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事例から学ぶ|仕方がないけど、できたら避けたい!メキシコ飛行機トラブル

メキシコ国内旅行は楽しいのですが、残念ながら飛行機トラブルも多いのが現実。トラブルを完全に避けることはできませんが、私や夫が体験した事例と、それをもとにした対策をまとめてみました。

知らせは突然に。"5時間遅れます"

まず大前提として1-2時間の遅れは、遅延とは呼びません笑。というくらい、メキシコの航空会社は遅延(や欠航)が多発します。定刻出発できたらむしろラッキー!くらいに考えておくと、いざという時もイライラぜす、慌てないと思います。

今年の春、息子と二人でメキシコシティからモンテレイに戻る便の出発時刻は、さらっと5時間後に変更になりました。このときは前夜に時間変更のお知らせがちゃんと来たのと、予定通りの日には帰れたので、かなりマシな方だったかなと思います。(ホテルもレイトチェックアウト対応してくれたので良かったです。)  

ストも多いですし、理由不明で飛行機が欠航、時間変更になることは本当によくあります。そしてそのお知らせがメールで来ないこともあるんです。なので、旅行が近づいたら必ず、航空会社や旅行会社のサイトをまめにチェックするようにしてください。

またトランジットがある方は、ぜひ時間に余裕を持ったプランを!トランジット前後の飛行機は、同じ航空会社orアライアンスの航空会社で、まとめて予約すると良いです。同じ系列の飛行機だと、遅延しても後の飛行機が待ってくれることもあります。

乗ってびっくり!え?!あなたも同じ席?!

これは我が家が初めてカンクン行った時、帰りの便で起きたプチトラブル。当時息子が小さかったので、優先搭乗で早々に席に座っていると、なんと私と同じ席のチケットを持った女性が!お互いにチケットを見せ合って、おかしいねと話し、CAさんに話したところ、空いている席を案内され、後から来た女性が移動してくださいました。空席があったことと相手の女性が親切だったことで、ことなきを得ましたが、ただのオーバーブッキングではなく、飛行機に乗ってから同じ席のチケットを持った人が現れるなんて驚きました。

この時は事前に座席指定せず、搭乗日にカウンターで席を取ったのですが、このことがあってから、お金はかかりますが、必ず事前に座席指定をするようになりました。

メキシコの航空会社、普通の(?)オーバーブッキングもとても多いです。事前に座席指定しておけば、座席が確保される確率が高い(と思われる)ので、座席指定は個人的には必須かなと思います。

また座席指定していても、当日チェックインしようとしたらもう席がないと言われた友人もいます。こうなるともう防ぎようがないですが、チェックインをできるだけ早くすべく、WEBチェックインをするか、メキシコの場合は国内線でも2時間前くらいには空港にいたほうがベターです。

電光掲示板を信じるな!

これは夫が日本への出張時に、トランジットのメキシコシティ起きたハプニング。搭乗口を電光掲示板で確認し、ゲート前で待っていたところ、表示とは違うゲートから離陸。飛行機は行ってしまい、一晩を空港で過ごしたそうです。実は電光掲示板にもう一つ同じ便の情報が載っていて、そちらに記載のゲートが正しかったようなのです。 

その日、同じように乗り遅れた乗客が多く、また次にいつどこから飛ぶのかの情報も錯綜しており、乗り遅れた日本人でWhatssappグループが作られ、情報共有したそう。おかげで半日後の飛行機で、夫含めみなさん日本に無事に着いたようです。ちなみに同じ便に乗った人の中には、すでに空港で2泊していた人もいたとか。

(これはメキシコシティ(MEX)のターミナル2の話なのですが、このターミナル2は遅延や混乱やハプニングが多いターミナルだと、個人的に思っていて、私はできるだけ使用を避けていました。)

搭乗口がぎりぎりまで決まらないのか、ゲート名ではなくエリアで表示されていて、乗る直前まで搭乗口が不明だったり、直前に搭乗口が変わることもしばしば。

搭乗予定時刻になってもゲートがわからないようなら、近くのスタッフに聞く、同じ行き先っぽいお客さんと情報共有する、航空会社や空港のホームページをチェックする、などの方法で、できるだけ正しいと思われる搭乗口の情報を得るようにしましょう。

航空券の予約前にできることは?

できるだけ飛行機トラブルには会いたくない!というのは万人の願い。しかし航空券を取る前にできることはほぼない、というのが現状です。

メキシコの飛行機はLCCであってもそうでなくても、遅延欠航は多発。一年前まで安定していた航空会社が今年はいまいちだったりと、時期によっても不安定な航空会社がコロコロ変わり、どこの航空会社を選べばトラブルを避けられる、と断言することは難しいです。

ここで、確実な方法ではないですが、私が一つだけ実施していたテクニックをご紹介します。それは、航空券の予約前にFlightradar24という、飛行機をトラッキングするアプリで、予約しようとしている便の直近の運行状況を確認すること。路線によっては遅延や欠航が多いなどの傾向がわかるので、可能であればそうした便は避ければ、多少は飛行機トラブルを避けることができるかなと思います。

まとめ

以上をまとめると、メキシコでの飛行機トラブルを避けるためには、

  • 予約前にFlightradar24で直近の運行状況を確認する

  • トランジットがある場合は同じ航空会社orアライアンスの飛行機でまとめて予約する

  • 予約時は必ず座席指定をする

  • 旅行が近づいたらまめに航空会社や旅行会社のサイトを確認する

  • 可能であればウェブで事前チェックインを、難しい場合は空港に2時間前には着いてチェックインする(国内線であっても)

  • 空港の電光掲示板を鵜呑みにしない。直前にゲートが変わる可能性があることを心に留めておく。(航空会社のサイトでもゲートを確認する)

などをしておくと、トラブルを少しでも避けられるかなと思います。とはいえ、結局のところ以上を全て実施しても遅れる時は遅れるし、乗れない時は乗れません。ここまでつらつらと語りましたが、結局は、運です!笑

そんなトラブル多発の運任せの飛行機を使うなんて気が重い、と思うかもしれませんが、その大変さを凌駕するほど、メキシコには本当に素晴らしい場所が多いです。旅好きな方、新しい景色が見たい方は、飛行機トラブルはつきものだ、と念頭におきつつ、メキシコのさまざまな都市に是非足を伸ばしてくださいね。

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