
常識だと決めつけられて誰もが当たり前に守っている規則ほど、私には人の命を守ってくれてるように思えないことや既に時代に合わなくなっていることに気づきます。

なぜそれが「常識」だといって守るのか私にはわからないことが多いのです。自分の中にある気持ちのや直感の方が時として常識よりも私は信じることができる時があります。

私は私を信じている。自分を信じられない自分が嫌で
小学校４年生の時から感じたことを自分で追求し自分で実践し自分で失敗し自分で学び培ってきた体験がぎっしり詰まっているからです。
自分自身の心よりも常識を信じている人を信じるのは難しいです。

みんな常識ではなくて「あなた」を信じたいのです。
みんなあなたと会話をしたい、あなたと学び合いたい。
そしてあなたと一緒に人や社会を明るく守っていきたい。

常識を疑える人は、自分を信じられる素直な人なんじゃないかな。

もちろんその説が「常識」となったプロセスやエビデンスを無視するのはいけません。知ることに情熱を向けるのは疑いと「同時進行」だと思います。

そのプロセスに、自分の共感や一致ポイントが見つかってそれが自分にとっての常識に自信持って再度加えられることだって多々あります。

（常識を疑える全ての人が素晴らしい人ってことではないです。念の為。）

私が感じていた「足枷」は素直度なのかもしれないと今は思います。
自分が自分に素直になるほどに、軽くなる。
素直じゃない時に重たくなり、常識を武装していないとバランスが取れず生きていけないのかもしれない。

常識なんてなくて毎日失敗しててしかもその失敗に落ち込まず、失敗がさらに素直さを作り発展していく小さな子どもを見てると思う。それが成長のもとなのだと思う。

失敗してもいいよ。
挫折したっていい。
それは素直に生きてる証だよ。
そしてそれが成長という。
人間としての発展だと思う。

常識を武装して自分の奥深くが成長してないことに蓋をし続けるのは、どんどん重たくなって結果的に苦しいと思う。

素直な人ってチャーミングよ。愛らしいよね！
魅力を感じるのは「その人自身を信じられる！」というアンテナが働くからだと思う。

私も誰かから信じていただけるように、もっと自分に素直になれるか挑戦し続けたい。それは失敗を恐れないということ！大人だって挫折するよ。いいんだよ。（と自分に言い聞かせ！w）