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スウェーデンのヴァーサ号博物館で

自分が感じた事を、隠す必要がなくなったので、面白いなと思ったことをここに書く。

8月に旅行でスウェーデンのストックホルムにいった。その時に、ヴァーサ号博物館にいった。


ヴァーサ号は、処女航海で設計ミスによる事故で水没した中世の軍艦船。約300年間海中にあったものを引き上げて展示している。世界で唯一現存する中世の軍艦船である。150人と50人の兵士が死亡したとされる。

ヴァーサ号はとても大きく、ちょっといいアパート一棟ぐらいのサイズである。

ヴァーサ号博物館の半地下部分の展示(建物が吹き抜けなので地下とか関係ないけど)は、ヴァーサ号から回収されたバラバラの人骨を集めて復元、誰の骨かを調査、死因などを展示している。たしか8体だったと思う。
その時の死因の説明は、予想とはいえ、まあまあ陰惨である。

ここからが私の感覚ではあるが、面白いなぁと思ったのと、個人的には大切な感情かもしれないと思い、ここに記載しておく。

その寝かされている8人分の人骨の上に、2人?誰かいた。形が明確にわかるわけじゃないが、確実に誰かいた。佇んで、沢山の観光客を見ている。8人のだれかかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でもヴァーサ号関係者のだれかだとは思う。

私は「いるなぁ」と思っていると、「目」が合い(目というか、額のサーモグラフィーカメラが見えてるのと、ラジオの周波数が合ったような感じ)何か話しかけられた。スウェーデン語だったが、なんとなくわかったことは

「色んな人が来て観察するの興味深い」
「博物館に展示されて、後世の役に立っててよかった」(こっちは曖昧だけど、でも展示されてるの悪い感じじゃないらしい)

みたいな感じだった。あと、多分船自体を引き上げて骨を回収した事に感謝してるかも?
私もそれは考古学者の情熱が無いと絶対にできないことだと思ったので、すごいなと感動していた。

そっかー。よかったなぁ。と思い。また展示をゆっくり見させてもらった。

ヴァーサ号自体にもたぶんいるんじゃないかなと思うけど、軍艦船が大きすぎるし遠すぎるのでわからない。甲板から誰か見下ろしてるかもしれないね。

私の感じる具合は、正月のおみくじぐらいの精度なので、当たるも八卦当たらずも八卦ということで。

実は聞こえてなかったとしても、そうなればいいなとは思ってます。(人がいすぎたり、こういった割り込みの回数が多いと妄想かわからなくなる時がある)

気になる方は、実際訪れるとよいかと思います。ヴァーサ号博物館は本当に面白いのでぜひ!

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